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アソビモの新作RTS「GODGAMES」メディア試遊会レポート

1試合3分で楽しめる本格RTS! 精鋭部隊を操り相手チームを粉砕せよ!

7月29日 正式サービス開始予定

MCを務めたお笑い芸人の南国バカンスのお2人
ゴッジョブ今井氏(左)とプロデューサーの堤章一郎氏(右)

 7月27日、アソビモは7月29日にリリースを予定しているリアルタイムシミュレーション「GODGAMES(ゴッドゲームス)」のメディア向け試遊会を実施した。

 本作はプレーヤー同士が2チームのいずれかに属してキャラクターを操作し敵を撃破していくMOBA(マルチプレーヤーオンラインバトルアリーナ)系のゲームとなっているのが特徴。今回は、この「GODGAMES」に実際に触れられるメディア試遊会に参加してきたので、その内容についてお届けしよう。

 最初に行なわれた説明会では、MCとして2人組お笑い芸人の「南国バカンス」が登場。また、ステージには「GODGAMES」プロデューサーである堤章一郎氏とゴッジョブ今井氏も登壇し、南国バカンスの両名とかけあいつつ、集まったメディアの笑いを取りながらステージの進行を務めていた。

【GODGAMES Animation Trailer】

「GODGAMES」とはどんなゲーム?

「サクセサー」ことプレーヤーが操るのが、さまざまな能力を備えた「ユニット」で結成される「部隊」になる

 改めて紹介すると、本作はMOBA系のリアルタイムストラテジーゲームである。プレーヤーは次の神を決める戦い「GODGAME(ゴッドゲーム)」に「サクセサー」として参加。自身の部隊を率いて、敵チームの部隊を撃破したり敵陣営の建物を占拠しながらポイントをかせぎ、自チームの勝利を目指す。

 この「GODGAME」は、最大30人のプレーヤーが1つのルームに集まり、15人対15人の2チームに分かれて3分という時間制限のなか、全力を尽くして戦う。人数が揃わなくてもCPUが代わりに入ってくれるため、試合自体は滞りなく進行してくれるのがうれしい。

 試合の勝敗は各プレーヤーが獲得したポイントの合計によって決し、その後はまたすぐにつぎの試合に参加することが可能。こうして多くの対戦を経て「ゴッドランク」を上げていき、ランキング上位を目指していく。なお、参加ユーザーは日本のみならず全世界に及び、サービスが導入されている国のプレーヤー全員でランキングを競うことになるようだ。

待ち時間ナシで即参戦! 「フリーインバトルシステム」

 本作の売りの1つとも言えるのが、この「フリーインバトルシステム」。これは、対戦を始めると、現在進行中のどこかの試合にすぐに参加できるというもの。人数合わせで参戦しているCPUの代わりとして入ることになるため、参戦数のバランスが崩れることはない。

 なお、たとえ負け直前のチームに編成されてしまったとしてもご安心を。チームが負けたことでプレーヤーが受けるデメリットはないため、「対戦したい!」と思ったら、いつでも気兼ねなく参加するといいだろう。1試合3分という絶妙な試合時間といい、このプレイのテンポの良さはなかなか他の対戦ゲームでは味わえない要素と言える。

3タイプあるユニットを使い分けて戦え!

ユニットは、ガチャで入手するのではなく、ツリーに表示されているユニットをクラフトすることで狙ったものが獲得できる

 プレーヤーが操作するユニットはサービス開始時点で70体を超えた種類があり、それぞれ個性を持っており、「タンク」、「ストライク」、「アシスト」3種類のタイプいずれかに属している。

 「タンク」は防御力があるユニットで、他の2タイプよりも打たれ強く、近接戦闘のスペシャリスト的存在。「ストライク」は遠距離攻撃に長け、攻撃範囲も広い反面HPが低く、敵の攻撃を受けるとすぐに倒れてしまう。「アシスト」は攻守ともに平均的にこなせるほか、バフやデバフ、回復などといったサポート系の行動が充実している。

 また、各ユニットにはコストが設定されていて、基本的にコストが高いものほど戦闘能力が高くなる傾向にある。このコストは、実際に対戦が始まったとき、戦場に召喚する際に必要となる「マナ」の量を表しており、必要なマナが多いほど召喚には時間がかかる。そのため、高コストのユニットばかりの部隊では、まともに運用するのは難しいかもしれない。

 部隊編成は、手持ちのユニットのなかから15体を選択する形で行なう。タンク、ストライク、アシストどのタイプを入れるのも自由だし、コストにも制限はない。ただし、先述のように高コストのユニットは戦闘中盤以降でなければ召喚しづらいため、そのあたりはうまく考えて選択したい。

 この、タイプとコスト、そして各ユニットが備えている「ポテンシャル」を考慮しながら15体を選んでいく作業は、トレーディングカードゲームでデッキを作っていくのと似たような感覚がありとても楽しめる。

ユニットは「ポテンシャル」という独自の能力を備えている。これは、プレーヤーが2種類あるうちのどちらかを選んで上げていくことになる。なお、クラフト時まれに「EXポテンシャル」を持ったユニットが登場することも
戦場で出撃できるユニットは1度に4体まで。あとは撃破されたり自分で撤退させるたびに新たなユニットが登場する仕組みだ。なお、編成したユニットがどんな順番で戦場に参戦するかはランダム要素となっている

ゲームの基礎を覚えられる1人用モード「シングルプレイ」を搭載!

プロデューサーの堤氏いわく「最初はシングルプレイをしっかり遊んでもらいたい」とのコメントもあったので、まずはこちらを最後までプレイしてみるといいだろう

 対戦ゲームとして作られている本作ではあるが、「シングルプレイ」として1人用のモードも用意されている。こちらは、あらかじめ用意されたユニットを使って遊ぶもので、それぞれのユニットが持つ物語を楽しみながらプレイすることが可能。

 また、このモードはチュートリアル的な要素も兼ね備えており、シングルプレイを遊ぶことでゲームの基礎を覚えていくことができるようになっている。さらに、初回プレイ時にかぎり色々な報酬を獲得することもできるため、実利的な部分でもお得になっている。

正式サービス時に実装される新要素情報も公開!

 「GODGAMES」はこれまでもβテストを実施してきているが、正式サービス開始時には新たな要素も盛り込まれるとのことで、それらについての発表も行なわれた。

新マップ「グレートスタンプ」

 かつてエントの始祖が森を再生させた聖なる場所、という設定のこの地は、すでに実装されている既存マップとことなり、円形型の地形をしているのが特徴。タンクのような接近戦タイプよりは、ストライク、アシストといった遠距離や補助タイプが活躍できそうなマップになっているという。

【グレートスタンプ】

新ユニット「魔王シリーズ」&「勇者シリーズ」

 正式サービスにともない、新たなユニットも実装予定。「魔王」、「勇者」と銘打たれたこちらのシリーズは、堤氏いわく「これまでのユニットが武将クラスだったとすると、こちらは英雄クラスのユニット」であるという。

 当然ながら誰もが強力なスキルを備えているということだが、なかにはデバフ効果を持ったスキルを持つ強力なユニットもいて、これを敵に回すとかなり不利な戦いを強いられることが予想される。これは人気が出そうなユニットだ。

【新ユニット】

新ボイス収録

 新ユニットを登場させるにあたり、声優も新たに追加される。「女神官リネット」および「クリキヨ」のCVを釘宮理恵さんが、「大魔王オルファス」のCVを近藤隆さんが、「灼熱のフェブリス」のCVを山本兼平さんが、「復讐者オートスロート」のCVを川西健吾さんが担当する。

 今回実施された「GODGAMES」試遊会では、メディア各社がゲームを体験しつつ以上の情報が合わせて発表された形になる。また、将来的にオンライン/オフラインでの大会を予定していることや、Facebook版のリリースを予定しているという。なお、いずれも時期は未定。

 7月29日にはサービスの開始が予定されている「GODGAMES」。まだ事前登録を済ませていないのであれば、ぜひ今のうちに登録して正式サービス開始に備えておきたい。