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角川ゲームス「GOD WARS ~時をこえて~」のメインビジュアルを公開
プロローグやキャラクターも明らかに
2016年8月26日 18:33
角川ゲームスは、プレイステーション 4、PlayStation Vita用タクティクスRPG「GOD WARS ~時をこえて~」の最新情報として、メインビジュアルや世界観、プロローグ、キャラクターなどを公開した。発売時期は2016年。価格は未定。
「GOD WARS ~時をこえて~」は、日本最古の歴史書である「古事記」と、古来から人々が親しんできた「お伽噺」を融合させた世界を冒険するタクティクスRPG。古代日本の若きリーダーたちが、それぞれの運命を背負いながら森羅万象と果敢に戦い、葛藤しながらも成長していくという英雄たちの群像劇が描かれている。語り部は俳優の佐野史郎さんが担当する。
舞台は「古事記」と「お伽噺」がベースとなる古代日本の神話世界
本作の舞台は、美しい自然に囲まれ、人々と八百万の神々が住む「瑞穂の国」。稲作や製鉄技術が普及し始めた古代瑞穂の「富士国」、「出雲国」、「日向国」の3カ国を舞台に、王子と王女が苦難を乗り越えながら自然や神々との共存を模索していく物語が展開する。
日本神話やお伽噺の登場人物が織り成すもうひとつの日本神話
主人公「カグヤ」は、「生け贄の定め」に抗い、自らの手で運命を切り開くため、幼き日に分かれた母を探す旅に出る。その先に待ち受けているのは、「富士国」、「出雲国」、「日向国」による三国の争いだった。カグヤは冒険の中で出会う多くの仲間たちとともに、数々の苦難を乗り越えていく。
【プロローグ】
遥か昔、富士国・出雲国・日向国と呼ばれる三国を中心とする美しい国があった。その国の名は瑞穂国。瑞穂国の民は、穏やかで争い事を好まず、祖霊を敬い自然と共生しながら平和に暮らす民であった。
しかし、瑞穂国に稲作技術が生まれ、鉄文明を利用し始めると、人々は争いを始め、自然を破壊し、祖霊をないがしろにするようになった。そんな中、瑞穂国の各地で洪水や地震、噴火などの天変地異が発生し始める。
世界に破滅をもたらす大噴火を防ぐため、富士国女王ツクヨミは愛娘サクヤを生贄として火口に捧げ、さらに新たな危機に備えるためサクヤの妹カグヤを竹の結界に幽閉すると、ツクヨミはそのままどこかへ姿を消してしまった。
それから十三年。結界の中で美しく育った王女カグヤを、幼馴染の少年キンタロウが農民の蜂起に乗じて助け出す。「生贄の定め」に抗い、自らの手で運命を切り拓くため、二人は富士国を脱出し、ツクヨミの真意を知るために瑞穂国を巡る冒険の旅に出るのだった。
富士国のメインキャラクターを紹介
キャラクターデザインは、箕星太朗氏が担当している。古代の日本を駆け抜けるキャラクターたちの姿を表情豊かに描き、斬新なデザインで神話時代の登場人物を現代に蘇らせている。
カグヤ(CV:早見沙織)
富士国の女王ツクヨミの三女で、強大な霊力を秘めた巫女。母ツクヨミの命により、次の富士山の噴火に備えて、生け贄となるため富士浅間の宮に幽閉されていたが、自由を求めて母に真意を問うための旅に出る。