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フジゲームス、マーベラスとの協業タイトル「プロジェクト クロノス」発表
フルアニメーションのドラマチックRPG。メインテーマはToshlさんが制作!
2016年9月18日 11:22
フジゲームスは東京ゲームショウ2016のステージイベントにおいて、マーベラスとの新作ゲーム「プロジェクト クロノス」を発表した。2017年夏配信予定。発表会に登壇したのは、フジゲームス代表取締役社長の種田慶郎、マーベラス副社長の青木利則氏。
「プロジェクト クロノス」は、企画はフジゲームスとマーベラス共同で行ない、開発はマーベラス、パブリッシングをフジゲームスが担当するドラマチックRPG。青木氏によれば、本作は時を越え、思いが繋がるようなドラマチックな演出が見どころの「深くて重厚な作り」になっているほか、配信初期で中編アニメ以上のフルアニメーションがフルボイスで収録されているという。
またバトルは「シーケンシャルコマンドバトルシステム」と呼ばれるシステムを使用しており、ターン制コマンドバトルだが待ち時間はなく、爽快感を味わえる作りになっているという。さらなる注目点として、「召喚演出もド派手」だとした。
今回の協業はマーベラスからフジゲームスに声をかけたそうで、フジゲームスのグループ会社であるFuji&gumi Games開発による「ファントム オブ キル」や「シノビナイトメア」といったタイトルの成功を見て、そのマーケティングの上手さには注目していたと青木氏が話した。
一方の種田氏は、フジゲームスがゲームにとどまらないメディアミックス展開を目標としており、そのベンチマークとしてマーベラスに以前から着目してたという。そうした相愛関係があったため、今回の協業が実現したそうだ。
青木氏は今回の協業を車にたとえて、「設計はフジゲームスとマーベラス、その車体構築はマーベラスが行なって、そこにフジゲームスのニトロ級の燃料を積み込んで投下するイメージ」だとし、この協業を通じて「マーベラスを代表するゲームタイトルが作れたら」と意気込みを語った。
なおフジゲームスは、「プロジェクト クロノス」以外にも「プロジェクトSPG(スポーツゲーム)」、「プロジェクトe-Sports」、「プロジェクトIPG(IPジェネレーション)」といった企画が進行中であることを明かした。
いずれも「超一流のパートナー」との協業であり、「プロジェクトSPG」では新しいスポーツゲームの形を提案し、「プロジェクトe-Sports」ではフジテレビをはじめとしたグループ会社との連携も視野に入れた「e-Sportsの真打ち登場」を感じさせるもの、そして「プロジェクトIPG」では、メディアミックス展開による新しい大きな物語(IP)を提案するという。各タイトルについては、「2、3年以内にはお披露目できるかも」だとした。
また会場には、X JAPANのボーカリスト、Toshlさんが登場。フジゲームスのサウンドプロデューサーに就任しているToshlさんは会場でフジゲームスのテーマ曲を披露したほか、「プロジェクト クロノス」のメインテーマ曲制作決定も発表した。