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「LOST ORDER」、世界観とキャラクターについての最新情報を公開

クローズドβテスト参加者も募集中!

【クローズドβテスト参加者募集】

~7月19日まで

 Cygamesは、新作となるスマートフォン用リアルタイムタクティクス「LOST ORDER」の世界観とキャラクターについての最新情報を公開した。リリース時期は未定。

 本作は、運命に翻弄される4人の若者が夢の都「ゴールドヘヴン」を舞台に冒険を繰り広げるリアルタイムタクティクスゲームで、ゲームクリエイターの松野泰己氏とイラストレーターの吉田明彦氏がメインとなり制作されている。プレーヤーはキャラクターをカスタマイズしながら、リアルタイムで展開される戦略バトルに挑んでいく。

 公式サイトにてゲームの様子を確認できるトレーラーも公開されている。

【「ロストオーダー」トレーラームービー】

クローズドβテスト参加者募集中

 現在、クローズドβテスト参加者を公式サイトにて募集中。募集期間は7月19日15時まで。クローズドβテストの応募は1人1回のみ。応募者多数の場合は、抽選のうえ参加者を決定する。クローズドβテストの実施期間は、参加者宛に別途通知される。

「LOST ORDER」の世界観とキャラクターについて

キャラクター概要

・「リーヴァイ・アグラヴェイン Levi Agravane」(27歳)

ヒュマノ族 男性
CV:平田 広明
Class:探偵騎士/Swashbuckler
 近接攻撃を得意とするアタッカー。剣の腕はもとより、義手に仕込まれたボウガンでの攻撃も強力。

「謎と冒険に人生を捧げる探偵騎士」

 騎士の爵位を有する小説家。原稿とにらみ合いを続ける一方で未開のジャングルへ探索に出ていく冒険家でもある。また、犯罪学に精通しており、アドバイザーとしてしばしば警察に協力している。本人は小説家を本業だとしているが、世間での認知は「探偵騎士」の二つ名に見られるとおり。

 左目と左腕を失っており義眼と義手を装着している。失った経緯については「愛した女と別れた時に置いてきた」とうそぶき、真相は不明である。

・「ビアンカ・ウィテカー Bianca Witecca」(17歳)

ヒュマノ族 女性
CV:ゆかな
Class:ウィッチ/Witch
 攻撃魔法を得意とするサポーター。ビアンカは特に「火」属性の魔法に精通している。

「美貌と才能に恵まれたうら若き魔女」

 近年まれに見る魔術師と名高いウィテカー姉妹の姉。ハイティーンと思えない妖艶な風貌の美女であり、言い寄る男性は後を絶たない。

 その華やかな外見と印象から高慢だと思われがちだが、才能にあぐらをかくことなく、日々学び続ける努力家である。妹ディライラの資質を誰よりも認めている。それゆえディライラの自己中心的でわがままな振る舞いが気になってしかたなく、口を出しては姉妹ゲンカを勃発させている。

・「パルム・リンドバーグ Palm Lindberg」(17歳)

ヒュマノ族 女性
CV:伊藤 かな恵
Class:空賊/Sky Pirate
 魔法とスナイプを得意とするアタッカー兼ヒーラー。荒々しい攻撃方法にはまだ馴染めないようだ。

「空賊に憧れる夢見がちな少女」

 人から名前を聞かれれば、彼女は「空賊パルム・リンドバーグ!」と答えるだろう。しかし、実際はただ空賊に憧れているだけの少女である。病死した幼なじみの夢を継ぎ空賊を目指したが、どうしても犯罪行為に踏み切れなかったのだ。

 そんな中、義賊として名高い空賊フラッヴと出会い、強引に弟子入り。一人前の空賊になるべく日々励んでいる。

・「イーサン・グレイ・メイナードEthan Gray Meynard」(49歳)

ヒュマノ族 男性
CV:三上 哲
Class:男爵/Baron
 爵位とは裏腹に近接武器・トンファーを操るアタッカー。素早い連撃で相手をノックダウン。

「“すべて”を持つ滅都(みやこ)の統治者」

 エルネスト国内でも屈指の財力を誇る資産家、メイナード家の一員。当主ジョナサンは兄にあたる。名門貴族の古いしきたりを嫌って自由奔放な生活を送ってきたが、ゴールドヘヴンにおけるメイナード家の事業責任者が死去したことにより、その跡を継ぐことになった。身分を気にせず接する姿勢はウケがよく、各界に様々な人脈を持っている。ゲームではNPCとして登場。

世界観について

 世界観について、スクリーンショットとともに紹介したい。

【ゴールドヘヴン】

 約600年ほど前に発見された新大陸イルガデア。海岸沿いの小さな“瀬”に誕生した港町アルシュラドは植民都市のひとつである。本国と他の植民都市との中継基地として発展したアルシュラドは金鉱脈の発見により、さらに移民が殺到することになった。いわゆるゴールドラッシュである。

 産業革命以後、四方を荒れ地と海に囲まれたアルシュラドは横への拡張を諦め、上への成長を選んだ。本国をしのぐ摩天楼が次々と建設され、多階層構造の複雑な都市へその様相を変えていった。

 急速な発展は公害と貧富の差を生み出した。蒸気機関から常に排出される煙は都市を覆い、人々は外出時に防塵マスクを着用するほど。そのため、陽があたり綺麗な空気の上層には貴族や富裕層が、煙と蒸気に覆われた下層は貧困者や無法者が暮らすエリアとなったのだ。

 富と栄光を手にできる夢の都「ゴールドヘヴン」、いつしか人々はこの街をそう呼ぶようになった。だが、それは同時に、成功と破滅を振り分ける審判の門でもあったのだ。

【ゴールドヘヴン上層】

 ゴールドヘヴンの上層区。比較的空気が澄んでおり、陽の光が差す。行政や金融の中心地であり、富裕層の住む高級住宅街でもある。

 ゴールドヘヴンにおける実力者は、出自の貴賤を問わず、ビジネスによって地位を築いた者が多くを占める。貧しい生まれであっても商才さえあれば成功を望めるのは、歴史の浅い植民都市ならでは。

 一方で宗主国であるエルネスト共和国によって貴族たちには社会的特権が与えられている。身分による格差は露骨といってよく、上層の一部区域は平民の立ち入りを禁止している。

【ゴールドヘヴン中層】

 ゴールドヘヴンの中層区。商業、工業関係の施設が多く、雇用主である上層民と労働者である下層民の双方が行き交うエリアである。

 労働者は旧大陸からの移民が圧倒的に多いと言われている。長く続く戦乱によって住処や職を失った者たちが、ゴールドヘヴンに流入してきているためである。それは同時に宗主国エルネストの経済が疲弊していることを意味するが、皮肉なことに新大陸の豊富な資源が、すなわちゴールドヘヴンが本国を支えているのである。本国による経済的搾取は独立運動が盛んになった大きな要因である。

【ウォルシュプール大河】

 ゴールドヘヴン郊外を流れる大河の周辺一帯を指し、巨大なテーブルロックから無数の瀑布が落ちる。河のほとりには線路跡など、新大陸入植時の痕跡が残る。

 新大陸には先住民の他にリザードマンやゴブリンといった亜人もおり、郊外のいたるところに集落を作って暮らしている。彼らは独自の言語、文化を持ち、互いに無用な争いを避けることで生活圏を維持してきたが、人間(ヒュマノ族、ヴァレア族、ラング族などの総称)たちの入植と開拓によってその均衡も崩れつつある。

【タムワース大峡谷】

 ゴールドヘヴンの郊外に広がる峡谷。乾燥した赤土の荒野に、古代魔法文明の遺跡やダンジョンがある。

 遺跡の多くは朽ち果てているが、中には形をとどめているものもあり、トレジャーハンターたちがこぞって探索している。なお、当局は原則として遺跡への侵入を推奨していない。

 元より街の外はミアズマと呼ばれる瘴気に覆われ、人間の活動には不向きである。それゆえ無法地帯といっても過言ではなく、空賊や海賊といった自由人たちはしばしば郊外に根城を築くという。