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ちゃぶ台とあぐら! フル可動「メトロン星人」発売!

サイケで独特なデザインも細部までしっかり再現

2017年4月発売予定



価格:5,940円(税込)

 バンダイはアクションフィギュア「S.H.Figuarts メトロン星人」を2017年4月に発売する。価格は5,940円(税込)。

夕日の背景などを組み合わせて特撮風写真を撮りたくなる

 「メトロン星人」は特撮番組「ウルトラセブン」に登場する“幻覚宇宙人”。第8話「狙われた街」において、タバコの中に幻覚剤を仕込み、人間を発狂させて殺し合いをさせるという恐ろしい“実験”を行ない、やがては人類全体を敵対させようとしていた。人間が突然凶行を行なう生々しいシーン、謎を追う刑事ドラマのような展開と、緊張感のあるカメラワーク、下町のアパートが割れ異形の宇宙船が現われるシーンや、夕日の前で対峙する2体の宇宙人など、「狙われた街」は見た人に強い印象を残すエピソードだ。

 メトロン星人はその恐ろしい思想と、異形の姿でありながら、ちゃぶ台を前にあぐらをかいた姿でモロボシダンを迎え入れ、油断させようとする。その絵のユーモラスな雰囲気は、実際にドラマを見るとメトロン星人の思考の異質さ、異常さを際立たせる演出となっているのが素晴らしい。

 「S.H.Figuarts メトロン星人」は演出上あまりはっきりと見えないメトロン星人の姿を細部まで楽しむことができるアクションフィギュアだ。原色を大胆に使ったサイケな色使いは1970年代の独特なセンスだ。マスクの質感や、背中のフジツボのような突起など異形の生物の描写は不気味で、劇中の狡猾さも相まって恐ろしい雰囲気も持っている。そして、ちゃぶ台を前にあぐらがかけるところは開発者の強いこだわりが感じられる。メトロン星人の決定版といえるフィギュアだろう。

【S.H.Figuarts メトロン星人】
開発者こだわりのちゃぶ台が付属