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東京ゲームショウ2016「GOD WARS ~時をこえて~」スペシャルトークステージ
佳村はるかさんも登場した内容盛り沢山なステージをレポート
2016年9月18日 09:57
東京ゲームショウ2016の角川ゲームスブースにて、2016年発売予定のプレイステーション 4/プレイステーション Vita用タクティクスRPG「GOD WARS ~時をこえて~」のスペシャルトークステージが開催された。
ステージには司会の能登有沙さんの紹介で、「GOD WARS」公式コスプレイヤーズのみゃこさん(カグヤ)、ウサコさん(キンタロウ)、ユリコタイガーさん(アオメ)の3人と、サクヤのCVをつとめる声優の佳村はるかさんが登壇。自分の担当するキャラクターの印象などを語っていく。
一同はステージ横で「24時間ライブペイントマラソン」を進行中の竹安佐和記氏の描き込みの細かさに驚嘆。佳村さんは竹安氏の体調を気づかい、ステージ前に集まった人々を扇動してエールを送っていた。
坂本冬美さんが歌う主題歌とともにゲームを紹介するプロモーション映像が流れ、続いて佳村さんのセリフ収録時のエピソードなどが語られていった。佳村さんはサクヤについて「生贄に捧げられたが、果たして生きているのか、いないのか。まだ明かせない設定も含めて台本を読み解きながら録っていきました」と、まだ謎の多い役柄を演じた際のポイントを振りかえっていった。
次に話題は17日の18時までエントリーを受付していた本作体験版のスコアアタック企画「プレイヤー頂上決戦」へと移り、この企画に挑戦中のみゃこさんへのアドバイザーとして、本作ディレクターの安田善巳氏が登場。途中経過の時点でかなりのハイスコアが上位を競う状況のなか、企画へ挑んだみゃこさんのリプレイ動画が流された。
安田氏の解説とともに進行していくみゃこさんのリプレイは、本人の控え目なコメントとは裏腹にハイレベルな腕前。昨日攻略についてアドバイスしたという安田氏も「決着ターン数は短縮しているし、与えるダメージは増えている」と絶賛。436点というハイスコアを記録し、このステージ開催時点で3位に相当する健闘ぶりを見せた。
ステージの終盤、話題が作品内容についてに移ると、安田氏は本作に込めた思いを述べていった。「日本の文化の原点は縄文時代に多く生まれたといわれているが、確かな歴史書がない。そこで近い時代に作られたおとぎ話などにヒントを得て、『我々の祖先はどのようにして国を作っていったのか』ということを描きたかった。これを遊んだ人が自分たちのルーツに興味を持ってもらえると嬉しい」と語った安田氏は、続いて配役についてもコメント。「カグヤとサクヤは駿河の国の伝承では同一人物説もあることから、カグヤ役に早見沙織さんが決まった時に、サクヤの役のイメージに近く、しかも早見さんと仲のいい方に演じてもらおうと思いついた」と佳村さんにサクヤ約を託した経緯を明かした。
これを受けた佳村さんは「収録に入るまでは、ここまで重要な役だとは知らなかった。テーマも絵もこんなに素敵な作品に関われて嬉しい」と驚きつつも感激した様子だった。気になる本作の発売日は、18日の東京ゲームショウ2016会場角川ゲームスブース「GOD WARS~時をこえて~」トークイベント内で発表される予定。
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