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ドローンメーカーや関連企業が集結！「Japan Drone 2017」開催決定

基調講演のほか、FPVドローンレースなどイベントも開催

緑里孝行（クラフル）

2017年3月14日 19:37

3月23日～25日開催予定
入場料：2,000円（税込）（事前登録者と招待状持参者は無料）

　日本UAS産業振興協議会（JUIDA）とコングレ、スペースメディアジャパンは、ドローン専門国際展示会＆国際カンファレンス「Japan Drone 2017」を3月23日から25日までの3日間、千葉県の幕張メッセで開催する。入場料は2,000円（税込）。事前登録者と招待状持参者は無料で入場できる。

　「Japan Drone 2017」は日本で初めての本格的な民間ドローン専門展示会＆カンファレンスの単独イベント。開催は今年が2回目。国内外から120を超えるドローンメーカーや関連企業が集結する。

　2015年12月の航空法改正に伴い、日本でも無人航空機の飛行に関するルールが定められたことで、ドローンを商用で活用する環境が整備され、様々な産業分野での利活用に向けて製品やサービスの開発が進んでいる。今年のイベントでは、撮影、調査、セキュリティ、測量、物流、農業、施設点検、災害対策といった各種サービス分野から無人航空装置及びプラットフォーム、アプリケーション・ソフトウェア、グラウンドコントロールシステム、ロボティクス技術、開発サービスと施設といった製造および関連分野まで国内外のドローンの最新情報、活用法、技術が幅広く紹介される。

　イベントでは、ローン製造大手のDJI Japanが発売したばかりの「INSPIRE 2」と「PHANTOM 4 PRO」、小型ドローン「MAVIC PRO」という3種類のドローンを出展。フライトデモも予定されている。また、エンルートの「大型農業用マルチコプターAC1500」や、ハイテックマルチプレックスジャパンの200クラス初3軸ジンバル搭載GPSドローン「MOLA Tourist 1」、西武建設株式会社の吹付ドローンなど業務用のドローンなども出展される予定。

　基調講演では、ロボティクス分野と無人航空機テクノロジー分野では世界の第一人者と言われるK・バラバニス教授（米国デンバー大学）、米国Intel Corporation副社長兼New Technology Groupジェネラルマネージャーのアニール・ナンデュリ氏、米国における無人航空機の航空管制プロジェクトの統括責任者であるNASA エイムズ・リサーチ・センター、シニアテクノロジストのパリマル・コパーデカー教授をはじめ、国内外のドローンのスペシャリストを招聘する講演が行なわれる。

　さらに、併催イベントとして、日本初のドローンを使ったビジネスアイディアのプレゼンテーション・コンテストや、ドローンによる空撮映像を対象にした映像コンテスト、レース用ドローン「FPV」を使ったレース、小学生がドローンを実際に飛ばすことができる体験イベントなども開催される。