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【JAEPO2017】野水伊織さんとタニベユミさんが「艦これアーケード」をプレイ
新要素「演習」を今夏に実装
2017年2月10日 18:02
2月10日より12日の間、千葉・幕張メッセで開催されている「ジャパンアミューズメントエキスポ2017」。セガブースでは「艦これアーケード」のステージが行なわれた。ステージには翔鶴や瑞鶴などの艦娘を演じている野水伊織さんと、時雨、夕立などの艦娘を演じているタニベユミさん、セガインタラクティブ AM2 艦これアーケード開発チーム プランナーの荒堀氏が登場した。
「艦これアーケードはプレイ動画ぶり」と野水さん。「緊張していますが皆さんと楽しみたいです」と語る。タニベさんは艦これアーケードプレーヤーと紹介されたことに対して「とてもプレッシャーを感じる」と語る。
そしてまずは野水さんとタニベさんのプレイデモからスタート。まずは野水さんからだ。「プレイ動画を撮影してからプレイできていなくて、思い出すところから始めますので、生暖かい目で見てください」と野水さん。
野水さんの艦隊編成だが、声を当てている翔鶴と瑞鶴、阿武隈に加えて、「うちのマネージャーが提督で、嫁さんが陸奥なので。あとは“ゆきかじぇ”を入れました」(野水さん)。そして出撃海域は、プレイ動画の続きという意味も込めて「カムラン半島」に決定した。「アウトレンジで、決めたいわね!」と瑞鶴のかけ声でスタート。敵を上手くかわしながらボス戦に突入するのがポイントだ。
戦闘開始後、先制攻撃として空母から戦闘機が出発。危なげなく駆逐艦を3隻撃沈。そして敵も砲撃を開始。機関一杯で振り切るが間に合わず瑞鶴がダメージを負う。そして引き続き砲撃へ。鬼怒改と阿武隈改による砲撃で敵重巡を大破に追い込んだ。敵を撃破したことで乗ってくる野水さん。「T字不利」の形勢ながら陸奥が攻撃して重巡を撃沈。敵は魚雷攻撃を開始。「ダメージが大きいので確実に避けたいですね」と荒堀氏。阿武隈改による細かな攻撃をしかける野水さん。そして最後は陸奥改を含めた一斉射撃で敵重巡を撃沈。無事Sランクで勝利した。引き続き追撃戦に移る。
まず邂逅したのは敵の空母機動部隊。航空戦が展開される。敵戦闘機を撃墜し、「航空優勢」に。続けて攻撃し、敵巡洋艦を大破と中破に追い込む。そして次には敵の航空攻撃をかわしつつ、こちらも航空攻撃をしたいところだが、野水さんは間違えて砲撃を実行してしまう。しかしさすがは戦艦。見事に敵駆逐艦を撃沈した。「上空からの攻撃は、速度を一杯にして円の範囲から逃げるのが大事」と荒堀氏。ここで阿武隈改と鬼怒改が攻撃を受けてしまうが、「miss」となりダメージはなし。「いい運が」と野水さん。ずっと単縦陣で進めていたのだが、どうしてもお尻の艦艇が敵の攻撃を受けてしまう。「変えた方がいいかなー」と陣形に悩みながらも、とりあえずはそのままで進行。
そして再び航空戦隊による敵攻撃で重巡を大破したあとは、陸奥改、阿武隈改、鬼怒改、雪風改による砲撃で重巡、敵旗艦の軽空母を撃沈。これで残りは軽空母と駆逐艦の2隻だけになる。ここで野水さんは、陣形を「複縦陣」へと変更した。
そしてまずは阿武隈改、鬼怒改、雪風改による3艦同時砲撃で軽空母を中破に追い込むとともに駆逐艦を撃沈。「敵から逃げるには、速度を落として旋回してかわし、そのあと速度を上げて逃げるのが重要」と荒堀氏はコメント。「もう消化試合」と荒堀氏が語るとおり、陸奥改による主砲砲撃で軽空母を撃沈した。これで敵戦力を全滅できた。
そして次の戦いへと移る。敵は空母2隻を含む機動部隊で、かなり強いことが予想される。「敵の航空攻撃を必ず避けることが重要」と荒堀氏が語っているところに、敵から攻撃を受け、阿武隈改が中破してしまう。しかし気を取り直して航空攻撃。駆逐艦を撃沈。「避けるの苦手だなー」とつぶやく野水さん。さらに敵の航空部隊が来て、阿武隈改は大破へと追い込まれる。「とにかくスピードを上げるしか、航空戦隊から逃げる手段はないんですよね」(荒堀氏)。
野水さんは「阿武隈大丈夫かな」とつぶやきながら、主砲による攻撃を開始。軽空母と駆逐艦を撃沈できた。先ほど複縦陣に変えたことが良かったようだ。「陣形は大事」と野水さん。
引き続き航空部隊による攻撃をしかける野水さん。重巡を撃沈したほか、空母撃沈1、中破1。しかしここでタイムアップとなり、夜戦に突入することに。「すぐ攻撃してしまう方がいいでしょう」という荒堀氏のアドバイス通り、砲撃を開始。3艦一斉砲撃により、空母を撃沈することができ、戦いは終了した。「阿武隈を大破させたことが残念」と語る野水さん。
そして次はタニベさんの番に。「私の担当している艦娘を中心に組みました」と語るとおり、村雨改、夕立改、白露改、時雨改、由良改、大井改といった編成でスタート。エリアはモーレイ海哨戒に決定。「敵空母の攻撃が激しい海域なんですが、この体制ですと速度が速いので避けやすくなりますね」と荒堀氏はコメント。「村雨の、ちょっといいとこ、見せてあげる!」とタニベさん。ぜいたくだ。
駆逐艦と巡洋艦という編成のためか、かなり足が速い。敵の攻撃も難なくかわしていくタニベさん。T字有利を生かしながら敵に攻撃をしかけていく。「速度の動かし方が苦労とで慣れている操作」と荒堀氏。ここまでで敵駆逐艦2隻を沈めた。
とここで、大井改に受けた攻撃をかわすというイベントが発生。ボタンを連打してかばうことに成功するが、かばった時雨改が大破してしまう。魚雷をていねいにかわしながら攻撃を続けるが、時間が来てしまってタイムアップに。
プレイの感想を聞かれて野水さんは「緊張しました」とひとこと。「プレイ動画でやらせていただいた所よりちょっとだけ難しいところにチャレンジして、久しぶりだったので攻撃が避けられず苦労しました」。タニベさんは「タイムアップで進撃できなかったのが残念ですが、水雷戦隊で頑張れるだけ頑張ったかなと」と語る。
そして最新情報も公開
引き続き行なわれたトークショーでは、現在開発中の「演習」についての概要が発表された。
コンセプトは、3艦隊による合同演習。全国の帝国と共に演習に挑むことになる。演習は多段階になっており、4段階をワンセットで進める。第1~第3は標的群を攻撃目標としていく。各演習では、砲撃や雷撃など、各種のテーマを設定。4段階目は艦娘戦隊との模擬戦闘が行なえる。マッチングした3人のプレーヤーと、模擬艦隊(CPU)との攻撃戦だ。より実践に近い演習での腕が磨けるようになっている。
演習は今年の夏に実装予定。「艦これ運営鎮守府と共同開発で進行しているので、楽しみにしてください」と荒堀氏。なおロケテストが春に実施される予定となっている。