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NVIDIA、薄型ノートPCにGTX 1080を搭載するリファレンスデザインを発表

厚さは3分の1に、パフォーマンスを向上させる「Max-Q デザイン」

5月30日 発表

 NVIDIAは「COMPUTEX TAIPEI 2017にて、ゲーマー向けノートPCにGeForce GTX 1080を搭載可能にするデザイン「Max-Q デザイン」を5月30日に発表した。提供開始は6月27日を予定しており、AcerやMSI、ALIENWARE(デル)といったOEMを通じての提供を予定。

 「Max-Q」とは、大気圏内のロケットの打ち上げにおいて、ロケットにかかる動圧が最大になる点を指す。ロケットの設計は「Max-Q」に基づいて設計されており、NVIDIAではこの考えをノートPCの設計に適用、ゲーム中のパフォーマンスを最高のものにするとしている。

 デザインは厚さ18mmの薄型ながらGTX 1080を搭載し、最適なゲームプレイを実現する設定「Game Ready ドライバー」を搭載。熱設計を改善することで、現在利用可能なノートPCより高いパフォーマンスと静音性を実現する。

 また、ゲームプレイ中にPCの静音性を高める「NVIDIA WhisperMode サイレントテクノロジー」も発表。ゲームのフレームレートを調整し、連力効率が最適になるように設定を構成する。