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「アノニマス・コード」主人公の能力「セーブ&ロード」の詳細も明らかに!

画像左より千葉翔也氏、夏川椎菜さん、松原達也プロデューサー
今冬発売予定

価格:
パッケージ版 7,800円(税別)
ダウンロード版 7,000円(税別)

 MAGES.は、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催された「5pb.祭り2016」にて、プレイステーション 4/PlayStation Vita用アドベンチャー「ANONYMOUS;CODE(アノニマス・コード)」のトークステージを実施した。

 イベントには、本作の主人公・高岡歩論(ポロン)役の千葉翔也さん、ヒロイン・愛咲もも(モモ)役の夏川椎菜さん、松原達也プロデューサー、さらに企画・原作を手がける志倉千代丸氏がツイキャス経由で登場。ゲーム内容やキャラクターについて語った。

「アノニマス・コード」では、2037年の中野が舞台となる。「2036年問題」や「ガウディコード」、「ファティマ第3の予言」など、現実にある要素が数多くゲーム内に取り入れられている
自分が乗る近未来バイク「グレイパー」のプログラムをレース中に書き換えられるほどのハッキングの腕を持つポロン。千葉さんは、バイクとハッカーという男の子の憧れの組み合わせに期待感を隠し切れない様子
ネコ耳に着ぐるみという男性なら誰もが好きになってしまいそうな要素を持つモモに、色々な期待が高まる

 主人公・ポロンの能力「セーブ&ロード」の詳細にも言及。ゲーム内では、プレーヤーがロード画面を開き、ポロンがロードを選択することで物語の展開を変えていくことになるという。時にはプレーヤーの意に反してポロンがロードを行なわなかったり、勝手にセーブしたりするケースもあるとのことで、ポロンがセーブを行なわないルートを模索するといった工夫も必要になるようだ。

ゲーム内でのセーブとロードが物語の展開に大きく影響するという本作。時には、セーブデータが書き換えられてしまうといった展開もあるとのことだ

 また、志倉氏からは過去作「シュタインズ・ゲート」に登場した「世界線」とは異なる「世界層」という概念が重要な要素になることが明かされた。「世界層」とは、高度な地球シミュレーターであれば、シミュレーション内の人間もまた同じようなシミュレーターを生み出すという考え方で、オリジナルの世界を「第一層」とした場合、自分たちが何層目の世界にいるのかということも物語のキーになるとのこと。

別の可能性という横の広がりを持った「世界線」とは異なり、シミュレーション内シミュレーションとも言える縦方向での広がりを持つ「世界層」。「ハッキング」という要素が組み合わされることでどのような物語が展開されるか、今から楽しみなところだ

 様々な情報が公開された今回のトークイベント。イベントの最後には各出演者からそれぞれコメントをいただいたので、以下に掲載する。

千葉氏:設定を聞いて今からワクワクしています。比較的年齢が近いキャラということで、等身大で演じていけたらと思います。

夏川さん:モモは謎の多いキャラクターということで、役者として楽しみです。また、一プレーヤーとしてもゲームを楽しみにしているので、今から頑張っていきたいと思います。

松原プロデューサー:ゲームとして複雑な設定がありますが、その分深みのある作品になっているので、よろしくお願いします。

志倉氏:別シリーズという形になっていますが、科学アドベンチャーシリーズが好きな人であれば納得できる内容になっているので、今後の発表にもご期待ください。