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真実は見えるか!? 「ダグラム」2月に発売決定!
武装バリエーション、コクピット開閉、膝立ちすべて再現可能!
2016年10月3日 11:52
バンダイはアクションフィギュア「HI-METAL R ダグラム」を2017年2月に発売する。価格は13,824円(税込)。
「ダグラム」はアニメ「太陽の牙ダグラム」の主役ロボット。植民惑星「デロイア」で、独立を目指すゲリラグループが開発したCB(コンバットアーマー)で、地球の生まれだがゲリラに共感した主人公クリンが操縦し、彼の仲間「太陽の牙」と共に、独立戦争の象徴となる。
ダグラムはその重厚な姿に似合わず自身の倍以上に飛び上がるジャンプ力と軽快さを持ち、クリンの向上していく操縦技術もあって、ダグラムと太陽の牙は敵CBを次々と撃破していく。しかし若者達の活躍とは裏腹に大人達の政治は進められていく……。「太陽の牙ダグラム」は濃密な“政治劇”を扱ったアニメとしても有名な作品である。
ダグラムは人気を得たが、後番組である「装甲騎兵ボトムズ」が大きなヒットとなってしまった影響もあってか、立体化される機会が少ないロボットであったが、マックスファクトリーが2014年よりプラモデル化を行なってファンを喜ばせた。そして「HI-METAL R ダグラム」はバンダイコレクターズ事業部により、関節部などに金属パーツを使用した“完成品”として発売されることとなった。
「HI-METAL R ダグラム」は各部のマーキングなど細かい部分も再現している。特に股関節の処理は力が入っており、デザイン上では難しい足を大きく開いた姿や、膝立ちも可能となっている。ターボザック、ミサイルポッドと、劇中で追加されていく武装も同梱されており、姿を変えていくダグラムを再現できる。コクピットハッチも開閉し、座った状態と立った状態のクリンフィギュアを配置することも可能だ。
「ダグラム」は、金属パーツを使用した重厚な完成品モデルとして、放送当時タカラ(現タカラトミー)から「デュアルモデル」が発売され、その出来の良さに当時のファンには絶賛された。それから数十年、「太陽の牙ダグラム」の主題歌そのまま、「いつの日かと夢見ていた」と待ち望んでいたファンの前に、最新技術を投入した金属パーツ使用の完成品ダグラムがついに発売されるのだ。ファンの熱い期待を集める商品である。
(C)サンライズ