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キモカッコイイ芸術作品? 「figma ウィトルウィウス的人体図」
FREEing、ダ・ヴィンチに挑戦!
2016年6月3日 11:30
FREEingはアクションフィギュア「figma ウィトルウィウス的人体図」を12月に発売する。価格は6,000円(税別)。全高約16cm。
「考える人」、「ダビデ像」、「ミロのヴィーナス」……様々な芸術作品を“figma化”しているFREEingの新たな挑戦が、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「ウィトルウィウス的人体図」だ。この図はルネッサンス期に多くの芸術家に影響を与えた、古代ローマ時代の建築家ウィトルウィウスの著作「建築論」の記述を元にダ・ヴィンチがペンとインクで紙に書いたもの。
人体のプロポーションに関心を持っていたダ・ヴィンチは、外周に描かれた真円と正方形に男性の手足がきちんとはまり込んだ図を描き、“理想的な比率”を提示した。「掌は指4本の幅と等しい」、「肘から指先の長さは掌の幅の6倍と等しい」など、人体の構造を確認できる図として描かれ、後に医学のシンボルになるなどダ・ヴィンチの代表作の1つとなった。
「figma ウィトルウィウス的人体図」は、人体に2対の手足があるという図をそのまま立体化。関節を組み込み、かなり異形の雰囲気を放つアクションフィギュアとした。ポーズを取らせるだけで独特の迫力と、奇妙な“可笑しさ”が生まれる商品となっている。手足が一対ずつにもできる。ペンで書かれた雰囲気を再現した塗装も見事で、アカデミックな雰囲気も持っているのが面白い。
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