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【東京おもちゃショー2017】ウルトラマン、ライダーが人気のバンダイブース
全長48cmの「ミレニアム・ファルコン」や、揚げ物ができる玩具まで!
2017年6月1日 20:06
東京おもちゃショーのバンダイブースは、ウルトラマン、仮面ライダーなどのキャラクター商品が中心だ。特に7月から新番組として始まる「ウルトラマンジード」は、新商品の展開が活発だった。
中心となるのは変身アイテム「DXジードライザー」。ウルトラマンジードは“悪のウルトラマン”である、「ベリアル」の息子で、最初は自身の出自を知らず、ウルトラマンゼロと協力してベリアルに立ち向かうという。
ジードライザーはウルトラマン達の力を封じ込めたカプセルを使用して変身するアイテムで、「装填ナックル」に2つのウルトラマンのカプセルをセット、ジードライザーでスキャンすることで変身音声と、中央の透明な部分の色が変わる。初期にはカプセルは4つ付属しており、組み合わせで色が変わる。光る部分はDNAの塩基配列のような形になっているのも面白い。ちなみにカプセルの1つはベリアルのものだという。どのようなストリーが展開するのだろうか。
大きな盛り上がりを見せているのが「仮面ライダーエグゼイド」最初の頃こそゲームキャラクターを意識したエキセントリックなライダーが賛否両論となったものの、ストーリーキャラクター共に好評であり、特に子供達の人気が高いとのこと。
通常だと販売されないような“色替え”のアイテムも人気となり、ヒロインである「ポッピーピポパポ」の変身アイテムは通常「女性ヒーローの商品は売れない」と、商品化されないことも多いのだが、こちらも好評だという。さらにYouTubeで展開するオリジナルストーリーのグッズも好評で、「仮面ライダーエグゼイド」はかなりのヒットとなっているとのことだ。
女児向け玩具としては、「クッキンぷっちん」という商品が面白かった。様々な食べ物を粘土で作っていく「おままごと」用玩具なのだが、ケーキセットは実際のパティシエの道具を思わせるミニチュアがついていて、リアルに飾り付けができるなど凝っている。そして揚げ物セットでは、フライドポテトやドーナツの生地を液体に浸すと、実際に油で揚げたような細かい泡が立ち上るのだ!
これは生地に重曹が練り込まれており、これが水に触れることで炭酸ガスを発生させるという仕組みだ。もちろん加熱などしていないし、重曹の量も少ないので危険はない。実際に油で揚げているような“風景”を作り出せる、ユニークなアイディアである。
「脱出お化け屋敷ゲーム」はお化け屋敷に迷い込んだプレーヤー達が力を合わせてオービー家に立ち向かうボードゲーム。1980年代に大ヒットとなったゲームのリメイクだ。リメイクに当たり「スマホアプリ」に対応、あるコマに止まると、スマホをかざしてお化けを探し出すARゲームをプレイし、その結果が後の展開に繋がる。最先端の要素を組み込んだボードゲームだ。
そしてホビー事業部のプラモデルも力が入っていた。1/72、全長48cmの「PG ミレニアム・ファルコン」を出展していた。近日プレミアムバンダイで予約を開始するという。価格は43,200円(税込)となるとのことだ。機種の穴の中の側面までの作り込みや、映画のファルコン号が負っている傷も細部までモールドで再現しているところ、発光ギミックなど、これまでの「ミレニアム・ファルコン」の商品では到達できなかった、映画の小道具のようなクオリティを目指して製作されているという。
もう1つが静岡ホビーショーでも出展されていた「ハイレゾリューションモデル ウィングガンダムゼロ(EW)」。複合素材を使ったフレームに装甲をかぶせる形で作っていくモデルで、各所の成形色や、装甲の可動、さらには新解釈による「飛行形態」への変形など、様々なアイディアを盛り込んだものになるという。これらも注目である。