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【ワンフェス2017夏】バンダイブースには「ミレニアム・ファルコン」や「メカコレクション ドラゴンボール」の新作が! さらに「ジプシー・アベンジャー」も
2017年7月31日 21:30
ワンダーフェスティバル2017夏の企業ブースには、今回もバンダイブースが出展されていた。今年冬の展示と同様にガンプラはなく、「スター・ウォーズ」シリーズや「フィギュアライズ」シリーズなどの最新のプラモデルを中心に出展していた。
「スター・ウォーズ」のコーナーでは、現在プレミアムバンダイで予約を受け付けている「PERFECT GRADE 1/72 ミレニアム・ファルコン」の完成見本と、「スター・ウォーズ」公開時に作られたミレニアム・ファルコンの撮影モデルに関する詳しい解説なども展示された。
密輸商人だったハン・ソロの宇宙船として「エピソードIV 新たなる希望」に登場したこのミレニアム・ファルコン。本製品は同作で作られた「1.7mの撮影用モデル」を1/72スケールに落とし込んだものだ。この「1.7mの撮影用モデル」は、北米で公開された1977年当時に一般流通していたプラモデルの部品を要所に流用していることで知られ、船体に無数に施されたディテールの一部は、戦車やレーシングカーなどのパーツが使われているのだ。
当時プラモデル事業を立ち上げたばかりのバンダイの製品も使用され、特に機体上面の装甲版が外れてむき出しになった内部メカのディテールとなった「1/48 ヤクト・パンサー」の存在は、当時のSFファンや模型ファンに影響を与えたとされる。この「PERFECT GRADE 1/72 ミレニアム・ファルコン」でももちろんそのディテールは再現されていて、展示された完成見本でもそれを確認することができた。価格は43,200円(税込、送料別)で、7月31日現在は9月の2次発送分の予約が受付中だ。
「ドラゴンボール」に搭乗したメカニックをコレクションサイズでキット化する「メカコレクション ドラゴンボール」は、新たなシリーズ展開を思わせる試作品が出展されていた。今回参考出品されたのは、同作に登場する宇宙船の数々だ。
これまでと同じコレクションサイズのようだが、大小のものが存在するためスケールは統一されていないようで、フィギュアも付属していない。それでも本作を象徴する独創的な宇宙船がラインナップされ、コレクションはさらに楽しくなりそうだ。発売日、価格等は全て未定だ。
バンダイの各シリーズの新製品が並ぶ中、単独で出展されていたのが、2018年公開予定の「パシフィック・リム:アップライジング」に登場予定のイェーガー「ジプシー・アベンジャー」だ。同じバンダイの「ROBOT魂」でも発売予定となっている機体だが、プラモデル化も予定されているようだ。
キットについての詳細はまだ明かされていなかったが、「スター・ウォーズ」シリーズなどと同様にプラモデルとして手に取りやすく、作って楽しめる製品としての価値に期待できそうだ。