ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル新情報発表会にて、PERFECT Dream Projectの詳細が明らかに！

　ブシロードとKLabは9月21日、東京ゲームショウ2017の会場にて開催した「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル新情報発表」にて、新規アプリ「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」の発表を行なった。合わせて、新たなスクールアイドル9名のキャストも公開。

　イベントの司会を務めたのは、Aqoursの高海千歌役を演じる伊波杏樹さん。最初に、「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル（以下スクフェス）」の全世界ユーザー数が4,000万人を突破したことが報告され、それを記念して10月1日からさまざまなキャンペーンが開始されることがアナウンスされた。ファンにとっては嬉しいものばかりなので、プレイしている人は公式サイトでチェックしておこう。

　そして、ついに今回の本題である「PERFECT Dream Project」が明かされることに！ ここではスペシャルゲストとして、μ’sの高坂穂乃果役を演じる新田恵海さんが登壇。会場からは大きな拍手で迎えられた。

伊波さんと新田さんは、2人で並んでステージに立つのは初めてだそうで、若干緊張していたとのこと

　そんな2人の口から語られた「PERFECT Dream Project」は、新規アプリとなる「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル ALL STARS（以下スクスタ）」だった。作品コンセプトは、“最強で最高のアイドルゲーム”。

　5つのポイントとして挙げられたなかで、最初に紹介されたのが“9人のフォーメーションダンスによるリズムアクション”。プロモーション映像が表示されたのだが、フォーメーションダンスシーンでは画面に映る9人が全員別々の振り付けで踊っていた。これを、1曲だけでなく全楽曲に採用。さらには、使用するスキルによって演出が変化する仕組みも取り入れており、これにより自分だけのライブを作り出すことができるようになったそうだ。

　2つめのポイントは、すべてが完全新作となるフルボイスのオリジナルストーリー。ストーリーコンセプトは、ラブライブ！シリーズのコンセプト“みんなと叶える物語”になぞらえて、今作では“あなたと叶える物語”。合わせて、μ’sとAqoursが同世代のスクールアイドルになることも発表された。これを受けて、ステージ上では伊波さんと新田さんが「私たち、同級生になれるんだね！」と感動する場面も。

　3つめは、カスタマイズ性の高い新しい育成システム。「部活システム」を通して成長したり、ツリーによる自由度の高い成長システムなどが採用されるそうで、メンバーのスキルを付け替えてスクールアイドルを自分色に育てていくとのこと。ただし、詳細については決まり次第お知らせするそうだ。

　4つめは、“スクフェスID”と呼ばれるIDの導入。1つのスクフェスIDがあれば、「スクスタ」、「スクフェス」両方が遊べるだけでなく、「スクフェス」のランクやプレイ状況が「スクスタ」にも反映されるとのこと。

　そして5つめとなるのが、「スクスタ」発の新しいスクールアイドルだ。ここで満を持して発表されたのが、「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の9人。伊波さんと新田さんに招かれ9人が登壇し、上原歩夢役の大西亜玖璃さんから順番に自己紹介が行なわれた。中須かすみ役の相良茉優さん、桜坂しずく役の前田佳織里さん、朝香果林役の久保田未夢さん、宮下 愛役の村上奈津実さん、近江彼方役の鬼頭明里さん、優木せつ菜役の楠木ともりさん、天王寺璃奈役の田中ちえ美さん、エマ・ヴェルデ役の指出毬亜さんと進んでいったのだが、最後に田中ちえ美さんが「すみません！ 順番を間違えました！」と“ごめんなさい”をするハプニングも（笑）。

　そんな11人の豪華キャスト陣が並ぶステージにて、新スクールアイドルに関する質問がいくつかなされた。スクールアイドル同好会というのは？ という質問に大西さんは「μ’sさんやAqoursさんとは違ってグループではなくソロで活動し、1人1人がライバルとして競い合っていきます」と答えた。

　本日がキャスト初お披露目ということで、その気持ちを聞かれた相良さんは「ステージに出るまではドキドキでしたが、今は嬉しい気持ちで一杯です。μ’sさんやAqoursさんと同じ舞台に立てたのも嬉しいです」とコメント。

　μ’sやAqoursと違い「スクフェス」から始まるスクールアイドルと言うことで、具体的にはどんなことをしていくのかと聞かれた前田さんは「今までは3つのWebサイトに分かれて活動していて、毎月ランキング企画を開催しています」と答えたところで、その最新の9月度マンスリーランキングがメンバーのスクールアイドル衣装と共に初公開された。各メンバーが着ている服装は個性的で、それぞれコンセプトが全然違っているという。

順位は、1位・優木せつ菜、2位・天王寺璃奈、3位・桜坂しずく、4位・中須かすみ、5位・朝香果林、6位・上原歩夢、7位・宮下 愛、8位・エマ・ヴェルデ、9位・近江彼方

　最後に、新田さんが「最初はμ’sという名前もなく、『ラブライブ』というコンテンツからスタートしました。2010年から始まり7年が経ちましたが、こんなに『ラブライブ』ファミリーが増えていくのがとっても嬉しいです。スクールアイドルの魅力がどんどん広がってきていることだと思います。これからもそれぞれの形で頑張っていきますので、末永くよろしくお願いします」とコメントして、イベントは幕を閉じた。