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オートモードで初心者でも安心! 「NieR:Automata」スペシャルステージレポ
2016年9月18日 10:26
スクウェア・エニックスは、9月15日より幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ 2016」において、2017年2月23日発売予定のプレイステーション 4用アクションRPG「NieR:Automata」のスペシャルステージを行なった。
斎藤陽介プロデューサーとディレクターのヨコオタロウ氏、そしてプラチナゲームズのゲームデザイナー・田浦貴久氏が、2B役の石川由依さん、9S役の花江夏樹さんとともに本作の魅力を語るという今回のイベント。まずは声優の2人が演じるキャラクターの紹介が行なわれた。
石川さんが演じる2Bは、冷静沈着なキャラクター。石川さんの演技は、ヨコオ氏が「この人が演じないなら、もうシナリオ書かない!」と言うほど、イメージに合っているとのことだ。
演じた石川さんからは「序盤では『感情を抑えて』、『もっと抑えて』と言われるほど冷静なキャラクターなのですが、そんな彼女が終盤では感情を爆発させるシーンもあるので、ぜひ最後までプレイしてください」と、キャラクターの変化を語ってくれた。
一方の9Sは大人と子供の両面の要素を併せ持ったキャラクターということで、かなり声優の決定が難航したとのことで、花江さんを紹介されたことでようやく決定できたという。花江さんは「世界観が同じ『ドラッグ オン ドラグーン』にはパンチの利いたキャラクターが多かったので、9Sもそうかなと思っていたら案の定でした(笑)。一生分は叫んだかもしれません」と、ゲーマーらしい感想が送られた。
続いては「アクションRPGですが、アクションが苦手な人でも楽しめるように作っています」というヨコオ氏の言葉を実感してもらうべく、ほとんど本作をプレイしていない声優2人による試遊を実施。メディア関係者向けに作られたデモ版を使用してのタイムアタック勝負となった。
勝負は、花江さんからスタートしたが、趣味がゲームということもあってか、これまで3回しかプレイしていないにもかかわらず驚くほどの好プレイを見せてくれた。さすがに同じ条件は無謀ということもあり、ゲームに不慣れな石川さんの番では途中からオートモードを切り替えることに。「かなり優秀で、敵に近寄りさえすれば、攻撃も回避もこなしてくれる(ヨコオ氏)」というだけあって、サクサクと敵を倒し、「雰囲気は好きだけどアクションはちょっと……」という人でも安心して楽しめることを証明してくれた。しかし、勝負の結果は花江さんの勝利。勝利してオートモードの優秀さをアピールしたかったヨコオ氏からは「花江さんはうますぎるので、初心者の参考にはならないんですよ」と悔しげな(?)感想をもれた。
イベントの最後には、登壇者の5人からコメントが送られたので、以下に記載する。
花江さん「2月の発売に備えて『ドラッグ オン ドラグーン』からやり直しています。発売は少し先ですが応援よろしくお願いします」。
石川さん「私のような初心者でも楽しめるので、アクションゲームが得意じゃない人でも大丈夫なので、ぜひ遊んでください」。
田浦氏「開発一同がんばっています。(エミールのマスクを抱えながら)こんなおっさんがシナリオを書いているとは思えないほど泣ける話になっていますので(笑)、よろしくお願いします」。
ヨコオ氏「(田浦氏に「大阪に帰ったら覚えていろよ」と突っ込みながら)ストーリー的にわかりやすいつながりなどはなく、前作をプレイしなくても平気なようにしています。プラチナゲームズさんのゲームは面白いので、期待してお待ちください」。
斎藤プロデューサー「年末を目標に体験版が出せるように、がんばっているのでよろしくお願いします。あと、発売まで少しあるので、それまではグッズを買って待っていてください(笑)」。
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