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「レゴ」シリーズの新作3本を試遊レポート
ゲーム版「ニンジャゴー」は大人も大満足のハイクオリティ
2017年8月27日 01:21
ワーナー・ブラザース テレビジョン&ホームエンターテイメントは、自社のブースで「レゴ」シリーズから3つのタイトルを出展した。今回、すべて試遊することができたので、インプレッションをお届けしたい。
触ってきたのは、日本では映画の公開に合わせた10月19日に発売予定の、プレイステーション 4/Nintendo Switch用アクションアドベンチャー「レゴ ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム」。日本では、11月12日に発売されるSwitch版「レゴ ワールド 目指せマスタービルダー」、そして北米で11月14日に発売予定されるPS4/Xbox One/Nintendo Switch/Windows用の「Lego Marvel Superheroes 2」の3本。
レゴ好きも、大人も子供も一緒に遊べる、3タイトルをまとめて紹介したい。
映画の世界そのままに楽しめる「レゴ ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム」
「レゴ ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム」は、映画「レゴ ニンジャゴー ムービー」をベースにしたアクションゲーム。今回は登場人物のうち、カイとコールの2人を操作しつつ、ゲーム序盤のチュートリアル的なステージをプレイした。
映画の予告編と同様に、平和だった町に突然闇の軍勢が襲来する。カイとコールの2人はメカドラゴンに乗って敵の戦闘機を迎撃する。ここでのミッションは、戦闘機を5機迎撃するというもの。子供も遊ぶゲームなので、何をすればいいのかは画面の中央に大きく表示されるため、ドイツ語クライアントでも困ることなくプレイできた。
所定の数を撃破すると、ビルの中に下り立ち、ここからは動きのチュートリアルを兼ねた戦闘になる。カイはQTEでコンボを繰り出すことができ、うまくつなげれば、空中に相手を打ち上げて何度も切り付けながら自らも上昇していくというスピーディな技を見ることができる。また、残像を残しつつ、敵の前後から素早く何度も切り付ける連続攻撃もある。コールは武器のハンマーを振り回すパワータイプ。このハンマーは攻撃だけではなく、作った装置のスイッチを押す時などにも使用する。
レゴのゲームに共通している、パーツから何かを作るという要素は本作にも様々な部分で盛り込まれている。例えば、オフィスにあったコピー械を壊して、窓に穴をあけるためのレーザー発射装置を作ったり、壊れた敵の機械からミサイル発射装置を作ったりできる。ステージで進行が止まった時には、たいていはそうやって何かを作ることで状況を打開することができるようになっている。
試遊では、そうやってルートを開いた後、今後はニンジャらしい2段ジャンプや壁走りで移動する。最後はロープを伝って外に飛び出し、待機していたロボットに乗り込んでいく。試遊バージョンはそこで終了した。説明してくれたスタッフによれば、この試遊バージョンではリニアな一本道をたどっていくが、ここから以降のプレイはオープンワールドの中を自由に探索できるようになるのだそうだ。
確かに子供向けのゲームではあるが、迫力満点の演出やリッチなグラフィックスなど大人でも十分に楽しめる品質のゲームだ。4人までが画面分割で同時に遊べるバトルマップもあるので、お子さんと一緒になって楽しんでみてはどうだろう。
レゴ版サンドボックス「レゴ ワールド 目指せマスタービルダー」
すでに発売されているPS4版に続いて、Nintendo Switch版が発売される。大きな変更点はなく、PS4と同じように遊ぶことができる。
本作は、オープンワールドな世界に降り立った主人公が、冒険したり、乗り物に乗ったり、畑を耕したり、家を作ったりとやりたいことを自分で見つけて遊んでいくサンドボックス型のゲーム。惑星のパーツはすべてレゴブロックでできており、地面も建物も、自由に組み立てたり壊したりすることができる。
惑星には、草原や砂漠、町や海、雪と氷に閉ざされた山や火山地帯など、さまざまな地形の場所があり、多くの人や動物がすんでいる。ワールド内のキャラクターからはクエストを受けることもできる。また、あちこちに車や馬などの乗り物が転がっており、自由に乗ることもできる。
マーベルの人気キャラクターが勢ぞろいした「Lego Marvel Superheroes 2」
キャプテン・アメリカやソー、ミズ・マーベルなどマーベルの人気キャラクター4人を操作して、敵と戦うアクションゲーム。試遊では、キャプテン・アメリカ、ソー、ロキ、ミズ・マーベルの4人を切り替えつつ操作して、巨大なボスと戦った。ボスバトルには段階があり、ただ攻撃しているだけでは勝つことができない。まずは、ロキのものを凍らせる能力を使って燃えている砲台の火を消す。それをミズ・マーベルが修理した後、今度はキャプテン・アメリカの盾を使ってスイッチを入れるといったように、キャラクターごとの特性を生かして、操作を入れ替えながら作業を進める。
もちろんその間にも敵は襲ってくる。自分が操作していないキャラはAIが動かしてくれるので、他の3人と協力しつつ雑魚を蹴散らしていく。本作は4人までのマルチプレイも可能なので、AIではなく、友達と4人の協力プレイでも同じことができる。
使えるヒーローは、ハルクなど現時点でわかっているだけで80体。いきなりすべてが使えるわけではなく、アンロックしていくことで使用できるキャラクターが増えていく。ちなみ、すべて触った印象では、本作の操作が最も難しかった。続編のファンアイテムということもあり、子供向けっぽい見た目ではあるが、むしろマーベル好きの大人に向けたファンアイテムという要素が強いのかなと思えた。
©2017 The LEGO Group. THE LEGO NINJAGO MOVIE © The LEGO Group & WBEI.
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