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Ryzen Threadripper搭載「ALIENWARE Area-51」発表

Core i9搭載モデルも登場。北米では夏に予約開始

北米で7月27日に注文開始

価格:近日発表

 デルは、ロサンゼルスで開催中のE3 2017で、新たなマルチコプロセッサー・オプションを備えたALIENWAREのハイエンドゲーミングデスクトップ「ALIENWARE Area-51」の最新2モデルと、ALIENWAREシグネチャーデザインによるゲーミングモニタと周辺機器、デルのInspironシリーズのゲーミングデスクトップなど、3機種のゲーミングPCと、周辺機器を発表した。

Core i9/Ryzen Threadripper搭載の「ALIENWARE Area-51」

 コアゲーマーに向けたゲーミングデスクトップ「ALIENWARE Area-51」に、インテル Core i9シリーズや、16コア/32スレッドのAMD Ryzen Threadripperを搭載したモデルが登場する。

 「ALIENWARE Area-51」のThreadripperモデルは2017年7月27日から発売される。また、インテル Core Xシリーズ搭載モデルは、2017年8月22日に発売される予定。価格は近日中に発表される。

ALIENWAREシグネチャーデザインの周辺機器

 PCと同時に、ハイパフォーマンス重視のゲーミングモニタと周辺機器群が発表された。これらの製品は、ALIENWAREシグネチャーのプレミアムデザインで彩られており、「SidMeier’s Civilization VI」、「Shadow Warrior 2」、2017年8月5日に発売される「Agents of Mayhem」などをはじめとした150以上のゲーム専用ライティングエフェクトに対応する「Alien FX ライトニング」など、ゲーマーが求める仕様やカスタマイズに対応している。

「 ALIENWARE 25 インチ ゲーミングモニタ」

 NVIDIA G-SYNC(AW2518H)または AMD FreeSync(AW2518HF)を搭載し、高速で応答性に優れたゲームプレイを提供する。パネルの応答速度は1ms、ディスプレイのリフレッシュレートは240Hz、解像度は1,920×1,080。超極薄ベゼル幅で、パノラマ・マルチモニタービューを可能にする。調整可能な3つのプリセット・ディスプレイモードや、シングルダイキャスト・スタンドも備えており、ゲーマーのための1台となっている。北米では、E3に合わせて6月13日に499~699米ドルで販売が開始される。

「ALIENWARE アドバンスド・ゲーミングキーボード」

 ゲーマーになじみのあるデザインと、直感的なソフトウェアを融合したゲーミングマウス。オプションのパームレストを装備。メカニカルキーとブラウンスイッチの搭載により、キーストロークの精度、応答性、一貫性を向上させている。マクロ用のスイッチも5つ用意されている。また、専用のALIENWARE Control Center ソフトウェアにより、すべてのキーに好みのコマンドを割り当てることができる。北米では、6月13日に89.99米ドルで発売される。

「ALIENWARE Pro ゲーミング キーボード」

 専用ボリュームコントローラー、13ゾーンベースの RGB AlienFX バックライト照明オプション、オプションのパームレストを備えたゲーミングキーボード。アドバンスド・ゲーミングキーボードの性能に加えて、キーストロークの組み合わせを割り当てることができるインテリジェント・オプションがオンボードメモリに追加される。北米では、6月13日に119.00米ドルで発売される。

「ALIENWARE アドバンスド・ゲーミングマウス」

 人間工学に基づいたデザインと、パフォーマンスのためのインテリジェントソフトウェアを備えたゲーミングマウス。精度重視とスピード重視のゲームプレイを瞬時に切り替える複数のDPI構成を提供し、ゲームごとにカスタマイズできる9個のボタンが搭載されている。北米では、6月13日に49.99米ドルで発売される。

「ALIENWARE エリート・ゲーミングマウス」

 アドバンスド・ゲーミングマウスの機能に、高度なカスタム機能が追加されている。交換可能なグリップと、MMOなどのプレイに最適な最大13個のプログラマブルボタンを備えている。ウェイトは4段階で調整が可能で、カーソルの精度と移動速度を微調整することができる。北米では、6月13日に89.99米ドルで発売される。

Max-QデザインGTX 1080搭載の「New ALIENWARE 15」

 「New ALIENWARE 15」は、2017年6月27日より、Max-QデザインのGTX 1080を搭載した新モデルを発売する。Max-Q テクノロジーは台北で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2017で発表された、薄型ノートにハイエンドGPUの搭載を可能にするデザインプラットフォーム。このテクノロジーを採用したことで、15.6インチのノートPCで、VRヘッドセットをはじめとしたハイエンドユーザーが求める最高のパフォーマンスを実現する。価格は近日中に発表される予定。

お手頃価格のデルInsprionゲーミングデスクトップ

 InspironゲーミングノートPCの成功を受けて、デルはInspironシリーズでは初となる、ゲーミングデスクトップを発表した。手頃な価格でゲーミング環境を整えたいユーザー向けに設計されており、CPUにはRyzenを搭載。GPUはAMDとNVIDIAの異なる2つのVR対応GPUを選択できるようになる。また、電源は最大850wのオプションが用意されている。北米では、6月13日に599.99ドル~で発売される。