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BXD、「ファミスタ」や「ドラゴンボール」などHTML5を活用した新プラットフォームの新規タイトルを発表
新プラットフォームの"ヒット"祈願、"神スイング"稲村亜美さんも登場!
2017年9月22日 00:43
BXDは9月21日、HTML5を活用したスマートフォン向けブラウザゲームの新プラットフォームにおける、新規タイトルをバンダイナムコエンターテインメントブースのステージイベントで発表した。
発表されたタイトルは「ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ」、「プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ」、「アイドルマスター」、そして「金色のガッシュベル」のIPを用いた新作タイトルの計4本。
イベントは「HTML5新プラットフォームタイトル発表会 稲村亜美の新フォーム神ヒット祈願!!」と銘打って、新プラットフォームの"ヒット"を、"神スイング"で知られる稲村亜美さんの新たなフォームによる"ヒット"とかけて行なわれた。
HTML5を活用した新規プラットフォーム
はじめに、登壇したBXD代表取締役社長の手塚晃司氏によりHTML5と新規プラットフォームについて説明が行なわれた。
そもそもHTMLとは古くからウェブサイトを作成する際に用いられている言語だ。HTML5はそれが「5回進化したようなもの」ということで、ブラウザ単体で動画や音声、グラフィックスの描写が可能となっており、よりゲームらしい表現ができる。
また、従来スマートフォンでゲームを遊ぶにはインストールが必要であったが、HTML5を用いればそうしたダウンロードやインストールが不要となり、すぐにゲームを開始できる。また、リアルのロケーションやおもちゃなどから入手したリンクURLやQRコードの読み取りだけで、容易にゲームとの連動が可能となるという。これにより、「日常生活を送りながらゲームを楽しむ」という新たな遊び方ができるようになると説明した。
新規プラットフォームは2018年春のサービス開始を予定しており、サービスの開始と同時に「ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ」、「プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ」、「アイドルマスター」の3タイトルをリリースするという。また、サードパーティからのタイトルリリースも予定しており、タイトルに連動したアイテムの展開も予定しているとのことだ。
リリースタイトル発表!
続いてはリリースタイトルの紹介が行なわれた。はじめに紹介された「ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ」はインストール不要で、未プレイのユーザーともすぐに一緒に遊ぶことができる、というHTML5プラットフォームのメリットが前面に押し出されており、「ドラゴンボール」IPの魅力もさることながら、プレイ開始が容易であることから対戦や協力といった要素が盛り上がるゲームになりそうだ。
次に紹介された「プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ」は、実在するプロ野球選手がカードとして登場するプロ野球ゲームで、カードが持つ多種多様なスキルを見極めてチームを編成するといった、戦略的な駆け引きを楽しむことができるという。
続いて「アイマス」シリーズ総合プロデューサーの坂上洋三氏が登壇するも、「今回は映像もなにもございません!」とあまりにも正直すぎる発表を行ない、会場の笑いを誘った。しかし、まだ公開はできないものの開発は進んでおり、キャラクターグラフィックは今までのシリーズとは毛色が異なるものの、「すんごく可愛い」とのことなので、今後の発表に期待したいところだ。
最後にサプライズとして「金色のガッシュベル」のIPを用いた新作タイトルが発表された。配信時期は「同時リリースの3タイトルよりは遅れる」ものの、開発は進行中だということで、原作に登場する「魔本」を再現したバトルが楽しめるとのことだ。
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