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【年末特別企画】GAME Watch編集部員・ライター陣が選ぶ2017年オススメゲーム!

プレイして残念だったタイトルも選出

12月30日 発表

今年最大級のヒットと言えば、これ! 「PUBG」。弊誌の選出タイトルに選ばれているのか?

 なんか、気付けば年の瀬。気付けばあと3日かよ! 的な年末、いかがお過ごしでしょうか? 今年もこの1年を総括するときがやって参りました! 今年も数多くのゲームが発売・リリースされ読者の皆さんも楽しんでこられたことと思います。編集部員や弊誌執筆陣もまた、常日頃からたくさんのゲームをプレイし、楽しませて貰ってます。

 毎日ご紹介しているゲームタイトルは、もちろんお薦めすべきタイトルばかりですが、記事作成の時間が足らず、泣く泣くご紹介できなかったりすることもあります。この年末企画では編集部員、そして弊紙執筆陣含めて今年遊んだゲームの中で、自分のお薦めのゲームタイトルを推薦してしまおうという企画です。

 ゲームの中には、より多くの人にお勧めできるタイトルもあれば、もしかしたら万人受けはしないかもしれないけど、強くオススメしたいタイトルもあります。年末のこの企画では、編集部員、ライター陣が今年発売・リリースされたタイトルで、気になったものを3タイトル選んでもらい、同時にコメントをもらいました。読者の方には気になったコメントがあれば、ぜひ年末年始にゲームを手にとって頂き、プレイして頂きたいと思います。

 ちなみに今年「オススメタイトル」として1番票を集めたのは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」で8票という結果に! 圧倒的な強さでした。

2017年オススメタイトルはこれだ!

 今回、編集部員・ライター陣に選んで頂いたのは、プラットフォーム、メジャー/インディーによらず全てのゲームが対象となります。楽しかったもの、気になったタイトルを挙げてもらい、ぜひとも多くの方に遊んで欲しいなというものを、オススメコメントと共に挙げてもらいました。

 選んで頂いたタイトルを集計し多い順にご紹介していきます。

【ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド】
・任天堂
・Nintendo Switch/Wii U
https://www.nintendo.co.jp/zelda/index.html

「初めてオープンワールドになった『ゼルダの伝説』最新作が、これまでのオープンワールドゲームの常識を変えてしまった。『がんばりゲージがあればどこでも登っていける』という、相当無茶なシステムを構築しているにもかかわらず、最後まで破綻することなく、しかもプレーヤーを夢中にさせる内容に仕上げてきた開発陣の技術力に敬意を表したい。天才剣士リンクにゼルダ姫がコンプレックスを描くという人物設定も新鮮だった」

「どれほどプレイしても、何度も最初から遊び直しても、1度プレイし始めたら延々と遊び続けてしまう奇跡的な力を持っている作品。複雑過ぎることもなく、かといって浅いということもなく、誰もがその人なりの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の良さを見つける。その興味が満たされてもなおプレイを続けてしまう、脅威的な手触りと魅了の連鎖。まさに伝説」

「未知のマップを探索し、苦労の末に塔の頂上まで登ってシーカーストーンをセットした直後、視界が一気に広がったときの演出が最高に快感。メインストーリーそっちのけで、各所に点在するボコブリンのアジトを攻略するだけでも楽しかったですね。背後から不意討ちしたり、山の上から爆弾を転がしたり、爆弾矢で火攻めにしたり、池に突き落とて溺れさせたり……。野山を毎日駆け回ってた幼い頃を思い出しつつ、リンクとともに童心に帰って楽しく遊べました」

「やればやるほどフィールドに発見があり、上達があり、ハイラルを救う気持ちがむくむくと沸いてくる、これ以上のゲームデザインは今後数年は出会えないんじゃないかとすら思える秀逸なタイトル」

「オープンワールドの革命ともいえるタイトルと感じた。草原で風下から風上に火を放って敵を全滅させたり、崖の上から岩を落として崖下の敵を倒せたりと、次世代のオープンワールドではトレンドになりそうなリアリティのあり方を示したといえる。ぶっちゃけ歩き回るだけで面白いせいで本筋のストーリーが全然進まなくて困る」

「オープンワールドアクションを再定義したアクションRPGの傑作。トゥルーエンドを迎えるまでの日々は本当に楽しく、ゲームライフが最高に充実していた。隅々までクオリティが高いのにボリュームもたっぷり。やり込み要素も無限にある。こんなゲームはなかなかない」

「山を登り、谷を下り、野原を駆け巡る。世界の果てはあるけれど、とにかくどこまでも行けるのが魅力的。細かく作り込まれた世界は常に変化し続け、プレーヤーの工夫次第でどのようにでも難易度は変る。発売以降ずっと“住所ハイラル”で、こっちの世界に帰ってこられなかった」

「いろいろ褒めるところが多いゲームですが、感動したのは『赤い満月が出るとモンスターが復活する』というところ。単に復活するだけではなく、世界が赤く染まると邪悪なものが蘇るってシチュエーションがクールですよね。流れ星を深追いして、くっそ強いモンスターに瞬殺されたのもいい思い出」

【Undertale】
・Toby Fox(ハチノヨン)
・Windows/Mac OS X/PS4/PS Vita
https://undertale.jp/

「最初にPC版がリリースされた2015年にこのゲームの良さに気づくことができなかった己の不明さを恥じる。想像を遙かに超える濃厚なストーリー性、古き良き日本のゲームサウンドを思い出させてくれる良質のクラシックRPG。PS4版とPS Vita版でクロスプレイに対応してなかったのだけが残念」

「正直プレイ前は全く期待はしておらず、Steamでセールになっていたし、なんだか物凄く評判がいいらしいので買ってみるかーという軽いノリで購入したタイトル。いざ始めてみると暖かな2Dドットで描かれた世界、独特の戦闘システム、モンスターのくせにメチャクチャ人間臭い登場人物たち……と一気に『Undertale』ワールドに引き込まれてしまって、寝食を忘れてプレイした。特筆すべきはそのストーリーで、RPGの常識を覆すような展開が繰り広げられるのだが、これに関しては何も言えない。どうか前知識無しでプレイしてみてほしい」

「――エンディングまで、泣くんじゃない。“言わずと知れた”タイトルになってしまったけれど、何度プレイしたってボロボロ泣ける。登場するモンスターたちにはみんな濃厚なドラマがあって、その一端にちょびっとでも触れてしまった瞬間、ぼくは彼らと友達にならずにはいられなくなった」

【ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ】
・カプコン
・Nintendo Switch
http://www.capcom.co.jp/usf2/

「対戦格闘ゲームの基礎を確立させた超人気シリーズの最新作。ワンタッチで必殺技が出せる『LITE操作』や、16:9の画面に合わせて一新されたグラフィックス、本作ならではの新キャラクターなど独自要素が満載。シリーズ特有の操作感は健在で、経験者ならすぐに馴染むことができるはず。やはり対戦が面白く、いくら時間があってもあっという間になくなってしまうほど熱中できる。本気でやるならアーケードコントローラーが必須だろう」

「家にいながら全国の猛者達とオンライン対戦ができるという、今の時代では当たり前かもしれないが、1990年代の格ゲーブーム通った身としてはそれだけで熱いものがこみ上げてくる。さらに、新キャラクターまで追加されており、『ストリートファイター』シリーズ30周年を記念するタイトルとしてはこれ以上ない出来。年末年始もこのソフトで『俺より強いやつに会いにいく』予定だ」

「スーパーファミコン時代に、親指の皮が剥けるまでプレイした、絆創膏を貼ってプレイし続けた「ストII」が、ついにNintendo Switch版で登場。テーブルモードで肩を並べて、今度はJoy-Conを血に染める熱い闘いを楽しんでいる」

【Horizon Zero Dawn】
・ソニー・インタラクティブエンタテインメント(Guerrilla)
・PS4
http://www.jp.playstation.com/scej/title/horizonzerodawn/

「景色も主人公も、敵でさえもフォトジェニックで、ライターとしてゲームのスクリーンショットの撮り甲斐があった1本。オープンワールドで繰り広げられる様々なマシンを狩っていくアクションも手触りが良く、『狩りというのはこうあるべき』と思わずにはいられなかった。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がなければ今年のベスト1にもなれたはずの、悲運のタイトル」

「オープンワールドゲーム隆盛期を飾るにふさわしい完成度を誇る作品。広い世界を探索する楽しさ、バトルの緊張感、徐々に紐解かれていくストーリーと、文句のつけどころがない。難易度が選べるためアクションゲーム初心者でも十分に楽しめる全体設計もGOOD。迷わずプレイすることをオススメする」

【PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)】
・BlueHole
・Windows
http://www.playbattlegrounds.com/main.pu

「よくわからないまま飛行機からパラシュートで投下されて、廃墟と化した街で100人規模の殺し合い。みんなさっさと銃を手に入れてるのに、なぜかバール(のようなもの?)しか見つからず、ひたすら匍匐前進で安全地帯を目指す。こんな芋虫プレイでもトップ10に残れてしまう。そんな自由度が果てしなく面白いです」

「12月21日にPC版が正式リリースされた本作だが、正式リリース前にもかかわらず、今年何度もこのタイトルを目にした。動画配信もかなり盛り上がっていて、何本かの動画を見たのだが、プレイできなくても、他のプレーヤーのゲームプレイを見ているだけで楽しいうえに、ハラハラする緊張感が伝わってくるため見ていて飽きない。Xbox One版でもリリースされており、これからも注目したい作品」

【アズールレーン】
・Yostar
・Android/iOS
http://www.azurlane.jp/

「ライトなシューティングゲームとして、十分に遊べるタイトル。手動戦闘であればプレーヤーの力量がある程度出るので、敵弾のタイミングや攻撃方法を覚えて戦うのが楽しい。特に、ゼロ距離魚雷が決まったときなどは爽快の一言。地道な戦闘を繰り返すことで、それまで突破できなかったステージがクリアできるようになるなど、昔懐かしいRPGの匂いも感じ取れた。最近のアプリには珍しい、懐に優しい課金仕様もグッド」

「サービス開始当初は予備知識がなく『新しい「○コレ」フォロワー?』とスルーしたものの、ふと何気なく始めたら適度なシューティング要素にドハマり。第二次世界大戦前後の艦船を美少女擬人化し、それらを集めつつ育成し章だての海域を攻略。これだけだと一見そのへんにいくらでも転がっているソシャゲだが、基本的に課金要素がゆるい。とにかくゆるい。大丈夫? ってくらいゆるい。スキンなど攻略と関係ないところは結構なお値段だが、それを踏まえてもこんなにお財布に優しいソシャゲも珍しい。心配のあまり珍しく貿易証(500ダイヤ+30日間各資源追加。980円)を毎月課金……が、今めっちゃ勢いがでてTVCMも始まり杞憂もいいところ。この路線のまま長く続くことを期待してます」

【ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】
・スクウェア・エニックス
・PS4/3DS
http://www.dq11.jp/

「今年のNo.1タイトルといったらこれに限るだろう。ナンバリングシリーズらしく、圧倒的なボリュームでゲームをプレイできる『ドラゴンクエスト』はやっぱり楽しい。PS4とニンテンドー3DSで提供されたが、それぞれのプラットフォームに合わせた差別化もできており、どちらでも遊んでみたいと感じた。今年はこのタイトルなしでは語れないだろう」

「文句なく今年度の最高傑作。単にホストが出てくるだけのムービーと違って冒険心をくすぐるオープニング、巨大な謎が徐々に明らかにされていくストーリー、『ドラゴンクエスト』らしいシンプルかつコミカルな戦闘システムなど、すべての要素が非常に高いレベルでまとまっている。とくに3DS版のモード選択は、シンボルエンカウントが好きな人にもランダムエンカウントが好きな人にも対応できる最高のシステムと言えよう。

【バイオハザード7 レジデント イービル】
・カプコン
・PS4/Xbox One/Windows
http://www.capcom.co.jp/biohazard7/

「PS4での通常プレイ、PlayStation VRでのVRプレイの両方に対応したフルサイズボリュームの『バイオハザード』最新作を、2017年の1月に発売したという事実はやはり脅威的であり、優れたタイトル。12月14日にはお得な『ゴールド エディション』が発売され、DLCも配信されて『バイオハザード7』の物語を描ききった。VRでのプレイ時の恐怖体験は凄まじく、VRならではの魅力を100%活かしているので、PS VRを買ったらぜひ」

「アクションも重要だが、個人的には“恐い”『バイオハザード』帰ってきて嬉しいところ。オープニングからホラー全開でグッと引き込まれる。そしてホラー映画好きには様々な“あるある”もあるような気がするので、そういった意味でもたまらない!」

【ファイアーエムブレム ヒーローズ】
・任天堂
・Android/iOS
https://fire-emblem-heroes.com/ja/
「モバイル世代の若いゲーマーから、往年の『FE』ファンまで世代を問わず無理なく遊べるように、モバイル向けにゲームデザインを徹底的に最適化しているところが素晴らしい。歴代の名曲BGMもさりげなく挿入し、主人公を含む歴代の主要キャラクターも総出演。ミカヤの登場はいつですか!?」

「ついに任天堂がガチャを導入! シミュレーションとしては不足面もあると思うが、1年の間に多くのアップデートを経てかなり遊びやすくなってきた。まだまだ課題も多いが、今年リリースのスマートフォン向けタイトルの中では最もはまった1本」

【仁王】
・コーエーテクモゲームス
・PS4
http://www.gamecity.ne.jp/nioh/

「“死にゲー”と謳われながらも、プレーヤー側がこなせるアクションが多くバランス良好な作品。アクション中にタイミングよくボタンを押せばゲージが回復するシステムのおかげで、回避や追加攻撃が次々繋がる爽快感を味わえる。DLCステージの難易度が周回後の強化装備前提だったことだけが、やや残念」

 「体験版の頃は『DARK SOULS』や『Bloodborne』と比較する意見の多さにイライラさせられたものの、正式発売後は『仁王』独自の魅力が伝わったのか、そうした誤解も消えて(作った人でもないのに)一安心。相当キツい死に覚えゲーながら、絶品のロードの速さで『もう一丁!』と何度でも挑戦したくなる“手ごたえ”は良質アクションである証。こうなると気になるのは“続き”で、紆余曲折の塊みたいな作品だけにちょっと心配ではある。でも大丈夫ですよねきっと。

まだまだオススメしたいタイトル!

 以下、各1票のタイトルを掲載していく。

【1-2-Switch(ワンツースイッチ)】
・任天堂
・Nintendo Switch
https://www.nintendo.co.jp/switch/aacca/

「年齢を問わず遊べるミニゲームが揃っており、普段ゲームをしない人でも簡単操作で楽しめ、みんなで盛り上がれる点が素晴らしいと思った。ソーダのシュワシュワ感や箱の中のボールの感触など、Joy-ConのHD振動のすごさを体感できた」

【Dead by Daylight】
・Behaviour Interactive/Starbreeze
・Windows/PS4/Xbox One
http://www.deadbydaylight.com/

「人間4人、殺人鬼1人に分かれて遊ぶオンライン対戦ホラーゲーム。人間側はステージから脱出できれば勝ち。殺人鬼側は人間4人を皆殺しにすれば勝ちというシンプルなルールで、平たくいうと鬼ごっこである。『フレディ』や『レザーフェイス』など有名ホラー映画のキャラクターも参戦しており、映画好きにはたまらない1本。日本未発売のタイトルなのだが、国内のPS4で正常に起動できる。さらにゲーム内の言語も日本語に翻訳されるので英語が苦手な人にも安心だ。国産のゲームでは味わえない、このハラハラ感を1度体感してもらいたい」

【Getting Over It with Bennett Foddy】
・Bennett Foddy
・Windows/MacOS/iOS
http://www.foddy.net/2017/09/getting-over-it/

「特定の人に向けて誕生したゲーム。特定の人を、傷つけるために」というトップページ冒頭の日本語訳が強烈。壺にしか見えない釜に入った男がハンマーを振り回して宇宙を目指す。シュールさと凶悪なレベルデザインは“特定の人”……恐らくは炎上系ブログ、PVと金のためなら何でもやるクズ配信者たち、そして天性の嗅覚で吸い寄せられた修験ゲーマーのことを指すのだろう。『カイの冒険』や『海腹川背』を愛憎というコールタールで煮詰めたような作風。文句いいながらもやり続ける人だけが味わえる、苦くてすっぱくて最後に少しだけ救われて気持ちよくなれる果実だ」

【Grand Theft Auto Online】
・Rockstar Games
・PS4/Xbox One/Windows
https://www.rockstargames.com/GTAOnline/jp

「今年も魅力的なコンテンツが盛りだくさんで驚いた。特に年末にリリースされた強盗ミッション『ドゥームズディ』はストーリーも練りこまれており、『GTAオンライン』頑張りすぎだぜ!と思わされた名作。『GTA』の新作が出なくて悶々としてる人たちは今からでも遅くないので是非こちらをプレイしてほしいところ」

【HITMAN THE COMPETE FIRST SEASON】
・スクウェア・エニックス
・PS4/Xbox One/Windows
http://www.hitman.jp/top/

「美しい風景の中を人知れず進む暗殺者。ギミックの楽しさ、仕掛けの多さ、そしてフルローカライズによって道行く人の面白い会話まで楽しめる、とても素晴らしいゲームだった」

【Minecraft: Nintendo Switch Edition】
・Mojang
・Nintendo Switch
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000000412

「『Minecraft』の面白さは言わずもがなだが、そのNintendo Switch版を芸人“よゐこ”にプレイさせるプロモーション映像『よゐこのマイクラでサバイバル生活』(任天堂公式YouTubeチャンネルで配信)がヒットだった。芸歴27年のゲーム大好きコンビのトークのみならず、『Minecraft』のゲームシステムが2人の性格に見事にハマって、彼らが何か行動するだけで本作の面白さがダイレクトに伝わっている。この映像の公開以降、Nintendo Switch版以外の本作も売れているのだとか」

【NieR:Automata(ニーア オートマタ)】
・スクウェア・エニックス
・PS4/Windows
http://www.jp.square-enix.com/nierautomata/

「心を揺さぶられるゲーム体験としては、このタイトルを推さざるを得ない。グラフィックスの美麗さやキャラクターに一目置かれがちだが、それらを構成する世界観や設定といった軸がしっかり練られていることが個人的に素晴らしいと思う」

【PUZZLE BOBBLE JOURNEY】
・タイトー
・Android/iOS
https://www.taito.co.jp/mob/item/0000001593

「『パズルボブル』は、LINEゲームとしては登場していたが、今回懐かしさに負けて購入。『Ready Go!』のかけ声や、クリア後のメロディも、ドリキャス版『パズルボブル4』で遊んでいた時と同じで、ただただ懐かしい!今でもアミューズメント施設でアーケード版を見つけたら、ついついプレイしてしまう。私の中では『ぷよぷよ』シリーズ、『ミスタードリラー』シリーズと並ぶ中毒性の高い作品」

【STAR WARS/ジェダイ・チャレンジ】
・レノボ
・Android/iOS(専用デバイス)
https://www3.lenovo.com/jp/ja/jedichallenges/

「ビデオゲームというわけではないが、ARを組み合わせて作られた『STAR WARS/ジェダイ・チャレンジ』は、『スター・ウォーズ』シリーズのファンならオススメしたい作品。ARゴーグルを付けてのプレイは没入感が半端なく、目の前にいるドロイドやストームトルーパーたちとのライトセーバーによる戦闘はかなりリアル。ダース・ベイダーやダース・モール、カイロ・レンといったダークヒーローとの戦いはかなりアツくなる」

【Vainglory】
・Super Evil Megacorp
・Android/iOS
https://www.vainglorygame.com/

「スマホで本格的な対人が楽しめるMOBAタイトル。えてしてMOBAタイトルはその中毒性と反比例するかのように複雑なゲーム性になっているのだが、本作では親切なチュートリアルや公式動画によるサポートが手厚く、初心者に優しい作りになっている。2018年には5人対5人の新モードが導入されてより本格的なMOBAとしてリブートするので、今後どのような展開をみせるか非常に楽しみだ」

【V!勇者のくせになまいきだR】
・ソニー・インタラクティブエンタテインメント(アクワイア)
・PS4(PS VR)
https://www.jp.playstation.com/games/v-yuunama-r-ps4/

「魔王様、ムスメの日本語翻訳ボイスがついて、しかもVR。プレイ中のちょっとしたことでペラペラとにぎやかに喋ってくれる2人に愛しさすら感じる作品。箱庭を見下ろすような視点で展開される侵略は戦場を見下ろす軍師のよう。ムスメのかわいさに鼻の下のばしつつ、魔王様と一緒にグヘヘと笑いながら楽しく侵略活動に励める」

【アイカツ!フォトonステージ!!】
・バンダイナムコエンターテインメント
・Android/iOS
https://aikatsu-pos.bn-ent.net/

「テレビアニメ『アイカツ!』シリーズをテーマにしたリズムアクションだが、アーケードで稼働している同ジャンルのゲームに劣らない完成度。楽曲のクオリティは高く、難易度も幅広く選べるため、大人子供・初心者上級者問わず楽しめる。システムはKONAMIの『jubeat』ライクな感じだが、あれよりは易しめ。リズムアクション好きなら、プレイしておいて損はない」

【イースVIII -Lacrimosa of DANA-】
・日本ファルコム
・PS4
https://www.falcom.com/ys8_ps4/

「日本RPGの老舗・ファルコムの名作がPS4でリメイクされて登場。往年の『イース』シリーズを思わせるサウンドと複雑すぎないシステムは、懐かしさだけでなく斬新さすら感じさせる。無人島の探索を進めていくと、漂流村の住人が増えて施設が充実していくのも楽しい。難易度が高く、ともすれば投げっぱなしになることもある洋ゲーと違い、“遊びやすさ”に心を配った、良い意味で日本のRPGらしい作品に仕上がっている」

【大神 絶景版】
・カプコン
・PS4/Xbox One/Windows
http://www.capcom.co.jp/o-kami/zekkei/

「PS2版発売から11年。4Kに対応した“真の絶景版”とも言える本作は、まだプレイしたことのない人はもちろん、プレイ済みの人にもぜひ手に取ってほしいタイトル。“鳥獣戯画”や“神話”好きには、きっとたまらないはずです。カプコンさん、VRで“筆しらべ”やってみたいです。よろしくお願いします」

【拡張少女系トライナリー】
・コーエーテクモゲームス
・Android/iOS
http://apps.kakutora.com/

「リアルとアニメ、ゲームがリンクして様々なドラマが生まれるAndroid/iOSゲームアプリ。プレーヤーが選ぶ選択によって物語が変化し、プレーヤーたちの“総意”によって大きな流れを作っていく。2018年1月24日より新たな展開が始まるため、気になった方はぜひ今のうちにプレイを」

【巨影都市】
・バンダイナムコエンターテインメント
・PS4
http://knst.bn-ent.net/

「子供の頃に見た『ウルトラマン』や『ゴジラ』が実際の街に登場して、しかもその中を逃げ惑わなければならない状況を楽しめる不思議な作品。基本的には1本道で進んでいくのだが、巨大な生物の足元を逃げ回るという恐怖感はしっかりと再現されている。ちなみにウルトラマンには踏んづけられないが、ザラブ星人にはあっさりと踏みつけられるのでご用心を。登場するヒーローも多く、特撮ファンなら楽しめる作品だ」

【欅のキセキ】
・enish
・Android/iOS
https://keyakise.jp/

「アイドルグループ『欅坂46』に関する知識はそれほどないんだけど、やってみると非常に優秀なパズルゲームで、ゲーマーの人にもやってみて欲しい。同じ色のパズル玉を一筆書きの要領で3つ以上繋げて消していくだけなのだが、連鎖させるかコンボさせるのかトレードオフの関係であるにもかかわらず、両方を達成しないとクリアできない面があり、頭を悩ませる。爽快感もあってパズル好きはやって損は無いと思う」

【コール オブ デューティ ワールドウォーII】
・Activation
・PS4/Xbox One/Windows
https://www.jp.playstation.com/games/call-of-duty-wwii-ps4/

「戦場の怖さという意味では、『メダル オブ オナー』を初めてプレイした時の事を思い出した。戦場の怖さ、理不尽さをとてもうまく表現していたと思う。マルチプレイもシンプルで下手な筆者でもそこそこ活躍できるようになっていったのが楽しかった」

【三國志13 with パワーアップキット】
・コーエーテクモゲームス
・PS4/PS3/Xbox One/Windows/Nintendo Switch/PS Vita
http://www.gamecity.ne.jp/sangokushi13/wpk/

「間違いなく今年もっとも遊んだソフト。PS Vita版も含めると、プレイ時間は1,000時間を超えていると思われる。無印版でも十二分に楽しめたが、『PK版』になってさまざまな要素が追加され、面白さはさらにパワーアップ! なかでもイベント編集機能は、遊び方の幅を無限に広げる可能性を秘めた画期的なシステムと言える。コーエーのあくなきチャレンジ精神に乾杯したいのは、私だけではないはずだ」

【サンダークロス(アーケードアーカイブス)】
・ハムスター(KONAMI)
・PS4
http://www.hamster.co.jp/arcadearchives/thundercross.htm

「『アーケードアーカイブス』でリリースされると聞いて、小躍りした作品。約30年前のシューティングゲームだが、今プレイしても本当に面白い。KONAMIのシューティングとしては難易度は低めで、要所のパターンさえ覚えていれば、それほど苦労せず1周クリアができるのが嬉しい。更に、ステージの雰囲気にマッチした、耳に心地よく響く飽きの来ないBGMが最高。音楽CDも発売されているが、本作であればゲームプレイ中はずっと聞いていられるので、それだけで満足度100%。ゲーム本編も足せば、満足度200%!」

【シャドウ・オブ・ウォー】
・ワーナー(Monolith Production)
・PS4/Xbox One/Windows
https://warnerbros.co.jp/game/shadowofwar/

「モルドールのオーク達を支配していくゲーム。今回は軍隊を作り攻め入れるところにとても興奮させられた。オークと因縁が生まれるのが良い。殺したと思っても復活してきたり、逃げても追ってきたり、オークが恐ろしく、そして愛おしい」

【真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY】
・アトラス
・3DS
http://shin-megamitensei.jp/dsj/

「過去にDSで発売されたもののリメイク版。映像が格段に綺麗になっているのに加え、新キャラやイベント、さらにはダンジョンまで追加されて、さらにディープな内容になっている。どこでもセーブができるようになたので、通勤の時の電車内でのプレイが捗る捗る。相変わらずの難易度なので、歯ごたえのあるRPGを求めている人にはオススメ!」

【スーパーマリオ オデッセイ】
・任天堂
・Nintendo Switch
https://www.nintendo.co.jp/switch/aaaca/

「今作は、クッパを倒すまでの難易度はかなり抑えめにした印象ですね。各ワールド内でステージを細かく区切らず、中間ポイントの旗を数本立てるだけのオープンワールド的なマップ構成となり、テンポよくゲームが進むのも好印象でした。ただ欲を言えば、クッパを倒した後に『またチャレンジしよう!』と、さらなるモチベーションを促す演出がもっとあってもよかったですね。実際、『クッパに1回勝ったら、もうやらなくなっちゃった』と話す知人が何人かいましたので……」

【スプラトゥーン2】
・任天堂
・Nintendo Switch
https://www.nintendo.co.jp/switch/aab6a/index.html

「2017年でもっとも長時間プレイしたゲーム。決してモードが多いわけでもないのに、多くの人が熱中するのは、勝つためのセオリーが存在しないからだと思う。セオリーがないから、今もなお探求し続けるのだ」

【ゼノブレイド2】
・任天堂(モノリスソフト)
・Nintendo Switch
https://www.nintendo.co.jp/switch/adena/index.html

「前作譲りな、オンラインRPGの世界をオフラインで遊び尽くすような世界の広さとプレイボリューム。戦闘も理解度が進むと爽快感が出てくるし、中盤から終盤にかけてのストーリーの魅力とそれを見せていく演出の素晴らしさは今年のタイトルでもトップクラス。レアブレイドを当てたりタイガータイガーがしんどかったりと気になるところもあるが、それを差し引いてもプレイすべき1作」

【大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-】
・カプコン
・3DS
http://www.capcom.co.jp/dai-gyakuten2/

「今どき珍しいぐらいに前作ありきだが『前作ごとやればいいじゃんっていうかやるべきじゃん』」って簡単に言えるほどに良かった。物語、世界観、そしてキャラクターにテキストのキレの良さ。全てが噛み合って、『逆転裁判』というゲームデザインで表現できるほぼ100%と思える魅力を生んでいる」

【地球防衛軍5】
・コーエーテクモゲームス
・PS4
https://www.d3p.co.jp/edf5/

「爽快感と脳汁とクリーチャーどもの体液にまみれた大群粉砕アクションシューティング最新作。今作は兵科ごとの特徴が強化されたり、アイテムを拾いやすくなったなどプレイしやすさが格段に向上している。少々グロテスクな面があるのは人を選びそうなところだが、疲れた夜にひと稼ぎするとスカッと寝られる作品」

【鉄拳7】
・バンダイナムコエンターテインメント
・PS4/Xbox One/Windows
http://www.tk7.tekken-official.jp/

「他の格闘ゲームでいうところの“アーマー効果つきの技”や“超必殺技”が導入され、上級者が細かい技でネチネチ攻め続ける一方的な展開にはなりづらくなった。さらに、反応しづらい技を持つキャラが減ったこと等も、初心者への配慮が感じられる。23年シリーズをプレイしている筆者も納得の完成度」

【どうぶつタワーバトル】
・Yuta Yabuzaki
・Android/iOS
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.planet12.AnimalTowerBattle&hl=ja
https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%B6%E3%81%A4%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB/id1173389241?mt=8

「単純明快、Face to Faceでその場で盛り上がれる、世代を超えて遊べる……まだまだゲームは万人向けにおもしろいものがあるなと思わされたタイトル」

【どうぶつの森 ポケットキャンプ】
・任天堂
・Android/iOS
https://ac-pocketcamp.com/ja-JP/site

「木をゆすって果物を採ったり、釣りができたり、自分のキャンピングカーでいろいろな場所に移動して素材集めをしたり、スマホで手軽に『どうぶつの森』が楽しめる。時間がリアルタイムと連動しているので、休みの日には昼間の様子を楽しんでいる。新要素の『とあみ』は釣り竿でとれる魚などと違う種類のものが、一度に取れる時があるので楽しい。懐かしさもあり、スマホならではの期間限定イベントもあるので、まったりと長く楽しめる作品」

【ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期】
・スパイク・チュンソフト
・PS4/PS Vita
http://www.danganronpa.com/v3/

「これまで積み重ねてきたシステムと、これまででは絶対に味わえなかったストーリーの融合。2017年のスタートを飾る作品にして、もっとも大きな驚きを与えてくれた。第1話が終わった瞬間から、えも言われぬ興奮と背徳感に襲われた、類まれな作品」

【バンドリ! ガールズバンドパーティ!】
・ブシロード
・Android/iOS
https://bang-dream.bushimo.jp/

「リズムアクションゲームとしての質の高さ、ストーリーやキャラクターの見せかたと、あらゆる側面でワンランク上の“長く遊べるアプリ”を提示してくれた。TVアニメに登場しないキャラクターが人気を獲得したり、メディアミックスとしての底力にも可能性を感じた」

【ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター】
・スクウェア・エニックス
・Windows/MacOS/PS4
https://jp.finalfantasyxiv.com/stormblood/

「一年中こればかり遊んでいるので、入れざるを得ないという。最近ちょっとインテリアの勉強をしたら、がぜんハウジングに目覚めてしまい、散財しつつ必死で作ってます。上手な人はきちんとセオリーを守ってるんだなと今更のように感心したり。いろんな家具があるから、インテリアの実習にはピッタリで楽しいです!」

【リーグ・オブ・レジェンド】
・Riot Games
・Windows
https://jp.leagueoflegends.com/ja/

「RPGのような育成要素と、RTSのような戦略性、そしてチームで一丸となって勝利を目指すチームゲームとしての面白さが40分程度の1試合にギュッと濃縮された対人タイトル。1試合単位でレベルや装備やスコアなどは全てリセットされるので古参プレーヤーが有利ということも一切なく、差をつけるのは己のスキルと知識、そして少しの味方運のみ。毎試合全く異なる展開が繰り広げられるので、勝っても負けても『もう1試合……もう1試合……』と止め時を失ってしまう危険で幸せなタイトルだ」

【龍が如く 極2】
・セガゲームス
・PS4
http://ryu-ga-gotoku.com/kiwami2/

「“みんなの兄さん”真島吾朗が主役!?……と言っても過言ではない本作。本編を進めては解放されていく真島編は、兄さんファンならプレイしないという選択肢はない!また、今作でも魅力的なコラボ商品が登場しており、中でも「真島吾朗をイメージしたコラボレーション香水」では、抽選で1名に“真島建設ヘルメット”が当たるというキャンペーンも実施された。ヘルメット欲しかった!」

残念なタイトル

 これ以降は「残念だったなぁ」と感じたタイトルを挙げてもらった。こちらは選出されたからダメなのではなく、期待感の表れと感じていただきたい。「好きな題材だし、もう少し良くなったらなぁ」と感じるタイトルと出逢うこともあるだろう。

 人によっては違う意見を持たれる方もいらっしゃると思う。そういった点も含めて、お読み頂ければと思う。

【スプラトゥーン2】
・任天堂
・Nintendo Switch
https://www.nintendo.co.jp/switch/aab6a/index.html

「Nintendo Switchが好調でプレーヤーが爆発的に増えたこともあってか、本作の売りだった塗って勝つことよりも、率先して相手をキルしたほうが勝てるという勝負が主となってしまった印象。しかも塗りが強いブキだった『プロモデラーMG/RG』の塗り性能がアップデートで弱体化されたりして、ますます“塗り勢”は劣勢に。本作の『撃って倒すのが苦手でも、塗れば勝てる』という売り文句の説得力も薄まってしまった。一方ナワバリバトルでは、大勢のウデマエSの中にウデマエBの自分が放り込まれることもしばしば。ウデマエでマッチングしてはいないことはわかっているものの、釈然としないバトルが続く。よって最近はサーモンランを遊んでばかりです」

「サーモンラン以外の大半に納得いかない。すべて説明できるがそれは『2』の全否定につながるためあえて言及せず。代替がないから800時間以上やってるけど、やればやるほど『1』が恋しいし実際『1』に帰ると『2はこれを捨てたんだよなあ』と悲しくなる。フレンドたちと一緒にやれるサーモンランとリーグマッチが救いというか、今はそれしかやる気が起きない。他? ギアを作るのは楽しいかな……」

「話題沸騰、誰に聞いてもとにかく面白いからやれ! と言われる本作、個人的にも期待しまくりだった。運よくNintendo Switchも購入できたので意気揚々とプレイを開始するも、ジャイロによる視点移動にどうしても馴染めずプレイを断念。キャラクターも可愛いし対人戦も盛り上がっているということで、イカになりきれなかった自分が残念だ」

【1-2-Switch(ワンツースイッチ)】
・任天堂
・Nintendo Switch
https://www.nintendo.co.jp/switch/aacca/

「試遊の時にはかなり楽しめた印象だったので、Nintendo Switch発売と合わせて購入したのだが、特にやりこむゲームというわけでなく、『メイドインワリオ』的なミニゲーム集で、Nintendo Switchの機能を手軽に覚えられるだけのゲームなのですぐに飽きてしまった。もう少しひねりがあってもよかったのかと思う」

「1人で遊べないのは本当に残念。1人でこっそり訓練して人と遊ぶときに有利に立ちたい! というのができないので結局あんまり起動しないままになってしまった。というかこれ標準でROMに焼いておいてもらえた方がよかったような気も……Nintendo Switchの機能を紹介するための費用をユーザーが払わされてるような印象しかない」

【蒼き革命のヴァルキュリア】
・セガゲームス
・PS4/PS Vita
http://portal.valkyria.jp/azure/

「『ヴァルキュリア』の世界観に、大胆にアクション要素を取り入れたシリーズ最新作。なのだけど、バトル、ストーリー、AI、全体的に明らかな練り込み不足。初代『戦場のヴァルキュリア』が好きな筆者としては甚だ残念なゲームだった。『4』に期待してます」

「『ヴァルキュリア』シリーズの代名詞ともいえる描画システム『CANVAS』や、戦闘システム『BLiTZ』を排除してしまったところが非常に残念。2018年発売の『戦場のヴァルキュリア4』に期待してます」

【グランツーリスモSPORT】
・ソニー・インタラクティブエンタテインメント(ポリフォニー・デジタル)
・PS4
https://www.gran-turismo.com/jp/products/gtsport/

「4K/HDR/VR対応、オンラインでチャンピオンシップ、マナー概念の導入など、レースゲームとしての革新性ならピカイチ。しかし、キャリアモードがなく、収録車種/コース共に少なく、PS VR対応も中途半端と言わざるを得ない。手触りそのものはとても素晴らしいので、今後のアップデートで大幅に進化することを期待したい」

「発売当初のバージョンでは、収録車種の少なさやゲームとしての遊びの幅が狭いところが寂しかった。それらが現在進行形でアップデートによって充実していっているのは嬉しいものの、熱心なファンが飛びついた最初の印象が悪いと後にアップデートで良くしたとしても伝わりづらくなるが、そういうもったいなさの代表例な作品になってしまっているのでは」

【どうぶつの森 ポケットキャンプ】
・任天堂
・Android/iOS
https://ac-pocketcamp.com/ja-JP/site

「任天堂の他のモバイル作品と同様、任天堂らしい上質な手触りを備えたとても丁寧な作りだけど、初代からスローライフしてる人間としては、コアバリューのズレを強く感じた。遊びたかったのはモバイルに最適化された『ぶつ森』そのもので、キャンプライフではない。別荘を持てたり、博物館、水族館を作れたりしないのかな? 今後のアップデートに期待」

「ようやくLv.40を超えて(2017年12月20日時点)、フレンド周りの仕様に関して『いちいち』感が否めない。いちいちアバターをタップする、いちいちフレンド一覧を確認する、いちいちキャンプ場に行ってバザーを覗く……など」

【ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】
・スクウェア・エニックス
・PS4/3DS
http://www.dq11.jp/

「オススメタイトルにも推挙した今年最高のRPG。しかし、プレーヤーに『普段はアイテムなどを見落としにくい2Dで冒険したいが、イベントは迫力のある3Dで見たい』というジレンマを抱かせてしまうのが唯一の欠点と言える。どうして、上画面3D・下画面2Dのままで冒険を進めさせてくれなかったのか。上下の完全同期が難しいのなら、せめてフィールドやダンジョンでも2Dと3Dを切り替えられるようにしてほしかった」

「ふっかつのじゅもんの仕様が残念すぎた。両対応の発表があった時はセーブデータの連携は絶対あると期待していて、そうなったら電車などの移動中に3DSで経験値を上げて、家に帰ったらPS4でストーリーのメインを楽しむ、という遊び方をするつもりだったのに、セーブデータ同期ではなく本当に文字を入力するだけのふっかつのじゅもんになってしまった。遊び要素としてあってもいいけど、それとセーブデータ同期は別に分けて実装してほしかった」

このほかのタイトル

 以下、各1票のタイトルを掲載していく。

【ARK SURVIVAL EVOLVED】

「広大な無人島を探索するゲーム。食・衣服・住居の準備や、動物たちとの交流や戦闘など、遊べば遊ぶほど“やれること”が増えていく。ただ、明確なストーリーが無いため“目的”もプレーヤー自身が探さなければならない。現時点ではパッチによる調整が繰り返されており“未完の大器”といったところか」

【BLESS】

「残念の意味合いが少し違うかもしれない。『BLESS』は海外旅行をしているように美しい風景を楽しめるゲームなのだが、少々最適化に難があり、ほとんどのゲームを最高設定で遊べる我が家のPCでも真ん中かやや下くらいの設定にしないと快適にプレイできない。1回ダメ元で最高設定にしてみたことがあるのだが、それまで見えなかった木漏れ日が揺れて、息をのむほどに美しい世界になった。でも我が家のPCではそこで遊べない。残念だ……」

【Cuphead】

「アメリカのレトロなアニメーション風の手書アクションゲーム。見た目が非常に魅力的で、面白そう! と思っていたのだが、まさかこのゲームが難易度論争を引き起こすほどの超絶難易度だったとは。クリアできない=クソゲー論は今も昔もあるが、やっぱせっかく買ったらクリアしたい。縁がなかったとしか言えない残念さでした」

【Dragon's Dogma DARK ARISEN(ドラゴンズドグマ ダークアリズン)】

「2012年に発売した作品のリマスター版。オープンワールド創世記に登場した作品のため、あらためて遊ぶと世界がやや狭く感じ、システムに不便な点も見受けられる。それでもアクションの多彩さは現行のゲームと比べても遜色ない。現在展開中の『オンライン』とあわせて、今後が期待されるシリーズだ」

【Fallout 4 VR】

「実は、PC版の『Fallout 4』をクリアできていない。飽きたとかではなく、酔ってしまってプレイできないのだ。酔い緩和のMODも導入してみたが、結果はあまり変わらず1日20分程度でも苦行のようになってしまった。そんな経験があるくせに、VRであの世界を見ることができるという魅力に負けて購入したが、やっぱり酔って続けられない。家づくりとかいろいろやりたいのに……」

【LET IT DIE】

「操作性はイマイチながら、須田さんらしい独特の世界観、手ごたえのある難易度、シビアな周回要素でサービス開始直後は一気に登頂してジャッカルズを狩り続けるくらい猛烈にハマったが、バグ対応のありかたとアップデートのたびに行なわれる下方修正により42階以降の実装を待たずギブアップ。その後ノータッチですが諸々改善されていることを祈ります」

【PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-(パニパニ)】

「ガチャを廃した代わりに、モンスターからドロップする『カプセル』から装備や衣装などのアイテムが手に入る、というのがウリの本作。レアリティの高いカプセルも結構手に入るので狩りをするのがとても楽しかった……のだが、1つ開封する為に結構な数のモンスターを倒す必要があり、しかも複数同時開封は課金要素。カプセルも時限性で一定時間後には消えてしまうため、自分のペースで楽しむことができなかった」

【Prey】

「オープニングの演出はピカイチ。洋ゲーらしいまるで映画のようなゲームのスタートに心が躍る。始まってみると難易度が高めで、ティフォンとの戦闘がゲーム酔いしやすく辛かったので、(自分に)残念」

【RPGolf】

「『RPG+ゴルフ』ということで、なんかよくわからないけどインパクトは感じる、ゴルフだけに。と発表の時点から楽しみにしていたタイトル。実際ゴルフクラブを振り回してモンスターを蹴散らしつつゴルフをするというのは中々斬新で面白かったのだが、いかんせんマップが広すぎた。広さのわりにイベントやアイテムの設置数なども少なく、探索しても収穫がなかったりしたのが寂しいところ。今後もアップデートを予定しているということなので、今後に期待したい」

【Star Wars バトルフロント II】

「ガンシューティングがそれほど上手くない筆者でも十分楽しめるゲームバランス。残念なのは、やはり世界中で問題となってしまった“ルートボックス(ガチャ)”による成長・強化システム。課金がストップしている今、いたずらに時間だけがかかるシステムであるため、一刻も早い調整を願っている」

【The Town of Light】

「体験版でプレイして、演出かもしれないが、セリフが重なってしまうところがあって、その部分は少しわかりにくくて残念だった。物語を読み進めていくような感覚で作品の雰囲気を味わえ、薄暗い中でも、グラフィックスが綺麗でゲームの世界に入り込めた。テーマが少しシリアスなものだったが、ホラーゲームのような怖さはなく病院内を過去の秘密を解き明かしていくゲームシステムを楽しむことができた」

【Vertical Strike Endless Challenge】

「『無限に登場する敵を永遠に倒せ』というコンセプト通りであり、看板に全く偽りはないのだが、ゲームとして淡々としすぎていて『戦闘機を駆る楽しさ』としてもの足りない。メリハリのある楽しいフライトシューティングが出て欲しい」

【アルケミアストーリー】

「MMORPGファンが今年もっとも注目していたのではないかと思われるタイトル。キャラクターの髪形から体型、果ては眉の色まで設定できるメイキングシステムは見事の一言。好きなキャラクターと一緒に冒険できるYOMEシステムもすばらしい。非常によくできたアプリなのだが、ダウンロードの回数の多すぎ&長すぎが痛い。ダウンロードがあまりにも多く長いので、スマホのデータ通信量が心配になってしまった」

【カルチョビットA(アー)】

「無料でもかなり楽しめるのは確かですが、3DS版『カルチョビット』にはない、もっとスマホ版ならではの独自の面白さが盛り込まれていたらよかったですね。試合中の選手の思考が、3DS版と変わっているなどと公式サイトには書いてあるのですが、正直ビジュアル面と操作がタッチ・スワイプ方式に変わったこと以外に目立った変化・進化がなかったように思います。スリープ中でも試合が進行するのはとても便利なのですが……」

【巨影都市】

「アニメや特撮の巨大生物やメカがもし街を襲いに来たら……。このコンセプトを考えた人は天才か!? 期待値最大でプレイしてみると、ウルトラマンと怪獣ががほぼ背景で戦っているだけ……。もう少しガッツリ襲われるものだと思っていただけに肩透かし感は否めない。巨影に襲われるよりも、何故だか○○○に終始追い掛け回されていた印象が強かった。次回作があれば、もう少し巨影が襲いかかる恐怖感を味わえる感じを希望!」

【コール オブ デューティ ワールドウォーII】

「第2次世界大戦をテーマにした作品の世界観などに興味を持ったため、2回目となる9月に実施されたオープンβテストに参加してみたが、何度か試して、毎回すぐに蹴られて倒されショックだったため、ちょっと心が折れてしまった。戦争を題材としたゲームは苦手だが、ドキュメンタリー動画を見て、『本作をとおしてプレーヤーに現実の戦争について知って欲しい』との制作陣の思いを知り、年末に、1人でストーリーを進める『キャンペーン』でもう1度トライしてみようと思った」

【三國志13 with パワーアップキット(PS Vita版)】

「PC版はオススメタイトルに挙げたのに、PS Vita版は何ゆえ残念タイトルなのか? 確かに、PC版のユーザーインターフェイスをPS Vitaに落とし込み、まったく異なるコントローラで快適にプレイさせる操作性はすばらしい。が、いかんせんバグが多すぎる! プレーヤーは、『時間がなかったから、ここまでやりました』ではなく『時間がなかった“けど”ここまでやりました』というソフトでこそ遊びたいのだ」

【フィギュアヘッズ エース】

「稼働から2年ほどでオンラインサービスを終了した、『スクールオブラグナロク』と同じ筐体を使用した新作アーケードゲーム。……なのですが、設置店舗は都内近郊でもあまり見掛けず、また自身も稼働初日に都心のゲームセンターへ見に行ったところ、遊ぶ人をほとんど見かけませんでした。家庭用やPC、あるいはスマホ用としてある程度人気を得ているゲームを、ただアーケードに持ってきただけではブレイクしない、という厳しい現実を見せられた感がありますね……」

【スーパーボンバーマン R】

「本当にNintendo Switch実機でプレイしてからリリースした? と開発元に聞きたくなるレベルのインターフェイスの出来の悪さ。特に対戦をやろうとした時の操作のしにくさはちょっと信じられないレベル」

【スーパーマリオ オデッセイ】

「キャプチャー後の操作について、Joy-Conの状態によって発動しないモーションがあることが残念だった。それを除いては、マップ表示のデザインはおしゃれだし、手に汗握る3Dマリオ特有のアクションなど、仕掛け満載で楽しめるタイトル」

【ドローン・トゥ・デス】

「期待値が高すぎたのか、いざ配信されて遊んでみると思いのほか操作性がよろしくない。2対2だし最初からそれなりに取れているはずと踏んでいたゲームバランスもよろしくない。気づいたら『うーん……コンセプトは好きなんだけどなぁ』と無念のアンインストール。こういう作風のゲームほど基本部分を丁寧に作りこんで磨かないとダメということを再認識。とても惜しい」

【にょきにょき たびだち編】

「往年の『ぷよぷよ』と同様に、1度にたくさんの『にょき』が消える連鎖を組めたときの爽快感は相応にありますが、『ダイヤキュート!』、『ばよえ~ん!』などのボイスがまったく入っていないので、その快感が以前ほどではなかったですね。また、得点が『にょき』を消したとき以外に入らない(※方向キーの下を押して『にょき』を速く落としたときの加点や、クリア時のタイムボーナスがない、など)ため、スコアをとことん稼いでやろうというモチベーションもわきませんでした」

【パラッパラッパー】

「昔大好きでプレイていたので、懐かしさに飛びついて即購入。最初のステージのタマネギ先生を見た瞬間、懐かしさが溢れてきた! 映像は綺麗になっているし、ゲーム自体も良く出来ており、今やっても昔と変わらない面白さだ。じゃあどこに文句があるのかというと、改めて遊んでみるとボリューム不足感は否めない。詰まることなく進めば、1時間足らずでエンディングに辿り着けてしまう。幸い価格は安いので、懐かしみ代だと思えば納得できると思う」

【フォーオナー】

「侍・騎士・バイキングなど、古今東西の戦士たちが刃を交えるというだけでも男ならグッとくるものがある。2016年から発売を心待ちにしていたソフトだった。実際にプレイしてみてもものすごく楽しい! だが、惜しい部分も沢山あるのだ。4対4のチーム戦のみ、レベルや装備の能力がダイレクトに反映されるのだ。一見悪いことじゃないと思えるが、このシステムのせいでプレイ時間の差が圧倒的強さの差になってしまうのだ。そのためプレーヤーは減っていき、新規が入る隙もなく……といった所が残念である」

【マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝】

「『魔法少女まどか☆マギカ』という話題のキャラクターを使用したゲームと言うことでプレイしてみたものの、当方がアニメ本編しか見ていなかったため、それ以外のキャラクターが今ひとつわからず、ゲーム内ストーリーにのめり込む前に放置してしまった。個人的にガチャが渋く感じたのも、熱中できなかった一因か。戦闘シーンが、ただポチポチするだけにならないように工夫されているのは好感が持てた」

【リネージュ2 レボリューション】

「有名MMORPGを題材にした新作スマホ用MMORPG。デバイスのことを考えてかオート操作がメインに据えられ、クエスト進行だけでなくレベリングまでオートでこなせる。放置していてもキャラクターが育つため忙しい社会人にはオススメ……と言いたいところだが、ほぼオートであるせいか作業感が強くなるのが難点。大規模戦闘など魅力的なコンテンツはあるものの、体験できるのは大手の血盟(クラン)所属者だけとやや厳しめか」