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「ポケモンGO」20代の利用率は7月の6割から3割に減
ジャストシステム、「位置情報アプリに関する実態調査」を報告
2016年11月16日 13:56
ジャストシステムは、11月10日から11月14日の期間、「位置情報アプリに関する実態調査」として、「ポケモンGO」に関する質問調査を行ない、その調査結果を発表した。
この調査は、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」の、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施されたもので、スマートフォンを所有する10から50代の男女1,106名を対象に行なわれた。
これによると、ジャンル別位置情報アプリの利用には、「ゲーム」、「クーポン」、「グルメ」と言ったジャンルで利用されており、半数以上が「半年で位置情報を利用したゲームアプリの利用頻度が増えた」と答えている。
また、20代の「ポケモンGO」の利用率は、7月の6割から3割に減り、3割以上が新しいポケモンが追加されれば、「半年以上利用を継続」と答えている。
この集計データとしてまとめた全34ページの調査結果のレポートは、「Marketing Research Camp」で公開されており、無料でダウンロードすることができる。
調査結果は以下の通り。
調査の実施概要
調査名:「位置情報アプリに関する実態調査」
調査期間:11月10日~11月14日
調査対象:
スマートフォンを所有する10~50代の男女746名。
「ポケモンGO」に関する質問は、スマートフォンを所有する10~50代の男女1,106名。
質問項目:
・現在利用している位置情報アプリのジャンルを教えてください。
(ゲーム/フィットネス/グルメ/セキュリティ)
・直近半年間で利用頻度が増えた位置情報アプリのジャンルを教えてください。
・ポケモンGOの利用状況を教えてください。
・ポケモンGOの利用をやめた理由を教えてください。
・ポケモンGOの利用を継続している理由を教えてください。
・ポケモンGOの利用方法について教えてください。
・10月に開催されたポケモンGOのハロウィンイベントの認知状況を教えてください。
・ポケモンGOのハロウィンイベントによる利用の変化を教えてください。
・新たなポケモン追加がないと仮定した場合の利用継続意向を教えてください。
・新たなポケモンが追加されたと仮定した場合の利用継続意向を教えてください。
調査結果の概要
スマートフォン所有者が最も利用している位置情報アプリ(位置情報を利用したアプリ)のジャンルは、「ゲームアプリ」が50.9%で、次いで「クーポンアプリ」が35.7%、3位の「グルメアプリ」は29.0%となっている。
位置情報アプリを利用している人に対して、直近半年間で利用頻度が増えた位置情報アプリのジャンルを聞いたところ、「ゲームアプリ」を挙げた人が最も多く52.7%、次いで「クーポンアプリ」27.2%という回答となっている。
スマートフォン所有者のうち、「ポケモンGOを現在利用している」人は23.7%で、2016年7月調査時点の利用率39.8%を下回っている。2016年7月調査時に最も利用率が高かった20代の60.7%の、現時点における利用率は29.9%で、20代に限って見た場合でも大きく利用率が下がっている。
「ポケモンGO」の利用者が今も「ポケモンGO」を続ける理由として最も多かった回答は、「欲しいポケモンをまだ入手できていないから」が41.6%で、次いで「楽しいから」が38.2%、「なんとなく」が35.9%という結果になっている。
「ポケモンGO」の利用者に、新たなポケモンが追加された場合、どれくらい利用を継続するかを聞いたところ、「6カ月~12カ月未満」が7.6%、「12カ月以上」が23.3%で、合わせて30.9%が半年以上継続する意向と答えている。