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MSI、「COMPUTEX TAIPEI 2017」に新作ゲーミングノートPCなどを出展
来たるべきゲーミング次元をテーマに
2017年5月30日 18:29
MSIは5月30日、PC関連を中心とした展示会「COMPUTEX TAIPEI 2017」に出展した。「COMPUTEX TAIPEI 2017」は台北にあるTaipei World Trade Centerで5月30日から6月3日まで開催され、MSIはL0617ブースに出展している。
MSIはブースを挙げて、テーマである“来るべきゲーミング次元(Next Gaming Dimension)”に特化する。メインアトラクションとして本格的なリアル体験を実現するレーシングシミュレータ「VR モーションシミュレータ」を投入しているほか、最上位モデルとなるゲーミングノートPC「GT75VR」をはじめ、「GS63/73VR」や「GE63/73VR」シリーズ、ゲーミングデスクトップPC「Infinite A」、「Trident 3 ARCTIC」などを出展する。
また、最新のマザーボードとなる「X299 GAMING M7 ACK」、「X299 GAMING PRO CARBON AC」、「X299 TOMAHAWK」や、ゲーミングマウス「Clutch GM70」、ゲーミングキーボードやCPUクーラーなども展示する。
MSIの出展機種
ゲーミングノートPC「GT75VR」
最上位モデルとなる「GT75VR」は、GeForce GTX 1080/GTX 1070 SLI/GTX 1070の3種類のGPUオプションが用意され、4GHz以上のオーバークロックにも対応するIntel Core i7-7820HK CPUを搭載する。
Power-packedマッスルマシン機能は、キーごとにカスタマイズ可能なRGBライティングと、ダイヤモンド形のパームレストを備えたSteelSeriesの高速RGBメカニカルキーボードを採用。
さらに、MSI True Color Technology 2.0、Nahimic VR、HDRカラーとHDRビデオ編集に最適なMSI独自の120Hzディスプレイ、Cooler Boost Titanなどの機能とスペックが提供されている。
ゲーミングノートPC「GS63/73VR」シリーズ
「GS63VR」のサイズは15インチ、最厚部17.7mm、重量1.9kgとゲーミングノートPCとしては超薄型の筐体となる。GPUにはGeForce GTX 1070を搭載する上、120Hz駆動、応答速度3msのHDR対応ディスプレイを採用した。「GS73VR」のフレームには、ブラシ仕上げの高密度アルミニウム合金が使用されている。
両製品に搭載されたCooler Boost Trinityは、5本のヒートパイプと強化されたWhirlwind Bladeファンで構成され、静音性に優れた冷却機構を実現している。また、SteelSeries Engine3により、搭載されたSteelSeriesキーボードの設定をカスタマイズすることができる。さらに24ビット/192kHzのHi-Res Audioを搭載したESS SABRE HiFi技術により、シアター並みのオーディオ性能を誇る。
ゲーミングノートPC「GE63/73VR Raider」
「GE63/73VR」は、15インチと17インチのモデルがあり、ディスプレイには超高速3msの応答時間を実現したHDR対応120Hzパネルを採用。GPUにはGeForce GTX1070を搭載する。
本シリーズには、キーごとにバックライトを備えたRGBキーボード、Cooler Boost 5、DynaudioのGiant Speakers、Hi-Res Audioなどの一連の機能とガジェットが搭載されている。
ゲーミングデスクトップPC「Infinite A」
MSI Mystic Lightソフトウェアにより好みの色でカスタマイズできる、前面に配置されたRGB電子回路イメージが特徴的なケースを採用。強化ガラス製の側面パネルはゲーマーがマシンの内部を覗きこめるようにデザインされているほか、移動中の耐久性とゲーム中の冷却効率を実現するため、ビデオカードは垂直方向に設置されている。CPUはIntel Core i7またはIntel Core i5を搭載する。
ゲーミングマザーボード「X299 GAMING M7 ACK」
「X299 GAMING M7 ACK」は、Load-Line CalibrationとMSIのTurbo Socketを備えた10+1+1フェーズのDigitALL電源設計を採用。新たに搭載されたM.2冷却ソリューションと、特許出願中のM.2 Shield FROZR技術により、高速PCI-ExpressベースのM.2 SSDのデータ詰まりや、性能低下を軽減する。
また、Killer DoubleShot PROを搭載し、2系統のKiller E2500 Ethernet接続とKiller 1535 Wi-Fiアダプタを用いてオンラインゲームを快適にプレイすることができる。
ヒートシンクを交換可能な「X299 GAMING PRO CARBON AC」
「X299 GAMING PRO CARBON AC」は、世界初の交換可能なヒートシンクカバーと、3DプリンタによるMODに対応した3D X-Mountingアクセサリーを装備し、最新世代のMystic Light RGB LEDを備えている。
また、Game Boost機能を起動するだけで、細かな微調整を繰り返すことなく、オーバークロックの精度と性能を引き出すことができる。また、Turbo M.2とTurbo U.2によりNVMeベースのSSDにも対応し、2基のM.2 Shieldを使用すると、PCI-Express SSDでも最大の性能を発揮できるようになる。
iFデザイン賞を受賞したオリジナルの後継作「X299 TOMAHAWK」
「X299 TOMAHAWK」は、ステンレス製のヒートシンクとMSI Steel Armorで、どんなゲーミングセッションも滞ることのないハイエンドマザーボードの力強さを備えている。
また、M.2 SSDを温度上昇から守る独自のM.2 Shield FROZRを装備する。Steel Armorを装備したTurbo U.2にはSteel Armorを搭載するほか、前面には従来よりも高速なデータ転送を実現する、USB Type-Cコネクタを搭載する。MSI独自のVR BoostとVR Readyにより、VRやAR、MRなどのゲームプレイをサポートする。
ゲーミングキーボード「Vigor GK80」
「Vigor GK80」は、丈夫で耐久性に富むアルミ製フレームを採用。Cherry MXスイッチが搭載され、RGB Mystic Lightに対応するほか、ホットキーにも対応する。