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「戦国BASARA 真田幸村伝」と映画「真田十勇士」がコラボ!
W真田応援キャンペーンを開催
2016年8月22日 20:36
カプコンから8月25日に発売される予定のプレイステーション 4/3用スタイリッシュ英雄アクション「戦国BASARA 真田幸村伝」。このタイトルと、9月22日から公開される映画「真田十勇士」とのコラボキャンペーンが決定し、8月22日に都内で発表会が開催された。
発表会には「戦国BASARA 真田幸村伝」のシリーズプロデューサーである小林裕幸氏と映画「真田十勇士」のプロデューサーである飯沼伸之氏が登場した。
「W真田」でコラボレーションを展開
飯沼氏はまず、本日が台風上陸のまっただ中に開かれたことを踏まえて「映画のクライマックスもこのような嵐になっていく」と紹介し、本作への期待を述べた。小林氏は「新幹線が止まらないかとどきどきしながら大阪から来た」と切り出した。
飯沼氏は1カ月後に公開される映画について「気持ちとしては緊張している」とコメント。「映画は完成しているので、やっと見ていただけるという気持ち」(飯沼氏)。あと3日後に発売される「戦国BASARA 真田幸村伝」への感想を聞かれて小林氏は「やっとかという気持ち。もっと早く発売したかったが、ギリギリ夏休みが終わる前に発売することができるので大変うれしい。予約していない人は是非予約してほしい」と語る。
映画「真田十勇士」について小林氏は「大スペクタクルというか、騎馬兵も歩兵もたくさんでますし、アクション映画が好きなので、アクションがたくさん入っていて楽しい作品だと思います」と紹介。今回の映画「真田十勇士」は、普段思い描いている真田幸村とは異なり、実は腰抜けの武将だったという設定。それを家臣である真田十勇士がもり立てて英雄に仕立て上げていくというストーリーだ。「最後は大逆転があるというストーリー。今まで見たことのない真田幸村を描いている」(飯沼氏)。
実は2014年の11月に舞台でこの物語は演じられており、それを映画化したというもの。舞台で演じたキャストが映画でも演じており、監督は舞台も映画も堤幸彦氏が担当。主演は中村勘九郎さんだ。「堤監督の映画は好きなんですが、格好いいところもあればコミカルなところもあったり。猿飛佐助も『戦国BASARA』の猿飛佐助と似ているなと思いました。冒頭はアニメから始まるのには驚いた」と小林氏。飯沼氏は「真田十勇士の幸村は格好いいだけの男だったが、それが誤解を生んで、ただの普通の人間が祭り上げられていくという設定。『戦国BASARA』では格好いい幸村がばっさばっさと切っていくのがいい」とも。
「戦国BASARA 真田幸村伝」について飯村氏は「ゲームはもっぱら子どもがやっているそばで見ているのだが、ムービーを見るのが好き。『戦国BASARA』も合間に入ってくるムービーがすごいなと思って見ていた。今回もすごい映像なので楽しみ」と語る。小林氏は「主題歌はT.M.Revolutionさんに書き下ろしてもらったもの。そして11周年を迎えたシリーズの中でも初の、1人の武将にスポットを当てた作品となった」と紹介。
なおメインキャラクターとしては、真田幸村のほか、父の真田昌幸、兄の真田信之、伊達政宗、幸村の子ども時代である弁丸、伊達政宗の子ども時代である梵天丸の6人をプレーヤーキャラクターとして使うことができる。また、真田幸村の生涯のステージは、クリア後に総勢46武将がプレイ可能となるとのこと。「例えば弁丸で大坂夏の陣まで遊べます。あとは徳川家康や豊臣秀吉でも、真田幸村の生涯を遊べる」(小林氏)。
また映画「真田十勇士」で猿飛佐助を演じた中村勘九郎さんからメッセージも届いた。勘九郎さんは「コラボが決定したのは素晴らしい」としながら、「真田幸村が有名になったのは『戦国BASARA』から。エンターテインメントを追求した映画・舞台、そして新作ゲームのコラボを楽しんでほしい」と語った。
なおキャンペーンの内容についても発表された。映画とゲームのプロモーション映像を視聴して、応援コメントをツイートするというもの。映画への応援コメントをツイートした人には映画「真田十勇士」の非売品作品資料やメモ帳「真田自由紙」、B2ポスターなどがプレゼントされるほか、ゲームへの応援コメントをツイートすると「戦国BASARA 真田幸村伝」のB2ポスターやA4オリジナルステッカー、特製瓦版オリジナルグッズなどがプレゼントされる。また、映画とゲームの両方へ応援ツイートをした人には「オリジナル湯呑」がプレゼントされる。
また、8月15日~9月30日の期間限定だが、コラボレーションカフェとして「六文銭茶屋」が東京の「バーリズム 秋葉原電気街店」と大阪「カフェ&スイーツ ハニトーカフェ」に登場。両作品のメニューが楽しめる。メニューを注文した人には、オリジナルのポストカードがプレゼントされる。通常のカラオケパセラでも別のコラボメニューが提供される。また新宿にある「カプコンバー」では「戦国BASARA 真田幸村伝」のコラボメニューを提供するという。
ダンスユニット「エグスプロージョン」もダンスを披露
そしてスペシャルゲストとして、ダンスユニットの「エグスプロージョン」の2人が登場。ダンスを披露してくれた。ダンスについて「いつもパソコンの画面で見るが生で見るのは初めて」と飯沼氏。
映画「真田十勇士」について小林氏は「絶対に観に行こうと思っていたら仕事で見ることになった」としながら、「アクションが思ったより多くて見応えがありますし、堤監督ならではのコミカルな部分もあって、おもしろい要素は満載」(小林氏)。飯沼氏は「映画館だと音もすごくなるので。映像も2,000カットの中1,200カットはCG。音も7.1チャンネルなので、サラウンドがすごい。映画館でご覧いただくと音の洪水で耳が痛くなるくらい」と語る。
また映画の中では、真田丸を実物大でセットとして作ったとのこと。これに小林氏は驚いたそうだが、構想半年で、作り上げるのに1カ月かかったそうだ。「CGじゃない本物感があってすごい」(小林氏)。
「戦国BASARA 真田幸村伝」について飯沼氏は「対戦型のようなゲームはプレイするのだが、もっぱらやられ役」とのこと。「最近のゲームはストーリーがよくできているので、映画を見ているような感覚でプレイできます」(飯沼氏)。小林氏は「いつもよりは史実寄り。歴史が詳しい人だと、そこからヒントをもらって作っているというのはわかるので。伊達政宗がなんで英語をしゃべっているのかとか、真田幸村の六文銭もそうですけど」。今回は真田一族が出るのだが、ハシゴの模様の鎧が残っているとのことで、ハシゴをモチーフにした「ハシゴ槍」を兄の真田信之が使うこともあるとか。
ここで発売前の「戦国BASARA 真田幸村伝」を小林氏がテストプレイ。後半の第8章「大坂冬の陣」をプレイした。大砲として登場した真田丸に一同びっくり。そしてその中に入って真田幸村が打ち出されるのも驚く。
家康の陣には砲台が備え付けられているのだが、これをロックオンして真田丸により破壊することができる。「幸村は新キャラクター扱いで、技も全部作り直した。空中アクションもできるようになっている」(小林氏)。そして次は猿飛佐助が登場。佐助は「ミニゲーム的に登場する」(小林氏)とのことで、今回は空中の物資を破壊するミッションのデモプレイが行なわれた。
デモの感想として飯沼氏は「格好いいですね。でも(映画と)似ていますね。僕は名前が伸之というので、信之でプレイしようかな」とコメント。
さらなる企画も紹介
ここまででさまざまなコラボレーションが発表されたが、「戦国BASARA 真田幸村伝」については「真田巡礼日帰りツアー」を開催することも決定。またニコニコゲーム実況チャンネルで「戦国BASARA 真田幸村伝」の生放送が行なわれるほか、「LAUNDRY」風の真田幸村と伊達政宗がデザインされたオリジナルTシャツも販売。発売日当日には東京と大阪で、声優のサイン色紙が当たる抽選会が行なわれることも発表された。
イベントの最後に小林氏は「まもなく発売される『戦国BASARA 真田幸村伝』だが、シリーズ初の1人の武将に絞った物語となった。大坂冬の陣、夏の陣を経て、最後には“BASARA”流のエンディングを用意している。クリア後は46武将でプレイできるので、思う存分楽しんでほしい」と語った。
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