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板垣伴信氏、ヴァルハラゲームスタジオの代表取締役CTOを退任
「私と仕事をしたいと言ってくれる若い開発者達に、私なりのゲーム作りの知見を伝えたい」
2017年8月24日 17:16
ヴァルハラゲームスタジオは8月24日、同社の代表取締役CTOを務める板垣伴信氏が退任すると発表した。板垣氏は最高顧問に就任している。
退任理由については「一身上の都合によるもの」としているが、リリースで退任理由を明らかにしており、これまでのゲームなど娯楽作品の制作スタイルを変え、「私と仕事をしたいと言ってくれる、世界各国の若い開発者やスタジオの方々に、私なりのゲーム作り、遊び作りについての知見を伝え、より深く貢献していこうと考えております」とコメントを寄せている。
【板垣伴信より皆様へ(ニュースリリースより引用)】
私、板垣伴信は、このたびヴァルハラゲームスタジオの代表取締役を退任し、同社の最高顧問に就任いたしました。私は創業者の一人ですから、なぜ今回このような判断をしたか、皆様にご説明する義務があると思います。
今年の四月一日で、私は五十歳になりました。これまでは、一つのゲーム開発に従属的に没頭し、そのゲームを魅力あふれる物にすることに、昼夜を問わず全てのすべての時間を使ってきました。そしてそのゲームが出来上がれば、また次のゲームの開発へと向かう。そんな風にして、数々のゲームを作り上げてきました。
実は、以前から決めていたことなのですが、私は五十歳を節目にして、ゲーム業界、娯楽業界での自分の身の置き方を変えます。自分や自分の会社のためだけではなく、私と仕事をしたいと言ってくれる、世界各国の若い開発者やスタジオの方々に、私なりのゲーム作り、遊び作りについての知見を伝え、ゲーム業界にこれまで以上に広く、深く貢献していこうと考えております。
もちろんヴァルハラゲームスタジオについても例外ではありません。最高顧問として同社のゲーム開発について、若きスタッフたちに全面的に協力をして参ります。
ファンの皆様、ゲーム業界関係者の皆様には、これからもヴァルハラゲームスタジオ並びに板垣伴信のご支援のほど、よろしくお願いいたします。