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「Horizon: Zero Dawn」は機械動物を仲間にできる!

最新デモプレイでわかったゲーム進行の具体的な流れ

6月13日 開催(現地時間)

会場:The Shrine Auditorium & Expo Hall

 日本で2017年2月28日に発売が決定したプレイステーション 4用アクション「Horizon: Zero Dawn」。「E3 2016 PlayStation Press Conference」ではその最新デモプレイが登場したので、その詳細をお伝えしたい。

【Horizon Zero Dawn - E3 2016 Gameplay Video | Only on PS4】
いかにも部品を背負っている機械動物。攻撃すると怒るが、部品も手に入る
矢も部品から作成していく

 今回のデモプレイでは、広いフィールドの中で、具体的にゲームがどのように進行していくかを見ることができた。

 本作は機械型の動物が支配している世界が舞台となっているが、主人公のアーロイはこの機械動物を倒し、その残骸から部品を集めることで装備を作成していくことができる。

 アーロイはレーダーのような装備品を持っていて、これを発動させれば範囲内に入った機械動物の情報を読み取り、敵の名前や弱点、また手に入る部品を知ることができる。

 アーロイは弓を主要の武器とし、その矢を切り替えることで様々な敵に対応していく。矢は電撃や炎などの種類があって、これらの矢は敵から手に入れた部品から作成できる。

 またこの世界に暮らす人間は、アーロイだけではない。デモプレイでは攻撃的な機械動物に追いかけられている青年に出くわしており、機械動物を倒すを会話イベントが発生していた。会話イベントではいくつかの選択肢の中から返答を選ぶことも可能だったので、返事によっては以後のイベントが変わるのかもしれない。

 デモプレイでは、「悪魔がいる! 危険だから一緒に逃げよう」とうろたえてばかりの青年に、「私はそんなの信じないから、早くここから去って」と冷たくあしらっていた。「お前狂ってるぞ!」と捨てゼリフまで吐かれるのだが、アーロイはどこ吹く風。冷静に状況を見極め、問題の地に向かって真相を確かめる、という流れになっていた。

会話イベント。返答の選択肢も登場する

機械動物にエネルギー注入!
上に乗り、素早く移動できるようになった

 ここで面白かったのは、移動手段として機械動物を「仲間」にするシーンが登場したこと。仲間にしたのは牛型の機械動物で、ワイヤーを撃ち込んで足止めする「ROPECASTER」を使用して身動きを取れなくした後、近づいて弓の先からエネルギーのようなものを注入する。すると頭部のチューブの色が青色に変わり、牛型の機械動物が制御できるようになった。

 コントロールを掌握すると、その機械動物の上に乗って馬を駆るように移動できるようになる。降りた後も口笛を吹いて呼び寄せることが可能で、ときに機械動物を仲間にすることで、状況が有利になることもあるようだ。

 そして目標地点にたどり着くと、そこには他の機械動物とは違う黒い色をした機械がおり、この機械との戦闘が始まった。戦闘のセオリーは弱点を把握して、それに適した武器で攻め立てること。攻撃を加え続けることで装甲が剥がれ、心臓部が露出するので、そこに一撃を加えることで倒せる。相手が機械ということもあってクセのある動きも多いが、その分アクションゲームとしての手応えを感じられるだろう。発売は来年となるが、まだまだ謎も多いので、今後の新情報の公開が楽しみだ。

ボス戦がやはり見どころの1つ。敵の攻撃を見極めながら、段々と追い詰めていくのが狩猟のセオリーのようだ