ASUS、「Oculus Ready」対応の高性能ミニPC「ROG GR8 II」を発売決定

　ASUS JAPANは、NVIDIA GeForce GTX1060を搭載するVR対応の高性能ミニゲーミングPC「ROG GR8 II（型番：6GT027Z）」を9月23日に発売する。価格はオープン。ASUS Shopでの販売価格は208,000円（税込）。

　「ROG GR8 II」は、VRヘッドセット「Oculus Rift」の推奨環境を満たした「Oculus Ready」PC。CPUには、4コア8スレッドに対応した第7世代インテルCore i7-7700プロセッサーを採用。GPUには、VR環境にも対応できるNVIDIA GeForce GTX 1060を搭載している。

　画面描画のカクつきやチラつきをなくすNVIDIA G-SYNC技術に対応し、対応液晶ディスプレイを使用することで快適にゲームを楽しむことができる。さらに、よりクリアな音質でゲームを楽しめるように設計されたゲーム用の「ROG SupremeFX」オーディオ機能を搭載し、Texas InstrumentsのRC4580オペアンプを搭載することで、ヘッドセットやヘッドホンを使用する際には、クリアで深みのあるサウンドを楽しめる。また、150Ωまでのハイインピーダンスヘッドホンにも対応している。

　ゲーム用に特化したオーディオ機能として、ゲーム内の音がする方向を画面上にグラフィカルに表示する「Sonic Radar III」機能を搭載し、「FPS」などで、敵の足音や銃声がする方向と距離を画面上に視覚的に表示でき、壁の向こう側にいる敵であっても事前に察知することが可能なため、ゲームを有利に進めることができる。

　ゲームコントローラーなどを接続できるUSBポートを6ポート搭載しており、VRヘッドセットなどを接続するHDMI端子は2つ、高解像度液晶などを接続できるDisplayPortを1つ備えている。画面出力端子は3つあるため、液晶ディスプレイを接続したままVRヘッドセットの使用が可能となっている。

　付属のソフトで設定を行なうことで、光の色や光り方を自由に変更できる「Aura Sync機能」に対応し、12種類の同期モードと10種類の発光パターンに800万色の発光色を設定可能。遊ぶゲームに合わせて光り方や色を変えるなど自分だけのイルミネーション設定でカスタマイズできる。

　他にもネットワークゲームの通信優先度を高める「GameFirst IV」機能を搭載し、有線LANと無線LANを同時に使用することで通信帯域を上げることができる「Multi-Gate Teaming」機能も備えている。

　CHERRY MXキースイッチの赤軸を採用したゲーミングキーボードと、操作性に優れたセパレートタイプのクリックボタンを備えたゲーム用マウスの「ROG Sica」が付属する。キーボードは暗闇でもキーの視認性に優れ、すべてのキーを同時に押しても各キーを認識できる全キー同時認識にも対応している。

【GR8 II-6GT027Z】
CPU：Core i7-7700
GPU：GeForce GTX1060（3GB）
メインメモリ：32GB DDR4
ストレージ：512GB SSD/1TB HDD
サイズ：88×299×281.3（幅×奥行き×高さ）mm
重量：約4kg（バッテリー装着時）
OS：Windows 10 Home 64ビット
価格：オープン（ASUS Shop販売価格：208,000円、税込）