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PlayStation VRを装着して変身? 「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」を発表!

8月5日 全国ロードショー

発表会冒頭に「劇場版 仮面ライダーエグゼイド」とPlayStation VRのコラボレーションが発表となった。

 東映株式会社は、現在テレビで放映中の「仮面ライダーエグゼイド」の映画「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」を8月5日に全国ロードショー公開すると発表した。

 「仮面ライダーエグゼイド」は、デジタルゲームの世界を舞台に、ゲームウイルス“バグスター”を倒す物語。バグスターは未知のウイルスで、その戦いは患者の命を守るという重大な使命を背負っている。映画「トゥルー・エンディング」は、「仮面ライダーエグゼイド」の1年間に及ぶ戦いを総括するものとなる。

 今作では、現実の世界を滅ぼしてVR(仮想現実)空間での支配を企む忍者集団が登場。次々と明らかになる衝撃に打ちのめされながらも、宝生永夢(仮面ライダーエグゼイド)たちは運命を変えるべく立ち向かっていく。“医療”と“ゲーム”という異色のモチーフを扱ったドラマは、テレビ版と密接な関わりを持ちながら、真のエンディングへと紡がれていく。細かな繋がりとフラグが用意されており、「1度見ただけではわからないかもしれない(映画関係者)」と言うことでファンにとっては楽しみな1作となりそうだ。

 上記の通り、「仮面ライダーエグゼイド」はゲームをテーマとしており、映画のテーマは“VR”と言うことで記者会見同等で、電撃的にソニー・インタラクティブエンタテインメントのVRシステム「PlayStation VR」とのコラボレーションが発表された。永夢役の飯島寛騎さんは、“エグゼイド”カラーのカラフルなPS VRのヘッドセットを手にして会場に登場した。

 映画では「幻夢VR」とソフト「マイティクリエイターVRX」として登場。劇中の重要な役割を果たすキーアイテムとして登場するという。今回のコラボレーションは、劇中に登場するだけではない。VRで「仮面ライダーエグゼイド」の戦いを体験できる「PlayStation VR×劇場版 仮面ライダーエグゼイドスペシャルVR映像コンテンツ」が準備中だという。

 実は発表会は、最新のプラネタリウム施設を有する多摩六都科学館で開催され、全天球の巨大スクリーンでVRの仮想空間を再現。「仮面ライダーエグゼイド」の迫力の戦いを堪能できた。この仮面ライダーたちの戦いをVRコンテンツとして準備しているのだという。

飯島さんはカラフルなエグゼイドカラーの「PlayStation VR」のヘッドセットを手に登場。手慣れた感じで1人でヘッドセットを装着完了!

 飯島さんは「PlayStation VR」について「使ったことも、着けたこともない」と切り出したが、初めて使用した印象は強烈だったようで「新世界が見えるんですよねぇ」とコメント。具体的には、目の前に世界が広がっていることから「自分がそこにいるんですよ!」とその臨場感にビックリしたのだとか。映画の撮影で使用した“エグゼイド”カラーのヘッドセットを手に、「エグゼイドらしい新技術」が映画版で加わったとアピールした。

 「VRでなにを見たいですか?」と聞かれた出演陣の答えも様々。飯島さんが「草原(サバンナ)でシマウマになりたい」と答えると、鏡 飛彩(仮面ライダーブレイブ)役の瀬戸利樹さんは「宇宙。空気吸わなくて宇宙空間を体験できるんだよ!」と興奮気味。仮野明日那/ポッピーピポパポ役の松田るかさんは「サマーレッスン」をプレイしたいとか。そして、みんなの共感を得ていたのがパラド(仮面ライダーパラドクス)役の甲斐翔真さん。「なれないものになりたい。アリとか。周りはスゴク大きくなるし、アリの巣に入りたい」とコメントすると、出演陣一同から「確かに!」と賛同を得ていた。

 最後に飯島さんは「『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』は最新のVRを取り入れ、治療の難しい病気に立ち向かう、ドクターらしさが(これまで以上に)描かれています」とドラマとしての重みもアピールして発表会を締めくくった。

仮面ライダーエグゼイド クリエイターゲーマーが初お披露目となった
会場にはPlayStation VRと仮面ライダーエグゼイドのコラボレーションの解説が書かれていた
発表会冒頭いきなり仮面ライダーの戦いからスタートした
「仮面ライダーエグゼイド」と「宇宙戦隊キュウレンジャー」のスタッフ出演陣が勢揃い
仮面ライダーが勢揃い!
同時に発表された8月5日全国ロードショー「宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」