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セガ細山田プロデューサーが「ぷよぷよテトリス」コーナーでなぜか名刺を配布中
2年遅れの中文繁体字版発売。現在はNintendo Switch版に全力投球!
2017年1月21日 22:11
セガは、Taipei Game Show 2017において、昨年に引き続き自社単独でブース出展を果たしていた。主力タイトルとなるのは、1月19日に日本と同時発売となる「蒼き革命のヴァルキュリア」や、子会社アトラスの「ペルソナ5」(繁体中文版、3月23日発売)、5pbの「カオスチャイルド」(繁体中文版、3月30日発売)あたり。その中で異色を放っていたのが「ぷよぷよテトリス」だ。
「ぷよぷよテトリス」は日本では2014年2月のPS3/PS Vita/Wii U/3DS版を皮切りに、2014年4月にPS3ダウンロード版、2014年12月にはPS4/Xbox Oneがリリースされ、日本では数年前のタイトルという印象が強い。しかし、台湾では完全新作として2月9日に繁体中文版がリリースされる。
ブースには、「ぷよぷよ」シリーズプロデューサーの細山田水紀氏も参加し、連日ステージイベントに登壇。「細山田なのに細くない、『ぷよぷよっぽい』と言われる」という自虐ネタを披露しつつ、初のTaipei Game Showということで、場内の熱気に驚いていた様子だった。その後、来場者から対戦希望者を募って1対1の対戦を行ない、対戦に負けると罰ゲームとして細山田氏が臭豆腐を食べるという体を張ったプロモーションを展開していた。
ステージイベントが終わると、細山田氏は試遊エリアに移り、「ぷよぷよ」プロデューサーのたすきを掛けたまま、「ぷよぷよ」シリーズプロデューサーの名刺をせっせと配っていた。これもまた罰ゲームの一環なのかというとそうではなく、今回のイベントのために専用の名刺を大量に作ってしまったためだということだ。
ちなみに「ぷよぷよテトリス」の海外展開がここまで遅れた理由は、単純にライセンスの問題ということで、今後、繁体中文版を台湾や香港、英語版を欧米に展開していく方針。簡体中文版の予定は今のところないという。
細山田氏自身は、現在、Nintendo Switch版「ぷよぷよテトリス」の開発が佳境を迎えているということで、大忙しの様子だった。Nintendo Switch版「ぷよぷよテトリスS」は、PS4/Xbox One版をベースに、Nintendo Switchのハードウェアやコントローラーに最適化させ、自宅でも屋外でも1台のマシンで対戦できる「テーブルモード」や、個別ランキングで世界中のプレーヤーとインターネット対戦が楽しめる「全世界パズルリーグ」など、最新バージョンとして新たなプレイモードに対応する。Nintendo Switchのローンチタイトルのひとつとして発売が楽しみなタイトルだ。