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「チェインクロニクル ~絆の新大陸~」で「まどか☆マギカ」とのコラボ決定!
「チェンクロ3」の「炎の九領」ストーリー公開など新情報続々
2016年9月18日 14:39
セガゲームスのセガネットワークスカンパニーは、東京ゲームショウ2016の同社ブースでAndroid/iOS用チェインシナリオRPG「チェインクロニクル~絆の新大陸~」の最新情報を一気に公開した。イベント時間は30分程度と短かったが、密度の濃い内容となった。
7月に開催されたファン感謝イベント“「絆の大感謝祭」ファンミーティング2016”で公開されファンの度肝を抜いた、この冬の大型アップデート「チェインクロニクル3」だが、TGS2016ではさらなる追加情報が公開された。
「チェインクロニクル3」では第1部と世界観を同じにしながらも、“その後”を描いた新たな主人公達による新たな物語となる。5人の主人公達によって紡がれる5つのストーリーはそれぞれ独立しているが、時に交差し、最終的には大きな物語となっていく。また、これまで登場したキャラクター達は伝説の英雄として引き続き活躍するが、より幅の広い物語が描かれるようだ。
「ファンミーティング」では、5人の主人公達による5つの物語が進行することと、その中でも「王都」篇、「賢者の塔」篇の登場主人公と2つのストーリーが明らかになった。今回公開されたのは「炎の九領」篇。
生まれつきツノを持たない鬼・アマツは、「角無し」と蔑まれながら荒れた生活を送っていた。しかし、自らを取り巻くすべてに対しての怒りが頂点に達したとき、その額に炎の角が生えていた。そんなアマツは同行者のベニガサとヒトリと共に村を飛び出し、九領の各地を巡る旅に出た……。総合ディレクターの松永 純氏によれば、「剣で語る……という雰囲気のアウトローな主人公によるロードムービー。時代劇や映画的なストーリーを楽しめる」という。
前述のように「チェンクロ3」では、それぞれの物語が独立しながらも物語が交差していく。今回のイベントでは、これらの物語の軌跡がグラフィカルに表示されている「シナリオルートマップ」が公開された。この「シナリオルートマップ」の画面には「第1部」と書かれたボタンが用意されている。つまり、第3部をプレイしながら第1部もプレイすることができる。第3部で「このキャラクターの過去が気になる!」となったら第1部に戻ってプレイすることもできる。また「チェンクロ3」からプレイを始めた人でも、第1部をすぐにプレイすることができる。
イベントではこのほかにも、一部の伝説の義勇軍の英雄たちが明らかになった。今回明らかになったのは「マリナ」と「ミシディア」。第1部とは雰囲気ががらりと変わり登場し、新しいメインストーリーでも活躍するという。
さらにはこの秋実施されるコラボレーションについても発表。1つは異色のコラボとしても話題となった「太鼓の達人」とのコラボ第2弾が決定した。前回は武器化だけだったが、今回はなんとアルカナ化するという。ついに操作できるということで、興味は尽きない。また、ゲームセンター版「太鼓の達人 レッドVer.」とAndroid/iOS版「太鼓の達人プラス★新曲取り放題!」では「チェインクロニクル」の新メドレーが収録される。
そしてもう1つのコラボは映像が流された瞬間、会場からは大きなどよめきが起こった。「劇場版魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」とのコラボ決定だ。今回はキャラクターもストーリーも公表できないといったことだが、小林氏も「魔法少女とのどういった戦いが繰り広げられるのか? ストーリーも楽しみにしている」と語った。
このほかにも、「チェインクロニクル」のノベライズ「チェインクロニクル カラーレス・1 虹の少女、赤の少女」や、より幅広い人に「チェインクロニクル」を知ってほしいということでセガのハードウェアとコラボした新WEB CMの情報なども公開された。
松永氏は、「秋、冬に向けて準備をしていますが、スタッフは全部全力で取り組んでいます。『まどか☆マギカ』のコラボレーションも気合いが入っています。どのコンテンツも愛を込めて制作を進めています」と語り、会場から熱い拍手を受け締めくくった。
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