ニュース

Gamescom 2017で大盛況の「FFXIV」ステージをレポート!

蛮神チャレンジや、コスプレ、対人大会で「FFXIV」を満喫

8月22日~26日開催

会場:ケルンメッセ

蛮神チャレンジのコーナー。多いときには4時間以上の待ち時間だった
ステージ前にある休憩コーナー。ソフトドリンクとソーセージを販売
カフェコーナーの壁に描かれたイラスト

 スクウェア・エニックスは、ドイツで開催されたGamescom 2017にブースを出展し、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター(以下、FFXIV)」や「ファイナルファンタジーXV」、「ディシディア ファイナルファンタジー エヌティー」、「Life Is Strange: Before the Storm」などを出展した。

 「FFXIV」のコーナーには、イベントではおなじみの蛮神チャレンジと、蛮神ルーレットのコーナーに、「ザ・フィースト」の大会やコスプレ大会用のステージなどが作られた。また、2つのチャレンジコンテンツの間にある休憩コーナーも「FFXIV」がハック。テーブルが「FFXIV」のイラストでデコレートされ、そこに体験版のディスクが置いてあった。

 蛮神チャレンジは、全部で6パーティぶん48台のPCが並んだ。挑戦できる蛮神はラクシュミとスサノオ。極蛮神では無いが、装備はジョブ専用のAF3、使い慣れない環境に加え、これが初めてのプレイという人も混じっているので、どのパーティもかなり苦戦していた。

 筆者が参加したラクシュミのパーティでも、DPSの数人と学者は今回が初めての体験ということで、全員が揃って立っている時間の方が少ないというくらいの苦戦を強いられた。ちなみにその時にはタンク2名がベテランっぽい女性で、彼女たちが頑張ってくれたお陰といってもいい。

 ヒーラーが両方落ちた瞬間もあったが、赤魔道士がいたお陰でなんとか立て直し、数回のLB3を放った末に勝利することができた。正直、何度ももうダメだなと思ったので、この勝利は嬉しかった。

 スサノオでも全滅しているパーティもあれば、楽勝のパーティもあったが、多くは死者を出しつつも立て直して勝利しており、短い時間ではあったが、「FFXIV」のパーティプレイを堪能しているようだった。ちなみにスサノオにも参加してみたが、この時には全員が光の精鋭戦士だったらしく、ガタツク事なく完璧な勝利を収めることができた。

 見事クリアしたパーティのメンバーは、こちらも定番となっているイベント報酬「I beat Lakshimi」と「I beat Susano」Tシャツと、参加賞のネックストラップ、よく冷えたモーグリのDr.ペッパーをもらえた。

 今回のGamescomでは、過去のイベントで手に入れた「I beat」Tシャツを着ている人も数多く見かけた。GamescomはE3のような新作発表の場であるとともに、ゲームが好きな人が集まって楽しむお祭り会場でもある。そういう場所で「FFXIV」が定番タイトルとして受け入れられているのは、日本人としても嬉しく感じた。

ステージではコスプレコンテストや「ザ・フィースト」大会

吉田氏のトークショー。ステージイベントは日本にもリアルタイムで配信された

 「FFXIV」ブースのステージでは、吉田氏や石川氏のトークショー、コスプレコンテストや対人大会など、会期中様々なイベントが開催されていた。

 3日目に開催されたコスプレコンテストでは、事前の書類審査で選ばれた20人のコスプレイヤーが力作を披露した。「紅蓮のリベレーター」ネタが多めだったが、オルシュファンや、戦士のレベル50ジョブ専用装備なども登場した。

 吉田直樹氏と、石川夏子氏、室内俊夫氏が審査員として登壇し、1位から3位までを発表した。3位は細部の作り込みが評価されモンクのレベル50ジョブ専用装備、2位はステージパフォーマンスでのゲーム再現度も完璧だった赤魔道士のレベル70ジョブ専用装備、そして1位は刺繍や髪型、メイクまで再現したヨツユのコスプレイヤーが獲得した。

 入賞者には賞品が贈られ、壇上で吉田氏らと記念撮影を行ない、ステージは幕を閉じた。ステージを見守る大勢の観衆の中には、「紅蓮」仕様のエスティニアンもいて、メインストーリーと同じように陰ながら見守っている様についつい笑ってしまった。

【コスプレコンテスト】
第2位を獲得した赤魔道士のコスプレ
優勝したヨツユのコスプレ
事前審査で選ばれた20人が参加
観衆の中には、そっと会場を見守るエスティニアンの姿が

 「ザ・フィースト」の大会は、22日から25日まで予選が開催され、最終日となる26日に準決勝と決勝戦が行なわれた。決勝に勝ち残ったAngeredとFantastiche 5が対戦した。Angeredは暗黒騎士、占星術師、竜騎士、機工士、Fantastiche 5はナイト、白魔道士、モンク、吟遊詩人という組み合わせ。

 決勝では、Angeredはヒーラーに、Fantastiche 5はDPSを主に狙ってきた。Angeredがヒーラーを落とすことができた時には、回復がいないDPSもまとめて落ちて大量得点の獲得につながっていたが、Fantastiche 5のヒーラーはかなりタフネスで、ヒーラーを落とすために前に出過ぎたDPSが逆に落とされることも相次ぎ、最終的にはFantastiche 5が3本先取で圧倒的な強さを見せた。

【ザ・フィースト】
決勝大会の様子
優勝したFantastiche 5のチームメンバー