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「モンスターハンターダブルクロス」、新狩猟スタイル「レンキン」を体験!

「レンキン」はサポート力に特化した縁の下の力持ち! ニャンターの「ビースト」にも触れてみた

3月18日 発売予定

価格:
パッケージ 5,800円(税込)
ダウンロード 5,546円(税別)
CEROレーティング:C(15歳以上対象)

プレイ人数:1人 (通信プレイ時:4人)

 ニンテンドー3DS用ハンティングアクション「モンスターハンターダブルクロス(以下、MHXX)」の新狩猟スタイル「レンキン」と、ニャンターのサポート傾向「ビースト」。これについては昨年12月にカプコンより発表があり、本誌でもその紹介を行なった。基本的なシステムについてはそちらの記事をご覧いただくとして、今回はこの2つの新要素を実際に体験した感想をお届けしていきたい。

新狩猟スタイル「レンキン」はサポート力高めの補助系スタイル!

 まずは新狩猟スタイルの「レンキン」についてざっと解説しよう。この「レンキン」は、「マカ錬金タル」と呼ばれる専用のタルを使って錬金を行ない、さまざまな「錬金アイテム」を生成できるスタイルだ。「レンキンゲージ」というゲージが1ゲージ以上溜まっているときに「マカ錬金タル」を使用すると「マカ錬金タル」を振る錬金動作が開始され、それが終了することで「錬金アイテム」を獲得できるようになる。

【「モンスターハンターダブルクロス」レンキンスタイル紹介映像】
自分の名前の上にあるのが「レンキンゲージ」。時間およびモンスターへの攻撃によって蓄積されていく
「レンキンフード」や「レンキン活力剤」といった回復系アイテムは、食べたときにガッツポーズを取らないため、非常に使い勝手がいい
周囲のハンターすべてに回復効果がある「レンキン癒しタル」。5ゲージ消費の大技だけあって効果も高い

 「レンキンゲージ」は最大で5ゲージまで溜められるが、1ゲージにつき1回の錬金が可能となっている。また、複数のゲージ溜まっている場合は、錬金動作終了後に「さらに錬金」を選択して「マカ錬金タル」を振りつづければ「錬金アイテム」の種類が変化し、別の「錬金アイテム」を獲得できる。

 「レンキンゲージ」をいくつ消費するかはプレーヤーが任意で決定できるため、たとえば「レンキンゲージ」が4ゲージ溜まっているときならば1回錬金+3回錬金、といった感じで小分けに消費してみたり、4ゲージを一気に消費して4回錬金した「錬金アイテム」を手に入れることもできる。なお、「レンキンゲージ」自体は時間で溜まっていくほか、モンスターを攻撃することでも溜めることが可能だ。

 「錬金アイテム」には回復用から攻撃・防御をサポートするものまでさまざまな種類のアイテムが用意されていて、それらのなかには複数所持できるものも少なくない。「錬金アイテム」1種類につきアイテムポーチが1個ぶん埋まってしまう点には注意が必要だが、ストックしておけばいざというとき、普通のアイテムと同様に任意のタイミングで使えるのでとても便利だ。

 錬金回数が多いアイテムほど強力な効果を発揮できる「錬金アイテム」が獲得できるが、なかでも最大5ゲージを消費して発動する「レンキン癒しタル」は周囲のハンターに回復+状態異常除去の効果をもたらす。また、同じく5ゲージ消費で獲得できる「レンキン気合玉」は、やはり周囲のハンターの狩技ゲージやサポートゲージを上昇させるといった効果があり、パーティメンバーの大きな助けとなる。

 そのほかにも、「錬金アイテム」を生成した際には周囲のハンターとともに「SP状態」という特別な状態へと突入。1回「錬金アイテム」を獲得すると新要素の「SP狩技」が強化されるほか、以後も「錬金アイテム」を生成するたびに「スタミナ最大値減少速度ダウン」、「体力が徐々に回復」、「攻撃対象をひるませやすくする」など、有利な効果を獲得できる。これらは、「SP狩技」を発動することで効果が発動する。

新狩猟スタイル「レンキン」、実際に使ってみた感想は……?

「マカ錬金タル」アイコンに×印が付いているときはゲージ不足のため錬金ができない
狩猟笛+「レンキン」の組み合わせは、使いこなせれば極上のサポートプレーヤーとなり得る
見た目はとても強そうな「レンキンバズーカ」。実際、どのくらいの破壊力かは気になるところだ
「レンキン耳栓」は咆哮に悩むハンターの強い味方となるか!?

 「錬金アイテム」を獲得できる「マカ錬金タル」を使うためには、前述の通り「レンキンゲージ」を溜める必要があるが、これはそうポンポンと溜まることはない。1回錬金を実行しただけでも有用なアイテムが入手できるわけで、そういう点でも当然のバランスであると言えるだろう。ただし、ゲージはモンスターにダメージを与えても蓄積するため、戦っていればそれなりに早くゲージを溜めていくことは可能だ。

 この「レンキンゲージ」を溜める際に戦うモンスターは小型でもかまわないので、プレーヤーによってはクエスト序盤に小型モンスターをある程度狩って「レンキンゲージ」を溜めておいてから大型モンスターに備える、という作戦はアリかもしれない。もちろん、いきなり大型モンスターと戦いながら「レンキンゲージ」を溜めていくのも悪くない選択だろう。筆者はどちらかと言えば後者が好みの戦法である。

 ちなみに、筆者はソロでプレイする際にはスラッシュアックスや操虫棍を愛用しているものの、パーティプレイにおいては広域系のスキルがついた装備を使ったり、狩猟笛を使ったりといった具合でサポート系のプレイを楽しむことも少なくない。今回の体験では残念ながらソロでのプレイだったのでサポートの楽しさそのものは味わえなかったが、想像するにパーティプレイでの「レンキン」参戦はかなり面白いのではないだろうかと思えた。

 周囲のハンターの狩技ゲージやサポートゲージを増加させる「レンキン気合玉」は大型モンスターへ効果的にダメージを与えていくのに有効だろうし、「レンキンバズーカ」は現時点ではわからないが、エフェクトもハデでそれなりに大きなダメージを与えている感がある。また、「レンキン癒しタル」は生命の粉塵と似たような感覚で使っていけるだろう。そう考えると、パーティに1人「レンキン」スタイルのハンターがいれば、他のプレーヤーがそれだけ戦いやすくなるのは間違いなさそうだ。

 また、「錬金アイテム」をストックしたり、ほかのパーティメンバーに分けることができる点も悪くない。とくに、「レンキンフード」や「レンキン狩技砥石」、「レンキン活力剤」などの便利かつ有用性の高い「錬金アイテム」を配っておければ、それだけでも他のプレーヤーの助けになるはず。大型モンスターとの戦闘中にうまく「錬金アイテム」をストックしておき、大型モンスターが別マップに移動した際などにそれらを振る舞ってひっそりとパーティを支えていく、といったプレイも楽しそうである。

 ちなみに「マカ錬金タル」を振る動作をしている最中に攻撃を受けたり緊急回避を行なうと、その時点で錬金をやり直すことになる。とくに効果の高い5回錬金を狙う場合は、モンスターの動きや周囲の状況を把握しておくことは欠かせないだろう。「マカ錬金タル」を振る速度が早くなる「レンキン速振薬(錬金3回で獲得可能)」を手に入れておけば、ミスもそれだけ少なくなるはず。ともあれ「レンキン」は、サポートタイプのプレイが好きならぜひとも1度は体験してほしいスタイルだ。

ニャンターのサポート傾向「ビースト」も体験してみた!

「ビースト状態」中の爪攻撃は攻撃範囲がとても広そうに見える
「爪フィニッシュ」をモンスターにヒットさせるとニャンターがオーラに包まれ1段階パワーアップする

 今回は、新狩猟スタイル「レンキン」のほかにもニャンターの新サポート傾向「ビースト」も合わせて体験することができた。こちらはニャンターが「ビースト変化の技」を使うことで、接近攻撃に特化した「ビースト状態」へと変化できるようになるというもの。「ビースト状態」のあいだは近接攻撃特化になることで通常時に扱えていた「ブーメラン」が利用できなくなるが、そのぶん接近攻撃はかなり強くなっている模様だ。

 「ビースト状態」では、攻撃ボタンを連打しているだけで連続して攻撃を繰り出すことが可能。爪の軌跡を表現する攻撃エフェクトを見るに、攻撃範囲が広そうな印象を受ける。攻撃モーションや攻撃間隔についてはニャンター特有のややクセがある動きとタイミングとなっているが、1~3段目までは比較的スムーズに攻撃が可能だった。また、3段目の攻撃後に攻撃ボタンを押せば大きなタメを見せたあと、「爪フィニッシュ」と呼ばれる攻撃へと移行するのだが、これがモンスターに当たればニャンターがパワーアップしていくようになっている。

 この「爪フィニッシュ」は前方に大きく跳躍しての攻撃となっていて、モンスターの大きさや、技の出しどころによっては攻撃がモンスターにヒットしないこともあった。モンスターがその場から動くことで空振りする可能性もあるが、そこはめげずに「当たればラッキー」ぐらいの気分で攻撃を繰り出していくのが良さそうだ。

 なお、「爪フィニッシュ」がヒットすることによるパワーアップは3段階までとなっていて、1段階目(ネコのふんばり術発動/ネコの受け身術発動/一部の咆哮と風圧に強くなる)が発動するだけでもだいぶ戦いやすくなった。ちなみに、2段階目は会心率上昇、3段階目はSP状態が発動(サポートゲージ消費量減少)となっているので、できることなら毎回「爪フィニッシュ」を狙い、早めに3段階目の強化を目指したいところである。

 攻撃が若干当てづらいとは言え、ソロでプレイしていてもハンター時とあまり差がなく(今回はモンスターが足を引きずるまでの時間などで判断)戦うことができていたので、強さとしてもそれなりのものがあるのではないだろうか。

 今回、体験できたコンテンツの感想は以上となる。個人的に「レンキン」がとても気に入ったので、発売後には早速その可能性を模索していきたいところだ。終始「マカ錬金タル」振りだけに終わりませんように……。