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「マジック」で世界を学ぼう! ウィザーズが子供達をシアトルに招待
「Magic: The Gathering YOUTH AMBASSADOR PROGRAM」記者発表会
2017年7月24日 20:58
カードゲーム「Magic: The Gathering」のウィザーズ・オブ・ザ・コーストは、子どもたちに世界を学んでもらうことを目的とした育成支援プログラム「Magic: The Gathering YOUTH AMBASSADOR PROGRAM」を本年より開始した。
今回の取り組みは、世界を舞台に活躍することを夢見る子供たちへ「Magic: The Gathering」を通して、語学や国際情勢の勉強、異国の空気や文化、価値観に触れ合う機会、知性と感性を磨く特別な体験を提供したい、という思いから生まれた育成支援プログラムだ。
夏休み中の5泊7日を利用して行なわれるこのプログラムは、アメリカのシアトルで、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト、マイクロソフト、アマゾンといった世界的企業の見学や、そこで働く人々と「Magic: The Gathering」を通して様々な交流が行なわれる。
7月24日、東京・港区のスパイラルホールで行なわれた記者発表会では、全国300人の応募の中から選ばれた5名の“ユースアンバサダー”の子供たちが登場。さらに、世界をまたにかけて活躍し、自身も「Magic: The Gathering」をプレイしていた経験を持つ、お笑い芸人の厚切りジェイソンさんが駆けつけ、子供たちにエールを送った。
真木氏、岩崎氏の後にゲストの厚切りジェイソンさんがステージに登場。厚切りさんは、「Magic: The Gathering YOUTH AMBASSADOR PROGRAM」について、世界の人と交流することによって、新しい発想が生まれる。アイデアをぶつけ合うことで、さらなるアイデアが生まれる。それだけで人はどんどん成長していくと、プログラムを高く評価。「Magic」については、中学・高校のころにハマっていたとのことで、小規模の大会では優勝したこともあったそうだ。
厚切りさんのトークの後、アンバサダーの子供たちがステージに登場し、1人ずつ自己紹介した。子供達は、将来目指す職業について、国際弁護士、ソフト開発者、「Magic: The Gathering」のプロプレーヤー、エンターテイナー、研究者など、それぞれが将来の夢について語った。
「Magic」のプロプレーヤーを目指す船曳倫太郎さんは、これまで別のカードゲームをプレイしていたらしいのだが、父親の勧めで「Magic」をプレイし、一気にハマってしまったと、ゲームを始めたきっかけを明かした。ちなみに、すでに父親の実力を超えてしまったとのこと。
石井 明日葉さんは、大のトレーディングカードゲーム好きで、「Magic」について、戦略が面白いと絶賛。ゲームを通じて友達の輪も広がっていると、友好関係に良い影響を与えていることを明かした。自宅に友達を呼び、大会を開くこともあるそうだ。
石井さんはプログラムの勉強もしており、簡単なゲームなら作れるくらいの腕前を持っているのだという。自分で作ったゲームで弟と遊んだり、プログラミング教室の先生に見せたりすることもあるとのことだ。
中島継人さんは、今回のプログラムに参加して、新しい友だちと出会ったり、知らない世界を見てみたいと語った。岡林美怜さんは、エンターテイナーとして、世界中の人々を笑顔にすることを目標としているという。会場では、得意のヒップホップダンスを披露していた。木原悠生さんは、将来は研究者になって病気の人を救いたいとコメント。趣味の泥だんご作りのエピソードを披露し、会場を笑わせていた。
最後に厚切りさんは、「Magic: The Gathering YOUTH AMBASSADOR PROGRAM」は世界に出る大きなチャンスであるとコメント。「やりたいことを思い切りやってほしい。失敗を恐れず前向きに頑張れば、きっと良い人生になっていくと思う」と、子供たちにエールを送った。