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「World of Warships」、ユニーク艦長第1弾“山本五十六”やイギリス戦艦ツリーなど今後のアップデート情報を続々発表!
2017年8月3日 19:11
ウォーゲーミングジャパンは8月3日、本社会議室にてプレスカンファレンスを開催し、オンライン海戦ストラテジーゲーム「World of Warships」のアップデート情報を公開した。
今回発表されたものは、近日実装予定のものから8月から9月に掛けて順次実装予定のコンテンツ。「World of Warships」APACプロデューサーの柳沼恒史氏が初公開の素材も交えながら紹介してくれた。
最初に紹介されたのは「ユニーク艦長」と名付けられた固有名、固有スキルを持つ新要素で、第1弾として日本ツリー向けの山本五十六が公開された。
山本五十六は、戦闘中に消耗品が増えるという固有スキルを備えた海軍元帥で、「山本五十六ミッション」と呼ばれる常設のミッションをすべてクリアすることで入手できる。同ミッションはアカウントレベル9から挑戦可能で、比較的初心者でも取得が可能。ミッションは5つで構成され、1つクリアする毎にコレクションアイテムも手に入る。
このユニーク艦長システムは、定例コンテンツのひとつとして位置づけられており、第2弾にはアメリカの提督を予定。今後は、アニメに登場した艦長なども登場予定で、特に歴史にこだわらず、幅広いキャラクターを登場させる方針と言うことだ。
続いて紹介されたのは、イギリス戦艦ツリー。現行の巡洋艦ツリーから派生する形でTier III~Xの戦艦を一気に追加する。このイギリス戦艦ツリーは、未実装のコンテンツでもっともリクエストが多かったツリーということで、基本的な方向性としては低Tier帯は装甲が厚く、高Tier帯は戦艦には珍しく高隠蔽という特性を持ち、現在開発中のバージョンでは、TierX戦艦Conquerorは11kmの距離まで隠れることができ、ギリギリまで近寄ってAP弾で敵艦の防郭を打ち破る“巡洋艦キラー”という味付けになっているという。
柳沼氏によれば、イギリス戦艦ツリーは、まだTierもビジュアルも確定ではないということだが、Tier IIIから順番に、Bellrophon、Orion、Iron Duke、Queen Elizabeth、Nelson、King George、Lion、Conquerorを見せてくれた。日本や米国と並んで史上有名な艦が多く、世界中で人気を集めそうだ。実装時期はまだ確定しておらず、8月から9月頃を予定。
そしてもうひとつの発表が、「パンアジア駆逐艦ツリー」。現在Tier VIとTier VIIIに実装されているAnshan(鞍山)、Lo Yang(洛陽)に続く、ツリーの存在しないアジア地域の駆逐艦を集めたツリーが拡充される。一気に10隻実装予定で、いずれもプレミアム艦ではなく、通常艦として実装される。
具体的な艦名や内容については明らかにされなかったが、“日本で建造され、戦後に海外に行った艦艇”というヒントを出してくれた。柳沼氏は、パンアジアツリーは、他の国のようにコンセプトが明確ではなく、所属によってバラバラで、Tierによって大きく特徴が変わるところがポイントと説明。「歴史的な背景を楽しみながら操縦して貰えれば」と抱負を述べていた。具体的な内容や実装時期などについては近日アナウンス予定としている。
また「ハイスクール・フリート」に続く新規コラボも計画中であることが発表された。本来は本日発表予定だが、契約が間に合わなかったという。TGSまでには準備を整え正式発表したいということなので、期待して待ちたいところだ。