ニュース

神話構想RPG「The Lost Child」に登場するモンスター“アストラル”を公開

モンスターのモデルは、様々な神話の神々や実際にいた人物、幻獣など

8月24日 発売予定

価格:6,800円(税別)

CEROレーティング:B(12歳以上対象)

 角川ゲームスは、8月24日発売予定のプレイステーション 4/Playstation Vita用神話構想RPG「The Lost Child」の最新情報を公開した。価格は6,800円(税別)。

 「The Lost Child」は、2011年に発売された3Dアクションゲーム「エルシャダイ」の系譜を継ぎ、新たなる“神話構想”の世界を楽しめるRPG。

 本作では、主人公の伊吹隼人が冒険する地上界と異世界との狭間“レイヤー”に、多くのモンスター“アストラル”が登場する。これらのモデルは、様々な神話の神々や実際にいた人物、幻獣。今回はその一部が公開された。

神話構想RPG「The Lost Child」

 オカルト雑誌のライターである隼人は、とある事件を取材中にアストラル(天使・悪魔・堕天使)を捕縛し、使役することができる神殺しの魔銃 “ガンゴール”を授かる。

 天界から派遣された天使“ルア”とともに続発する怪奇事件の調査をすすめていく隼人。果たして、隼人の直面することとなる天魔抗争の真実とは?

モンスター“アストラル”の紹介(一部)

悪魔

 本来は異界に潜むが、天界による悪魔捕縛計画を察し、阻止しようとレイヤー(境界世界)で蠢く。

【パンドラ】

 ギリシャ神話に登場する女性で、その名は“すべての贈り物”を意味する。プロメテウスが人類に火を与えたことに怒ったゼウスが、人類に災いをもたらすために作った女性とされる。

【パンドラ】

【岡田以蔵】

 幕末4大人斬りのひとり。“人斬り以蔵”のニつ名で知られる。我流で剣を学びながら桃井道場に入門するも、免許皆伝には至らなかった。一時は勝海舟の護衛を務めた。

【岡田以蔵】

【イフリート】

 イスラム教における堕天使で、悪霊に近い性質を持つ魔神。性格は獰猛かつ短気で、炎を自在に操る。知能があまり高くないため舌先3寸で丸め込まれることも多い。ジンとは同族とされ、アラビアンナイトのランプの魔神として有名。

【イフリート】

【インキュバス】

 “横たわる”という語源を持つ悪魔。女性の夢の中に現われるため夢魔とも呼ばれる。標的となった女性の寝室にコウモリに化けて侵入し、悪魔の子を妊娠させるという。姿を変える能力を持つが、その正体はひどく醜いとされる。

【インキュバス】

【ウロボロス】

 「死と再生」や「不老不死」などの様々な循環を司る蛇神。その名は“尾を飲み込む蛇”を意味する。世界蛇・ヨルムンガンドを原型に持つとされ、その名の示す通り高い生命力を持つ。蛇の習性ゆえに獰猛で、獲物を丸呑みにしようと襲いかかる。

【ウロボロス】

【バフォメット】

 キリスト教の悪魔で、黒ミサを司っている。上級6大悪魔のひとりともされる大物。語源はムハンマドの古フランス語をもじったものと言われるが、様々な異説があり定かではない。山羊の頭を持つとされることが多い。

【バフォメット】

堕天使

 人と共に在るために、地上界の平穏を求め、天使と悪魔の抗争に干渉する。

【アトラク=ナクア】

 ツァトゥグァと共に幽閉されていた蜘蛛の神。全身が黒檀色で覆われており、甲高い声を出すといわれている。暗黒の地下世界で巨大な巣を張っているがその目的不明。

【アトラク=ナクア】

【メフィストフェレス】

 その名は“光を愛さない者”、“光を憎むもの”を意味する。ルシファーの代行者とも言われ、冷淡で意地悪な性格が特徴。召喚された場合は死後の魂と引き換えに様々な願いをかなえるという。

【メフィストフェレス】

【アスラ】

 元来は神族であったとされるが、次第にディーヴァと対立する悪神・鬼神となった。不死の存在ではないが、自らに想像を絶する厳しい苦行を課すことによって強大な力を獲得したとされる。

 仏教においては帝釈天に挑み続け闘争を好む。3つの顔と六本の腕を持ち、赤黒い身体をしているという。

【アスラ】

【ヤクシニー】

 富の神クーベラに仕える“超自然的存在”ヒマラヤ山中の秘宝を守護しており、豊満な胸とくびれた腰を備える肉感的な美女。血肉を喰らう悪鬼である反面、正法を守り善人を守護する一面もある。仏教では夜叉と呼ばれ、毘沙門天の眷属である。

【ヤクシニー】

【ムルキベル】

 ギリシャ神話の火と鍛冶の神。ゼウスとヘラの子で、ヘイバイストスとも呼ばれる。オリュンポスの宮殿内の鍛冶場で神楯アイギスや地上最初の女パンドラを作ったとされる。

 足が不自由とされたが、強い火の力を持ちアレスを退けたりアキレウスを他の神から守ったりしたという。

【ムルキベル】

【テュポーン】

 ギリシャ神話に登場する神で、ゼウス最大の敵とされる。ゼウスに対するガイアの怒りによって生み出され、あらゆる怪物の王とされる。

 宇宙に達するほど巨大とされるが、最後は女神に騙され力を失いエトナ火山の下敷きにされたという。手に持つ槍を一振りすれば山々が消し飛ぶほどの力を持つという。

【テュポーン】

天使

 悪魔を捕縛するため、地上界に干渉する。その多くが謎に包まれた存在。

【イリス】
 ギリシャ神話の神タウマースと女神エレクトラの娘。女神ヘラの忠実な部下であり、虹を司る女神である。“彼女が飛んだ後には虹がかかる”と言われる。女面鳥身の怪物ハーピーの姉でもある。

【イリス】

【ケルビム】

 エデンの園の東側を守護するという智天使。絶大な威力の炎の剣を持ち、足元の車輪は全方向への素早い移動を可能とする。その戦闘性とは裏腹に、語源は“知識”または“仲裁する者”である。

【ケルビム】

【アルテミス】

 ギリシア神話に登場する。アポロンの妹でありオリュンポス12神の1柱。月の化身であり、弓を持ち狩猟にも長ける。怒らせると容赦がない報復が行われるところは兄弟で近しい気質がある。

【アルテミス】

【ラグエル】

 その名は“神の友人”を意味する。天使の行ないを監視する役割を持ち、また神の命令で終末のラッパを吹くとされる。その役割にふさわしい警察的な意匠の外見をしている。

【ラグエル】

【バステト】

 太陽の瞳を持つといわれるエジプトの女神。ラーの娘ともいわれ、その眼は地上を監視するためにあるとされる。聖なる獣とされていた猫の頭を持ち、豊穣や多産を司っている。ファラオの守護者としての役割を持ち、人間を病気や悪霊から守る女神とされる。

【バステト】