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西健一氏最新作「ルナたん~巨人ルナと地底探検~」がプレイアブル出展

古代文明の復興を目指す「魅せるストーリー」のパズルアクションに!

9月15日~18日 開催

会場:幕張メッセ

入場料:
一般前売券 1,000円(税込)
一般当日券 1,200円(税込)
小学生以下無料
栄えていた文明に謎の終焉が訪れる。一体何が起こったのだろうか……?
最下層を目指して掘り進む。途中で獲得できそうなアイテムはなるべくゲットしておきたい

 ピグミースタジオは東京ゲームショウ2016において、アクションパズルゲーム「ルナたん~巨人ルナと地底探検~(以下、ルナたん)」のプレイアブル出展を行なった。ビジネスモデルは基本無料のアイテム課金制で、リリースは今秋を予定。

 本作は、「moon」などで知られる西健一氏がディレクションを務める2Dアクションパズルゲーム。太古の昔に大海嘯によって埋もれてしまった古代文明を復活させるべく、たった1人コールドスリープマシンで生き残った主人公の「ヨナ」が謎の巨人「ルナ」とともにダンジョンの発掘を行なう……というストーリーが用意されている。このストーリーに沿ってダンジョン内にあるアイテムを獲得し、それを使って地上に文明を復活させていくのがゲームの大きな目的だ。

 プレーヤーは主人公のヨナを操作し、ステージごとに用意されたダンジョンの最下層を目指して画面下へと掘り進んでいく。ダンジョンは正方形のブロックで構成されており、1ブロック掘るごとにハートを1つ消費。このハートの数はダンジョンごとに決まっていて、あまり余計なブロックにかまっていると最下層に到達する前にハートが尽き、クリア失敗となってしまう。そうならないためにも、下層に通じる空洞など効率的な道を探しながら掘るのがよさそうだ。

 しかし、道中にはアイテムが入った宝箱などがあり、それらを獲得しようとした場合、寄り道をせざるを得ないこともある。現在自分が最下層までどのくらいの位置まで掘り進んだかは画面上にパーセンテージで表示されているため、その数字を確認しつつ、可能な限りアイテムを回収していく。

 なお、ダンジョンをクリアした際に「どうぶつ」を獲得することがあるが、これらは「オトモのどうぶつ」としてダンジョン攻略に連れていくことができるようになる。どうぶつには属性があり、それぞれの属性に応じてスキルを使うことも可能。スキルは発動時に「マナ」を必要とするため無制限には使えないが、モンスターを攻撃したり、ブロックを一気に掘ったりできるなど便利な効果を持っているので、ここぞという場面で使っていける。

 ダンジョン内で獲得できるアイテムの内容はさまざまだが、これは地上に文明を復活させるために欠かせないものも多い。これらを使用して地上を華やかにしつつも、ダンジョンをどんどんクリアしていく、というのがゲームの基本的な流れになる。

 ちなみに、試遊バージョンでは地上の復興に合わせて最初は薄暗かった背景がだんだんと明るくなっていき、地面も立派な植物に覆われていった。植物は成長したあとに収穫することも可能で、収穫物はそのままアイテムとして獲得できるようだ。

 このあたりはちょっとした農場ゲームに近いかもしれない。なお本作はひかりTVゲームと連動しており、ひかりTVゲーム上ではこの収穫部分のみを楽しむことができるという。スマートフォンだけで収穫をするよりも効率よく収穫可能ということなので、ひかりTVゲームを利用しているプレーヤーはぜひとも活用してみるといいだろう。

 そんな「ルナたん」だが、スタッフのオススメポイントとして、「とくにストーリー部分には注目してほしい」とのこと。どうやら、これまでのパズルゲームではあまり見られなかった、深いストーリーが見られるということのようだ。今回の試遊ではほぼゲーム部分のみの体験だったため、そう言われると余計に気になる部分ではあるが、今秋リリースということなのでここは楽しみに待つこととしたい。

見事、最下層まで到達できればダンジョンクリアとなり報酬が獲得できる
植物が増えていくと地上は楽園のように美しくなる。植物からはアイテムを収穫することも可能
獲得した「どうぶつ」はダンジョン探索に連れていくことができる。属性が設定されているので、これから行くダンジョンに合わせて編成するといい
魔法を使うとブロックやモンスターを一掃できる。魔法によって効力や効果範囲が異なるので状況に合わせて使い分けたい
気になるストーリータイトル。試遊バージョンではほとんどがクリア済みだったため、内容を知ることはできなかったのが残念!
箱庭ゲーム的な要素として獲得した植物を配置することができる。配置数には制限があるようなので厳選して育てたいところ
ひかりTVゲームと連動した状態の「ルナたん」。収穫のみを楽しめるようになっているとのことだ