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PlayStation VR、予約開始も瞬殺!朝から長蛇の列が出来上がる

盛田プレジデント、「メチャメチャ嬉しい」

6月18日 予約開始

価格:
PlayStation VR 44,980円(税別)
PlayStation VR+PlayStation Camera 49,980円(税別)
コメントを寄せていただいたSIEJAプレジデント盛田厚氏
朝8時前に予約の受け付けは終了。まさに瞬殺!

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、10月13日に発売を予定しているプレイステーション 4用VRシステム「PlayStation VR」の予約を全国一斉に開始した。都内の量販店では回転を速めて受付を行なう店舗も見られ、早朝から多くの人が行列を作るなど盛り上がりをみせた。

 東京・秋葉原の駅前にあるヨドバシカメラのマルチメディアAkiba店では昭和通り口から予約開始を待つ人が列を作り、駅とヨドバシカメラ間の通路に沿ってずっと延び、中央口の道路に面した入り口のところまで続いていた。約500人ほどが並び、朝の7時で8割方、8時には全ての整理券の配布が終了となるほどの人気となった。

 列の先頭に並んだ方は前日の夜9時半頃から並び始めたとのこと。まだ体験したことはないが、インターネットなどで情報を見て楽しみにしているという。「今日は予定が合って体験会に行けないのが残念。でも発売までは時間があるので、どこかの体験会には行きたい」と答えてくれた。

 予約は全国一斉に9時から開始ということで、6階のゲーム売り場に通されたが、蛇行する列がゲーム売り場からCD/DVD売り場まで伸びて、売り場が人でいっぱいになったほどだった。

 マルチメディアAkiba店では体験会が、6月18日、19日の両日に渡って開催されている。体験会に視察で訪れたと思われるSIEJAプレジデントの盛田厚氏に予約開始について伺うと「(かなりの行列ができて、それだけ期待を集めていることは)メチャメチャ嬉しい。PlayStation VRはポテンシャルのある商品だし、(ひとつのプラットフォームとして)力を入れている」と嬉しそうに語った。今回のE3で対応ソフトの数々が発表されたが、「発売予定タイトルの情報を聞いて、みなさん期待していただいているのだと思う」ということで明るい要素が出そろい、発売まで突き進むことになりそうだ。盛田氏は「体験会で体験して発売を楽しみにしていただきたい」と締めくくった。

【“PlayStation VR”日本の皆様に向けたビデオメッセージ】

予約待ちの行列先頭からズラッとマルチメディアAkiba店を半周取り囲むように列が伸びた
1階のレジ付近にもPS VRの予約開始の告知が掲げられていた
6階のゲーム売り場は、開店前から「予約受け付け終了いたしました」の張り紙が!
パンフレットもすでに配られていた
レジのカウンターに置かれた「購入時の確認ポイント」の説明書。プレイ環境も規定されている
ゲーム売り場は人で埋め尽くされるほど。ここ最近はソフトの販売も含め、早朝の行列は短くなる一方だったが、久しぶりに大型商品となった

 VRは体験しなければそのすごさが伝わりにくいこともあり、SIEはPlayStation VRの体験会に力を入れている。その一環として、予約開始に合わせて開催された体験会だ。18日と19日の両日、ヨドバシカメラのマルチメディアAkiba店の昭和通り口のエントランスで開催されている。開催時間は10時から20時まで。

 会場には5台の試遊台が置かれており、体験できるソフトは「THE PLAYROOM VR」(2台)、「The Deep(仮)」(2台)、そしてなんとカプコンの「KITCHEN」が1台設置されている。

 ちなみに整理券制になっているのだが、18日の9時30分の段階ですでに30人くらいが列に並んでおり、10時に整理券の配布がスタート。1番人気はなんと言っても「KITCHEN」! 10分程度ですでに15時10分の回まで整理券の配布は終了してしまい、それこそすぐに配布が終了してしまいそうな勢いだった。「KITCHEN」狙いの方は、お早めにどうぞ……。

 ちなみにこれは余談だが、体験会はオープンスペースで行なわれているため、ヘッドセットをしてプレイしている様は周りに筒抜けだ。通りがかりの人が口々に「VRとかいうの? なんか未来っぽいね」と言葉を交わしている姿を見ると、かなりの宣伝効果も期待できそうだった。

ちなみに体験会ブースの設営を見ていると、PlayStation VRのセットアップの手順を見ることができた……
VRはヘッドセットを装着することから、試遊が終る毎にヘッドセットを綺麗に掃除するためのアルコール除菌シートが置かれている
3つのソフトから選択して試遊。試遊台は固定なので、人気に偏りが出るのは仕方ないこと。どう考えても1番人気は「KITCHEN」なのだが、試遊台が1台しかないため、かなり試遊するにはかなりの待ち時間を覚悟した方がいいだろう。ちなみに早くも「バイオハザード」のロゴが書かれている
試遊台にも朝から行列がズラリと出来上がった!
試遊台横には体験した感想をつぶやいて欲しい旨が書かれている
ヘッドセットのセットは懇切丁寧にやってくれる
「THE PLAYROOM VR」はヘッドセットを被っている人とディスプレイを見てプレイする人で役割が変わるゲーム内容となっている。1人で参加すれば来場者がヘッドセットを被り、係の方がディスプレイを見ながら一緒にゲームをプレイしてくれるが、友人と一緒に行けば役割を分担して2人で遊ぶこともできる