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プレイステーション 3がついに出荷終了へ
2017年3月17日 11:27
ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは、2014年8月より発売を開始したプレイステーション 3の最新モデル「CECH-4300」の出荷を近日中に完了することを明らかにした。今のところPS3の新型モデルは発表されておらず、2006年11月の発売から11年目で、ついにPS4にその役目を完全に譲ることになる。
PS3はプレイステーションの生みの親である久夛良木健氏が手がけた据え置き型のゲーム機。IBMや東芝との共同開発によって生み出されたCell Broadband Engineを搭載し、ゲーム機としての能力のみならず、PCとしても利用できるスーパーコンピューターとして設計されたものの、62,790円(発売前に49,980円に価格改定)という価格がネックとなり、ゲームプラットフォームとしては苦戦を強いられた。
PS3もまた、PS2時代と同様に、数年に1度、小型軽量化が図られた新モデルがリリースされ、現行の「CECH-4300」は、4世代目となるCECH-4000シリーズの最終モデルとなる。初期モデルと比較して、本体重量は半分以下(5kg→2.1kg)、HDD容量は25倍(20GB→500GB)、そして価格は約半分(49,800円→25,980円)になっている。