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今度は「殿」の代わりにたけし軍団「玉ちゃん」が登場!

「龍が如く6 命の詩。」の「一遊入魂」ステージで30人切りに挑戦

9月15日~18日 開催

会場:幕張メッセ

入場料:一般前売券 1,000円(税込)

一般当日券 1,200円(税込)
小学生以下無料

 東京ゲームショウ2016のプレイステーションブースでは、ゲームを1回プレイしてその内容を紹介する「一遊入魂(わんぷれいにゅうこん)」というステージが開催されている。一般公開最終日となった9月18日には、セガゲームスから12月8日に発売される予定のプレイステーション 4ソフト「龍が如く6 命の詩。」の一遊入魂ステージが行なわれた。

 ステージにはシリーズ総合監督である名越稔洋氏が登場。来場者に本作の魅力を語ってくれた。名越氏はまず、本作が日本ゲーム大賞のフューチャー部門を受賞したことを紹介。「フューチャー部門はこれまで9回受賞しているが、逃した時もある。そのときはやっぱり悔しかった。でも今回はおかげさまで受賞できてうれしい」とコメントした。

 本作の反響について聞かれると「会場に来ていただいているお客様から、非常によいお声がけをいただいているので、この段階でも手応えは感じている」と語る。

 そして最新のムービーが上映されたあとは、いよいよワンプレイの紹介となる。プレイをするために登場したのは、浅草キッドの玉袋筋太郎さんだ。玉袋さんと言えばたけし軍団。本作には師匠のビートたけしさんが登場している。

フューチャー部門の受賞を喜ぶ名越氏
ワンプレイは玉袋筋太郎さんが担当

 「今日は『龍が如く』ファッションで、雪駄できました」と玉袋さん。「うちの師匠を引っ張り出したのはすごいですね。1度ゲームで懲りてるんですよ。『たけしの挑戦状』で」と軽くジャブ。名越氏は、たけしさんと「たけしの挑戦状」について話をしたことがあるそうだ。「内容については言えませんけど(笑)」(名越氏)。

 ちなみに玉袋さんと名越氏は直接の面識はないそうで、ラジオの中継で出てくるとか、「六本木でなんとなくすれ違うとか(笑)」(名越氏)。そんな名越氏に「師匠と兄弟杯を交わしたとか。アニキと呼ばせてください」と玉袋さんがアニキ宣言。

裏社会なので雪駄を履いてきた、と場内を沸かす
お2人は六本木で若干接点があるとか

 本作が人との絆をテーマにしているので、たけし軍団の絆について問われると、玉袋さんは「1番の絆は、うちの師匠が昔軍団を連れて、講談社に行っちゃったことでしょうね」と場内を沸かす。「でもうちの師匠がやったんで、軍団も捕まってしまった。それについて『俺はこの世界を辞めてもお前らを一生食わせていく』といったそうで、それはしびれますよね」(玉袋さん)。そのほかの絆は「熱湯風呂」だそうだ。

 そしていよいよゲームプレイに移るが、本作の魅力と言えばバトルシーン。本作ではそのバトルも進化しているとのことで、「時間内に30人倒してもらいます」と名越氏。これに対して「やりましょう!」と玉袋さん。そして神室町を舞台としたバトルが繰り広げられることとなる。

 その前にニコ生アンケート。玉袋さんが30人倒せるかどうかを聞いたところ、倒せると応えた人は58.9%。多くの人が、玉袋さんは倒せると確信した模様。さて、結果はどうなるのだろうか。

 ちなみに「私は新宿生まれの新宿育ちですからね。神室町は小学校の頃から出入りしていた場所」(玉袋さん)なんだそうだ。「高校時代はラーメン屋のバイトをやっていて、知らないところはない。雀荘から風俗、怖い場所まで知ってます」(玉袋さん)。

少し緊張気味の玉袋さん
ニコ生アンケートでは「倒せる」が58.9%だった

 そして神室町へ、10分間で30人を倒すチャレンジが始まる。道を歩き回り、敵がいないか探し回る玉袋さん。まずは「ガラの悪い男たち」5人に遭遇するも、テンポよく相手を殴っていく。「このテンポ感ならぜんぜんいいんじゃないですか」と名越氏。

神室町を走り回り、相手を捜していく
「ガラの悪い男たち」に遭遇。バトル開始だ
テンポよく相手を倒していく
全員をダウンさせる

 道を進んで次のターゲットを発見。今回も「ガラの悪い男たち」5人組だ。ちょっと相手から食らってしまうが、バイクを投げて相手を倒し、完勝。「ここで遊んでほしいというところで遊んでくれてうれしいですね」(名越氏)。

頭の上にマークが付いている。ターゲット発見
再び「ガラの悪い男たち」に遭遇。バトル開始
多少食らってしまうものの、相手にバイクを投げつけて倒す玉袋さん

 さて今度はチンピラ5人との対戦だ。「いたいたいたいた。てめーこのやろー」とボルテージが高まる玉袋さん。看板やら自転車やらを振り回して戦う。「かなり上手ですね。ゲームよくやられていますよね。わかりますよ」と名越氏。

今度の相手はチンピラ
今度は看板を振り回して相手を倒す
強烈な技も炸裂
自転車を振り回してこちらも完勝

 さて次だが、中国マフィアに見つかってしまった。ちょっと強そうなのだが……。やはり予想通り。ピストルで撃ってくる……。「道具持ってるよ! やばいやばい! あー!」。そして場内の「あーーー」という悲鳴とともに、負けが決まってしまった。

 「あっちこっち行ってもらいたいじゃないですか。作り手としては。あっちこっち行っていただいた上に、1番強そうな敵に当たったんで……」と名越氏が語れば「まさか道具を持ってるとは思いませんでしたよ」と応える玉袋さん。最終的に倒した人数は14名だった。

【スクリーンショット】
そして中国マフィアとの戦いに
ピストルで撃たれてます……
それでも拳を振り回して戦う
拳を振り回して戦うのだが
ピストルには勝てない……
無念。負けてしまいました

 最後に名越氏は「本作は12月8日の発売で、それに向けて頑張って作ってるのですが、桐生の最後を見届けていただきつつ、感動的なドラマもいっぱいありますけど、豪華なキャストだけでなくて、中身にも自信があります。是非楽しんでください」とコメントした。