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「サガ スカーレット グレイス」、装備強化システムや武器など最新情報公開!

登場人物5名の紹介とバトルのための装備強化などを紹介

12月15日 発売予定

価格:6,800円(税別)

 スクウェア・エニックスは、12月15日発売予定のPlayStation Vita用RPG「サガ スカーレット グレイス」の最新情報を公開した。価格は6,800円(税別)。

 今回公開された情報は、武器・防具・アクセサリなどの装備強化の方法や、戦闘においてキャラクターのHP(ヒットポイント)やLP(ライフポイント)の回復方法などが公開された。ほかにも登場人物5名が紹介された。

登場キャラクター

グリフィン

「1つの得物を使いこなすのも難しい事。二刀などとは武道を舐めているのか、己を過信しているのか」

 グリフィン・ウルステルは、リーア辺境州で武芸を極めようとする“妖精”。彼がいつ武芸の道を志したのかはわからないが、既に老人の域に達し、未だに鍛錬を怠らず、芸の追及を続けている。

 その風貌は“妖精”には程遠い。だが、1度武具を手にすれば、目の前にいるのが人間だと信じることは難しい。まだ少年だったユラニウス家のアントニウスが、二刀の修行のためリーア辺境州を訪れた時にも、グリフィンに出会い、剣の教えを請おうとした。

 だが、グリフィンは自分が修行中の身であることを理由に断った。そして、二刀を邪道として退け、一刀を極めるようにアントニウスに助言したらしい。

【スクリーンショット】

オグニアナ

「中には色んな連中が入り込んでるみたいよ。何があっても欠片を手に入れる覚悟はできてる」

 ユシタニア州にあるグルモン女王国の7人の王女の1人。グルモンは帝国崩壊後に多数生まれた自称国家の1つで、3代にわたって女王が支配している女性だけの王国。

 周辺を略奪して国を維持していて、国というよりは女山賊団という方が相応しい。オグニアナは、現女王の直系の孫にあたり、次期女王の有力候補だが、他の王女達も虎視眈々と次期女王の座を狙っていて、女王の座が約束されているわけではない。

 オグニアナは、そんな女王レースにも、グルモンでの山賊のような生活にも飽き飽きしている。グルモンを飛び出して、世界中を旅して回るチャンスを待ち続けている。

【スクリーンショット】

ポール

「世界が乱れているのは、我々の祈りが星神へ届いていないからだ。高い高い塔を作り、我らの祈りを星神へ届けよう」

 モウレワ州のシャムス神殿前でチュロスの屋台を出していた男は、ある日突然の天啓を受け、高い高い塔の建設に向かって猛然と活動を始めた。

 男の名はポール・ヘジン。星神への祈りを説く彼を熱烈に支持する人もいれば、「チュロス屋風情が」という感じでせせら笑う人もいる。彼自身は、他人の評価などまったく気にしていない。ただひたすらに星神に近づく高い塔を建てることを目指している。

 以前は、神殿の参拝者や神官たちにおどおどと頭を下げるような男だったが、あの日以来人が変わって、すっかり堂々とした男になった。1つだけ変わらないのは、チュロス屋の目印でもあるイニシャル入りの前掛けだ。今でも手ずから揚げたチュロスを、塔建設に従事する労働者たちに振舞っている。

【スクリーンショット】

ストルムィクネン

「人間モドキが、この俺を傭兵として使いこなせるのか?」

 ノルム人の傭兵。ノルム人は帝国の北端ノルミ辺境州に住む部族。勇敢かつ狂暴で、多くの国で傭兵として働いている。ノルムとは彼らの言葉で人間を意味し、ノルム人だけが本当の人間で、他の地域の人間は人間もどきに過ぎないと思っている。

 ストルムィクネンは、メグダッセ辺境州のカイコウ族に雇われて、ワロミル族との戦いに参加した。しかし、ワロミル王エイディルの前に破れ、カイコウ族はワロミル族の支配下に入った。

 ストルムィクネンはこの敗北がエイディルの卑劣な計略によるものだと勝手に逆恨みをし、カイコウ族の下を去って、サンドリア州のイラクリオス家に身を寄せた。そのイラクリオス家もエイディルに屈服したので、サンドリア州を離れモウレワ州の片隅で日々怒鳴り散らしては鬱憤晴らしをする毎日を送っている。

【スクリーンショット】

マリガン神

 技術としての武術を司る星神。武器の神ではなく、また戦いの神とも違う。武器を扱う技術を追求する者達の神で、剣将軍ユラニウス家では守り神として信仰されている。

 マリガン神は、様々な武器を同時に扱うことができると言われている。また1つ1つの武器の扱いも超絶的な域に達している。

 ユラニウス家では、二刀を扱う神という独特の解釈をしている。ファイアブリンガーとの度重なる戦いの中でも常に先頭に立って戦ってきた。12星神の中でも筆頭と考える人も多い。

【スクリーンショット】

装備強化

 武器・防具・アクセサリは敵が戦闘で落としたり、イベントや初めて訪れた街で入手することができるが、素材を渡すことでさらに、武器と防具は鍛冶屋で強化することができる。

 全鍛冶屋には共通でレベルがあり、利用するほど良い装備品を作れたり安価に作ることが可能。また鍛冶屋によっては扱うのが得意な素材もある。弱い装備品からでも強化を繰り返すことで全く違う頼もしい装備品へと変えることができる。

【装備強化】
戦闘やイベントで装備品を入手
弱い武器でも強化を重ねればどんどん強くなっていく。例えば「レイピア・火行」は「ドレスソード」、「ドレスソード・土行」、「エストック」へ派生する
鍛冶屋のランクが上がると今までのものが安価に作れるほか、より上位の武器も作れる
鍛冶屋の中には特定の素材の扱いに長けた者もいる。そこでしか作れない装備品を作れたり本来より必要数が少なく装備品を作れる

 装備品を強化するための素材は主に、戦闘に勝利することで手に入れることができる。素材はフィールドの五行や倒したモンスターによって手に入るものが違ってくる。

【素材】
各種素材には木・火・土・金・水のいずれかの五行がある。戦闘するフィールドの五行に対応した素材が手に入る
戦闘前に敵モンスターや手に入る報酬素材が確認できる。戦闘の難易度が高いほど手に入る報酬は多く高価なものになる
イベントのボスを倒すことで入手できることもある
各戦闘ごとに設定されている条件を満たすとボーナス報酬も貰える

武器3種「小剣」、「斧」、「弓」の紹介

小剣

 毒や眠り、バンプなど色々な追加効果を持つ技を多く覚える片手武器。また攻撃の属性がすべて突属性なので、突属性を弱点とする敵に有利となる。

【小剣】

 相手の能力を下げることができる技を多く覚える両手武器。武器種の中で最高の攻撃力を誇っている。

【斧】

 豊富な全体攻撃技を覚える両手武器。攻撃が全て間接攻撃の為、敵の厄介なリザーブ技の解除にも活躍する。

【弓】

キャラクターのHPの消費を最小限に留める方法

 戦闘においてキャラクターのHPの消費を最小限に留めるための方法に、「防御」や「挑発」がある。

 狙われやすいキャラクターは防御、逆に打たれ強いキャラクターは挑発効果のある技で攻撃を引き付けることができる。

【防御と挑発】
行動しないキャラクターは、自動で防御となる。誰を攻撃させ誰を防御させるかが生き残るカギとなる
打たれ強いキャラクターは、挑発で敵を引き付けよう。カウンター技と併用すると効果的だ

HPの回復に役立つ「術」と「恩寵」

詠唱によって発動する「術」

 術は詠唱にターン数がかかるため、回復には常に先を読みながら行動する必要があるが、「恩寵」と違いプレーヤーの任意で回復させることができる。

【HPの回復:術】
【アースヒール】鎮星の加護を得る土行術。単体回復術。状態以上解除効果

神々の気まぐれで発生する「恩寵」

 恩寵は神々の気まぐれによって発生するため故意に起こすことはできないが、その効果はとても強力だ。

【恩寵】
【ヴァッハの眩耀】魔術の神ヴァッハの恩寵を授かることにより、味方全体を回復し、攻撃力、防御力、素早さを上昇することができる

LPの回復

 戦闘においてキャラクターが倒されると、そのキャラクターのLPが減る。

 LPが0になると戦闘に参加できなくなるが、リザーブメンバーと交代したり、一定条件で町に出現する「救護班」に回復してもらうことで再び戦闘に参加できる。

【LP(ライフポイント)の回復】
HPが0になるとLPが1減少
LPが0のキャラクターは戦闘に参加できない。戦闘前に必ずLPをチェックし危ないキャラクターはリザーブメンバーと入れ替える必要がある。戦闘に参加しないメンバーは戦闘2回につきLPが1回復できる
LPが0のキャラクターが多いと町に救護班が現われ、素材と引き換えにLPを回復してくれる
連戦でも戦闘前には必ずメンバーを編成する機会がある

ワールドイベント

 「フリーワールドシステム」では、ワールドマップ上で様々なイベントが発生する。どんな選択をするかでその後の展開が大きく変わる。

【ワールドイベント】
道端に赤ん坊が。母親はどこに……
誰に預けるのか、はたまた預けないのか、色々な選択を迫られる
続けるも諦めるもプレーヤー次第
赤ん坊を奪いに来ることも!
預けたはずがまた捨てられていることも……
果たして赤ん坊は何者なのか。そしてこのイベントの先に何があるのだろう
戦闘では赤ん坊を守るための限定陣形「ベイビーガード」も存在
思わぬ強敵が出現することも……
火山地帯では周りの環境と火山が影響し合っている
謎の巨大水生生物。水門を開けるべきか、開けないべきか……
バトルに勝つことで間欠泉が噴き出すこともある
プレーヤーの選択次第では火山が噴火してしまう