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「SUMMER LESSON サマーレッスン」生徒3人が降臨! 華やかに彩られたステージ
2017年9月21日 18:48
美少女と過ごす夏のひととき――世の男性諸君がおもわずときめいてしまうVR体験を提供するPlayStation VR用「SUMMER LESSON サマーレッスン」は、先日、ついに3人目のヒロイン“新城ちさと”が発表され、大きな注目を集めている。
東京ゲームショウ2017初日の本日、バンダイナムコエンターテインメントブースでは「SUMMER LESSON サマーレッスン 生徒3人揃ったよ! 新レッスンお披露目ステージ」と称し、宮本ひかり役の田毎なつみさん、アリソン・スノウ役の阿部里果さん、クリエイティブプロデューサーの原田勝弘氏、プロデューサーの玉置絢氏が登壇しただけでなく、このステージで初紹介となった新城ちさと役の畑中万里江さんも登場して、進化し続けるシリーズの魅力とこれからの展開を大いに語ってくれた。
「SUMMER LESSON サマーレッスン」の魅力をおさらい
開始早々、多忙な原田氏は一時降壇。玉置氏の主導で「SUMMER LESSON サマーレッスン」に登場するヒロインたちの魅力やシリーズコンセプトを、田毎さん、阿部さんとともに振り返った。
新ヒロイン・新城ちさとは、どんなコ?
3人目のヒロイン・新城ちさとは、ちょっと高飛車で古風なお嬢様。ひかりやアリソンとはまた違う、しとやかな雰囲気を醸し出す少女だ。ちさとを演じた畑中さんも登壇し、現代文化や流行の遊びを知りたがる彼女の魅力に迫った。
VRキャラは役作りも一味違う?
“声”を演じる声優さんも、VRキャラの役作りには苦労したようだ。田毎さん、阿部さん、畑中さんに3つの質問が設けられた。
――収録の際、モーションキャプチャーを使用したそうですが、これまでと違う演技で意識した部分は?
田毎さん「普段は気にしない“視線”や“まばたきの回数”などにも気を配らなければなりませんでした。また、ひかりちゃんはソフトボール部なので、バットを持って素振りの練習もしました。新鮮で楽しかったです」
阿部さん「アメリカから来たアリソンちゃんは、ジェスチャーの大きさを意識して演じました。普段の生活とはかけ離れたポーズをとることもあるので、特に演技中は“姿勢”に注意しました。猫背にならないように……とか」
畑中さん「ちさとちゃんは個性的でちょっと強気な性格ですので、手や足を組んだりするのですが、モーションキャプチャーの機材が全身にくっついていましたので、動作の演技が大変でした」
――モーション以外に、VRキャラを演じるうえで工夫した面はありますか?
田毎さん「キャラクターが目の前にいることを再現するために、“発音時の口の形”も意識して演じています。アニメーションや普通のゲームの場合は、セリフを当てる時間の中にセリフを収めればいいのですが、“あ、い、う、え、お”の口の形もあわせることには苦労しました。3人ともそうですが、“自分の顔”と向き合って演技するんです。自分の表情がどうなっているのかをたしかめながら……ちょっと恥ずかしかったです。一生分、自分の顔を眺めた気がします(笑)」
阿部さん「なるべく自分の声に近い、ナチュラルな声の作り方を意識しました。アニメキャラと違ってVRキャラクターはリアルなので、自分の声ではないキャラクターを演じようとすると、かえってイメージと違う声になってしまいました。アリソンちゃんはアメリカ人なので日本語はカタコトなのですが、役に決まった時から今まで、“自分が考えるカタコトの日本語”から特にイメージを変更していません」
畑中さん「私は逆に、ちさとちゃんの高飛車な性格はどこかアニメキャラクターのようなヒロイン像ですので、VR作品としてリアルな方向に近づけることに苦労しました」
――完成後、自分が演じたキャラクターをVRで体験して、どう思いましたか?
田毎さん「ここまで1年間ひかりちゃんを演じてきましたが、いつも明るく前向きなキャラクターなので、ひかりちゃんを演じている間は、自分自身も元気になることができました。これからもたくさんの“先生たち”を元気にしていってくれたら嬉しいです」
阿部さん「はじめてVR作品を体験し、おもわず“ここがユートピアか……”と自分自身が癒されました。思っていたよりもずっとキャラクターとの距離感も近く、アリソンちゃんを間近に感じてドキドキしたり……空気やニオイすらも感じられるくらいの現実感でした! ちょっと無防備なアリソンちゃんを是非体験してください!」
畑中さん「ちさとちゃんは、ひかりちゃんやアリソンちゃんと違って、つい“上から”言ってしまうコなので、ファンの皆さんに受け入れていただけるか少し不安でしたが、完成したちさとちゃんを見て安心しました……きっと大丈夫! 自分で言うのはおかしいですが、かわいい!(笑) これからも、たくさんの人たちに楽しんでいただければ幸いです」