ニュース
「オーバーウォッチ」、新ヒーロー「ソンブラ」の能力詳細を紹介
Blizzard本気のプロリーグ「Overwatch League」設立も発表
2016年11月5日 06:51
ブリザード・エンターテイメントが「BlizzCon 2016」にて正式発表した対戦アクション「オーバーウォッチ」の新ヒーロー「ソンブラ」。今回ソンブラについてさらなる情報が公開されているので、ここに追加情報としてまとめておきたい。
「ソンブラ」はオフェンスに分類されるヒーローで、“ヒットアンドラン”の戦略を得意とする。難易度は☆☆☆。自身の姿を数秒間消せる「Thermoptic Camo」のほか、「Hack」では敵の能力をストップし、ヘルスパックを使用不可にできる。この「Hack」はトールビョーンのタレットにも有効なのが、大きなポイントと言える。また小型装置「Translocator」を設置しておけば、起動時に瞬時にその場に移動することができる。
アルティメットアビリティは「EMP」で、これは周囲に電磁波を放ち、敵のバリアやシールドを破壊し、すべての敵を「Hack」状態にするというもの。敵の攻撃を打ち消す能力に優れているため、姿を消し、神出鬼没に戦場を駆け回ることで敵にとっての脅威になることが十分に考えられる。
なお会場では、新マップ「Oasis」と「Ecopoint: Antarctica」、そして新モード「Overwatch Arcade」が発表された。「Overwatch Arcade」は様々なルールを選べるモードで、1対1や3対3、その他「ヒーローチェンジなし」などの特別ルールでプレイできるものとなっている。
「オーバーウォッチ」関連では、さらにプロスポーツリーグ「Overwatch League」の設立が発表されている。「Overwatch League」は、2017年より開始する「オーバーウォッチ」のプロリーグで、各都市を代表するプロチームを作り、地域ごとのリーグ戦を実施していくというもの。
選手は2017年初頭より募集を開始し、その中でトップの才能があると認められたプレーヤーは公式サイトなどでピックアップされ、プロチームは各選手との契約を結ぶための参考にしていく。この方式には、報酬を含めた契約周りをしっかり行なうことにより、プレーヤーとしての安定を確立させる狙いがあるという。契約後はプロチームの選手として試合を行ない、その様子やストーリーが公式サイトにて語られていくことになる。
プロ選手になるにはリーグからの招待が必要となるが、そのためにはゲーム名での高ランク獲得、オンラインリーグでの活躍、イベントなどで好成績を収めることで、その道が開ける可能性があるという。「Overwatch League」は「世界最高のe-Sportsリーグ」を目標として今後何年にも渡って運営されるとしているので、今後の展開に期待したい。