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オンラインFPS「カウンターストライクオンライン2」発表会を開催
2017年6月17日 14:39
6月16日、ネクソンはPC用新作ゲームサービス「カウンターストライクオンライン2(以下、CSO2)」の発表会を開催した。「CSO2」は、プレーヤーが対テロ特殊部隊、もしくはテロリストとなって対戦を行なうオンラインFPS「カウンターストライク」シリーズの最新作。本発表会開催と同時にティザーサイトも公開された。
本発表会では、まずネクソンコリアの「CSO2」開発室開発ディレクターであるイェ・ジョンギュ氏が登壇。イェ氏は「韓国、中国、台湾に続いて日本でも『CSO2』を紹介することができ、大変うれしく思っています」とコメントした。さらに、本作はまず“伝統”と“新しさ”を融合させる主義をもって開発されたということを明かした。
続けてゲーム運用チームプロジェクトマネージャーのイ・チヒョン氏が登場し、ゲームの概要を説明。
「“伝統”と“新しさ”の融合」というスローガンの通り、これまでのシリーズの伝統を継承しつつ、プレーヤーに新しい体験をもたらすため、従来の人気コンテンツを残しつつも、現環境におけるトレンドにあわせて、キャラクターをはじめとしたグラフィックスなどのデザインが一新された。
グラフィックスの進化はキャラクターだけにはとどまらず、フィールドマップにおいても既存の人気フィールドの雰囲気は壊すことなく、よりリアルさを追求して作られている。
また「CSO2」では、既存コンテンツの強化だけではなく、新たなコンテンツが多数用意されていることが明かされた。
一通りの発表を終えたのち、ステージには「CSO」シリーズの有名プレーヤーである、元プロゲーマーのNoppo氏が登壇し、実際の操作画面に触れた。Noppo氏は、「前作に比べ、UIなどが強化され、遊びやすい仕様になっている」とコメント。
続けて「カスタムモード」の紹介が行なわれた。このモードではルームの作成が可能で、ゲームモードの選択、マップ選択やラウンドの設定、武器制限などの細かいルールまで定めることができる。さらに、本作からの追加要素として「放送許容」というものがある。この機能によって、対戦を他のプレーヤーが観戦することができるようになる。実際の観戦画面はネット放送における大会配信に似た画面が表示されるのも嬉しいポイントだ。
イ氏が「CSO2」の様々な要素の紹介を終え、最後にネクソンコリアのプロジェクトマネージャーのキム・ヨンソク氏が登場。現在の開発状況や今後のスケジュールが公開された。同時に、イ氏の紹介にあったコンテンツに加え、日本でのサービス開始に向けた新キャラクターや新武器、新マップなどの開発が進んでいることを明かしていた。
サービス開始後は本作におけるクラシックミッションを活性化するため、ランキング戦や大会を開催するなどのイベントを随時行なっていくことも発表された。ランキング戦は“勝利”、“敗北”、“Kill”、“Death”という4つの項目から、評価によって点数が付与され自分の階級が決定するというもの。
最後に本作のサービス開始までの日程が公開された。7月26日に正式なサービスが開始されるが、7月12日よりオープンβテストが予定されていることを明かした。βテストではランキング戦を開始する前の安定性をテストするための先行シーズンが設けられ、7月12日から16日の期間にかけて実施されるとのこと。
さらに今回、オープンβテストに先駆けて先行体験会が実施されることも明らかにされた。7月1日には大阪、7月2日に東京で実施される。こちらは6月16日から6月22日にかけて、特設サイトにて参加受付が行なわれるため、興味のある人はぜひ応募してほしい。
グラフィックス、UI、コンテンツなどに加え、イベントなどあらゆる部分でパワーアップを遂げた「CSO2」。日本でのサービス開始後は、約2週間間隔でコンテンツを実装していく予定もあり、盛り上がっていくのではないだろうか。ファンはもちろん、いままでFPSというジャンルに触れたことのないゲーマーも、βテストや体験会などで「CSO」シリーズの世界に触れてみるのもいいかもしれない。