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世界最大規模のゲームトレードショウ「E3」がついにコンシューマーショウへ
2月13日より150ドル、15,000枚限定でチケットを販売
2017年2月9日 11:37
世界最大規模のゲーム関連のトレードショウ「E3(Electronic Entertainment Expo)」が、今年から正式にコンシューマーショウへと方針転換することが、主催団体のESAより正式発表された。E3 2017は6月13日から15日までの日程で、米国ロサンゼルスにて開催される。
E3はメーカーやメディア、流通関係者など、入場者を業界関係者に絞ったトレードショウとして1995年からスタート。しかし、近年では、すべてのメーカーがストリーミングで映像配信を行なうことで、参加者としてわざわざE3に行く意味、メーカーとしては巨額のコストを投じて出展する意味が薄れ、その存在意義が問われていた。
また、ドイツのGamescomや日本の東京ゲームショウは、最初からコンシューマーショウとして成功を収めており、一方任天堂やElectronic Artsは同時期同地で一般ユーザーを招いたイベントを数年前から実施しており、“トレードショウ”の立ち位置は形骸化していた。そして今年、ついにE3本体もコンシューマーショウへと舵を切ることになる。
一般ユーザーは、事前販売されるチケットを購入することで入場できる。E3会場では、クローズドブースでの体験やプレゼンテーションの鑑賞、クリエイターインタビューイベントなどに参加できる。チケットは15,000枚限定で、2月13日より150ドル(早期割引価格、通常価格は250ドル)。