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【東京おもちゃショー2017】“顔デコ”が楽しめるセガトイズの電子玩具登場
「ホームスター 君の名は」で、映画のシーンに没入!
2017年6月3日 11:36
セガトイズが大きくアピールしていたのは「Mepod ミー☆ポッド」。スマホ型の女児向けトイなのだが、“顔認識機能”を使い、いわゆる“顔デコ”が楽しめるのが最大のセールスポイントだ。通信機能で友達同士で写真を送ったり、ゲームや占いアプリがあったり、以前の商品の機能も搭載しており、盛りだくさんだ。
そして「ディズニーキャラクターズ マジカル・ミーポッド」は、その名の通り、“顔デコ”がディズニーキャラクターでできるアイテムだ。ミッキーの耳や蝶ネクタイがついたり、ダンボの耳がついたりと、こちらの写真も楽しい。「ミーポッド」が7月に、「マジカル・ミーポッド」が8月に発売ということで、ユーザーにとっては悩ましいかもしれない。
家庭用プラネタリウム「ホームスター」の最新作は大きなヒットとなったアニメ映画「君の名は」とコラボレーションした「ホームスター 君の名は」を7月に発売する。夕方、昼でも夜でもない時間、人ならざる者に出会うかもしれない時間「カタワレ時」をプラネタリウムで美しく表現、ティアマト彗星も確認できる。そして、映画を思い出させる2人のシルエットも挿入されており、映画の楽曲をアレンジしたBGMも流れるという、映画の世界に浸りきれる商品となっている。
また、「ホームスター R2-D2」と、「ホームスター BB-8」は映画「スター・ウォーズ」の世界を満喫できるアイテムで、それぞれが「見てきたであろう星空」を再現できているところがウリ。R2は「エピソード4~6」に関連したものが、BB-8は「フォースの覚醒」を思わせる場面が入っている。そして映画同様2体を並べることで欠けていたデータが融合、ある大事な謎を解き明かすことができるのだ。ファンにはニヤリとさせられる仕掛けである。
セガトイズと言えばアンパンマン関連の大メーカーなのだが、今回見たところ“作りの細かさ”に感心させられた。アンパンマンは幼児の心を強く惹きつけるが、興味を持たなくなる“卒業”する時も早いと聞く。セガトイズのアンパンマン商品の中には、造形が細かく凝った商品や、ギミック満載の5才くらいか、それ以上を狙った商品もあり、ある意味キャラクタートイとしてとても凝っているのだ。
これは担当者の思い入れと、ユーザーの意見からのフィードバックもあるという。アンパンマン号やバイキンマンのUFOの“万能メカぶり”をきちんと再現した変形トイや、作りが凝ったミニカーなどもあり、“子供のお父さん”にも人気だそうだ。「お母さんはあまり理解してくれないけど、お父さんはかなり感心してくれますね」と担当者は語っていた。