5pb.Games、PS2「伯爵と妖精 夢と絆に想いを馳せて」
キャラクターグラフィックスとサンプル画面を紹介


4月30日 発売予定

価格:通常版 7,140円、限定版 9,240円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


Illustration :藤井まき

 5pb.Gamesは、プレイステーション 2用「伯爵と妖精 夢と絆に想いを馳せて」を4月30日に発売する。価格は限定版が9,240円、通常版は7,140円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。今回はキャラクターグラフィックスとなどを紹介する。

 原作は谷瑞恵の人気小説シリーズ(集英社コバルト文庫)であり、コミック、ドラマCD、アニメで展開されている。



■ ゲームストーリー

 19世紀のロンドン。リディアは妖精が見え、彼らと話ができる少女。妖精が大好きなリディアは妖精博士(フェアリードクター)を志していたが、依頼がまるで来ずやるせない日々を送っていた。

 ある日、エドガーと名乗る青年から誘拐同然で連れてこられ、妖精メロウの宝剣探しの依頼を受ける。リディアは胡散臭いと思いつつも契約し、ところ構わず口説きまくるエドガーに振り回されながらも無事に依頼を達成。この事件をきっかけに、リディアは青騎士伯爵となったエドガーに気に入られ、伯爵家専属の妖精博士として雇われることとなった。 隙あらば甘い言葉で口説いてくるエドガーと共に、リディアは戸惑いながら妖精に関する様々な依頼を解決してゆく……。


■ キャラクター紹介

リディア・カールトン:妖精の姿が見え、話もできる「妖精博士(フェアリードクター)」の17歳の少女。負けん気が強く物怖じしない性格だが、根からのお人よし。父親に会うためロンドンに向かう途中でエドガーと出会い、事件に巻き込まれてしまう。エドガーの甘い口説き文句にいつも振り回されている。

エドガー・J・C・アシェンバート(CV.緑川 光):伝説の「青騎士伯爵」を名乗る、金髪と灰紫(アッシュモーヴ)の瞳をした美貌の青年。自分の身分を証明するメロウの宝剣を探すため、リディアを妖精博士として雇う。狡猾な頭脳とノブレス・オブリージュ(貴族の義務)を持ち合わせ、本物の貴族にしか見えないがその正体は……。

レイヴン(CV.杉田智和):エドガーの従者。漆黒の髪に黒と見間違えそうなほどの深緑色の瞳、褐色の肌を持つ神秘的な雰囲気の少年。武術は相当な腕前でエドガーに対して絶対的な忠誠心を持ち、彼のためには殺人をも厭わない。

ニコ(CV.優希比呂):リディアの相棒の妖精。元々はリディアの母の相棒だった。猫の姿をしているが猫扱いされるのを嫌い、2本足で歩く。身なりや食事にうるさく紳士を気取っている。リディアを気にかけつつも、都合が悪くなると姿を隠すことがある。

ケルビー(CV.子安武人):リディアの昔なじみの妖精。人の姿をしているときは黒髪の美青年だが、その正体は人間を惑わし、水の底へ引きずり込んで食べてしまう獰猛な水棲馬。リディアを気に入っており、ロンドンから帰ってこない彼女を連れ戻しにきた。

ポール・ファーマン(CV.神谷浩史)妖精の絵を好む駆け出しの画家。父親をプリンスに殺された過去を持ち、プリンスに敵対する組織「朱い月(スカーレットムーン)」に属する。エドガーの素性を知っている唯一の人物。

ユリシス:青騎士伯爵家の血を引き、プリンスに仕える謎の人物。リディアを上回る「妖精博士(フェアリードクター)」の力を持つ。黒妖犬を引き連れてエドガー達の前に立ちふさがる。


■ サンプル画面

 「恋愛&ファンタジーアドベンチャー」というジャンル通りの内容が期待される。



■ 限定版の特典

 最後に、限定版の内容についても触れておく。7,140円の通常版に対し、9,240円の限定版には、以下のような特典が予定されている。

・藤井まき描き下ろし化粧箱
・オリジナルサウンドCD(BGM、OP/ED フルver入り、キャラソン ショートver入り)
・オリジナルシーリングスタンプ(指輪型)

(C)谷 瑞恵/集英社・アシェンバート伯爵家
(C)5pb. Inc.
※画面は開発中の物です

(2009年 3月 24日)

[Reported by 上北皆人]