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ヴァロフ、モバイル向け「アトランティカ」やPvP重視の「三国志を抱く」をリリース決定

「アトランティカ」の今後と最新タイトルを発表

5月27日 発表

 ヴァロフは5月27日に開催された「『アトランティカ』戦略発表&新作発表会」にて、Windows用MMORPG「アトランティカ」における今後のロードマップ、2018年にリリース予定の新作ゲームを発表した。

 イベントにはヴァロフCTOのキム・ジョンイル氏、「アトランティカ」総括企画チーム長のオ・ヒョンギュン氏、ヴァロフジャパン日本事業担当のイ・チス氏が登壇した。

大規模アップデートを2018年に実施

 リリースより10年を数える「アトランティカ」。本作ではレベルキャップを解放することが発表された。韓国ではすでに解放されているが、コンテンツの用意がされないまま急激にキャップを開放してしまったためユーザーからは不評だったという。日本を含め他の国においては、このことからある程度コンテンツを充実させてから段階的にキャップを開放することを検討している。

 「傭兵」のバランス調整やサーバーの統合についても検討されており、他の問い合わせや要望についての対応、進行状況はユーザーへ随時公開していくとした。

STEAM版「アトランティカ」リリース決定

 「アトランティカ」のSTEAM版リリースについて発表された。イ・チス氏は「海外のプラットフォームだが、日本サーバーでのプレイも可能にする」としているものの、現状PC版とのID連動については計画していない。

 他にもユーザーからの要望を汲み、「釣り」の改善や「オリンポスの塔」の強化、新しい装備など様々な改善、強化が計画されている。また世界観のリブート、リニューアルを挙げ「開発チームが最も力を入れている点」としつつ、「リデラン」の上陸、アトランティカを危機に陥れることを「確実に」行なうと話した。

 2017年下半期には新たな装備の追加も予定されている。現在デザインが完了しており、制作に着手している。また上半期に行われた「傭兵コンテスト」にて1位になった「ナインテール」を、今年冬ごろを目標に新規傭兵として実装する予定。

新たな装備。青い装甲と白いファーのコントラストが目を引く
新たな傭兵「ナインテイル」

スマートフォン版「アトランティカ」のリリース決定

 つづいてヴァロフジャパンの岩崎氏から、PC版「アトランティカ」と世界観を共有するAndroid/iOS用アクションRPG「アトランティカヒーローズ」が開発中であることが発表された。リリースは2018年を予定している。様々な英雄たちを仲間にしてチームを編成してクエストをこなしたり、他プレーヤーとの協力プレイやPvP、レイドバトル、「遠征隊」や「騎士団ミッション」と呼ばれる様々なコンテンツが計画されている。

「三国志を抱く」、「三国志を抱く2PK」のリリース決定

 「三国志を抱く」は、2013年にネクソンがリリースしていたWindows/Android/iOS用歴史戦略MMORPG。今回ヴァロフが再びリリースすることを発表した。「三国志を抱く2PK(仮)」は、ユーザー同士の対戦に重きを置いた戦略シミュレーションとなる予定で、どちらも2018年にリリースを予定している。