ニュース

「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」にフランスと中国が登場

フランスはカトリーヌ・ド・メディシスが、中国は始皇帝がそのリーダーに決定

10月21日 発売予定

価格:
7,000円(税込)
9,300円(税込、デジタル デラックス エディション)

 2Kは、10月21日に発売予定のWindows用シミュレーション「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」の最新情報と最新動画を公開した。

 今回は、「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」にフランスと中国が登場し、フランスはカトリーヌ・ド・メディシスが、中国は始皇帝がそのリーダーに決定したことが明らかになった。

フランス「カトリーヌ・ド・メディシス」について

 カトリーヌ・ド・メディシスは、イタリアの貴族の家柄に生まれ、フランス国王アンリ2世の妃となり、1547年から夫が死去する1559年まで女王の地位にあった。

 彼女は3人の息子を持ち、その3人の息子のいずれもが彼女の在命中にフランス国王となる。カトリーヌは止むことのない内乱と宗教戦争が続く時代の中で最も力のある女性の1人としてフランスの王権を見事守り抜いた人であった。

フランスの固定ユニット

固有ユニット:皇帝近衛隊

 皇帝近衛隊は、ナポレオン・ボナパルトによって1799年に創設された精鋭部隊で、戦時にはしばしば他の兵士が羨むほどの高給、装備、営舎、食事を与えられていた。

 近衛隊は、古参近衛隊、中堅近衛隊、新規近衛隊の3隊によって構成され、最後までナポレオンに忠実に仕えたことで知られている。

 ワーテルローの戦いでは、中堅近衛隊が退却を余儀なくされたが、他の2隊はイギリスとプロイセン連合軍の砲撃による甚大な損害をものともせず、後退する彼らの皇帝を守り抜いた。

固有建造物:シャトー

 「シャトー」とは、歴史的には、領地に囲まれた貴族の邸宅を言い、1600年代のフランスでは、裕福な領主たちにより、こうした優美で豪奢な屋敷が地方にいくつも築かれた。

 カトリーヌ・ド・メディシスが愛したシャトー・ド・シェノンソーはその1つで、ここではたびたび豪華な夜会が催され、フランスで初めて花火が打ち上げられたとされている。

 しかし残念なことに、多くの「シャトー」は農民の反乱や民衆が起こした革命で焼き打ちに遭っており、現在では残ったその一部が人気の観光スポットとなっている。

【「シヴィライゼーション VI」初公開:フランス】

始皇帝について

 始皇帝は、群雄割拠するあまたの中国の国々を征服、統一した人物で、情け知らずの指導者だったと言われながらも、権力の階段を上りつづけ、紀元前221年に中国で初めての皇帝となった人物。

 始皇帝の御代には、その配下の武将たちは中国の領土を大きく広げていき、大規模な経済改革や政治改革を実施したとされている。

 こうした改革は、当時バラバラだった多くの国々を同じ規格のもとに標準化し、各国にあった壁をまとめ、1つの巨大な防壁、すなわち万里の長城に作り変えたことでも有名。

 さらに、始皇帝は世界的に有名な兵馬俑の史跡でも知られ、兵馬俑とは等身大の兵士などをかたどった人形で、土や粘土でできている。

中国の固定ユニット

固有ユニット:虎蹲砲(こそんほう)

 火薬は西暦9世紀ごろに中国で発見され、はじめは花火や祝いの場で使われるのみであった。やがて戦争で使われるようになっていき、「虎蹲砲」が生まれた。

 大砲の先祖である「虎蹲砲」は単純な作りで、実質的には、太い縄を巻きつけ、片方の穴をふさいだだけの鉄の筒。1368年には中国全土で使われていたと報告されており、さらに時代の進んだ1592年に使用されたという話も残っている。

固有建造物:長城

 前作「シヴィライゼーション V」では、どのプレーヤーでも遺産「長城」を作ることができていたが、今作の「シヴィライゼーション VI」では、長城は中国限定の固有施設という扱いになっている。

 長城という発想自体は固有ではなく、中国の誇る万里の長城は群を抜いた圧巻の建築物で、2000年以上もの間、人々を引きつけてやまない輝きを放っている。

【「シヴィライゼーション VI」初公開:中国】

「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」予約購入特典情報

 「シヴィライゼーション VI」を予約購入すると、10月21日のゲーム発売と同時にモンテスマ率いるアステカ文明を選択できる、限定早期アクセス権がもらえる。

 ただしこのコンテンツは90日後に解除され、解除後、「シヴィライゼーション VI」のプレーヤーなら誰でも無料で利用が可能となっている。