「MHF フォワード.3」アップデート直前インタビュー
「秘伝書」の充実、新登場の獣竜種「アビオルグ」などについて聞く


2月1日 アップデート実施予定


 株式会社カプコンは、Xbox 360/Windows用オンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティア オンライン」(MHF)の大型アップデート「フォワード.3 “未知なる系譜、獣竜種”」を2月1日に実施する。

 Windows版のサービス開始から4年以上が経過する本作だが、新モンスターの登場だけではなく、オリジナルの攻撃アクションの追加や、Xbox 360版では珍しいオンライン専用タイトルとして成功を収めるなど、新しい試みに積極的に挑戦し続けている。

 この「フォワード.3」について、「MHF」運営プロデューサーの杉浦一徳氏にお話を聞いてきた。「フォワード.3」の重要なポイントとなる上級者に向けた「秘伝書」に関するリファインを始めとして、今回登場する新モンスター2種の魅力、夏の終わりごろに待ち構える大きなイベント、またMHFの運営と杉浦氏の今後の関わり方などについても伺った。




■ 主に「秘伝書」のリファインに焦点。中級者の引き上げも考慮

「MHF」運営プロデューサーの杉浦一徳氏

――「フォワード.3」ですが、今回のアップデートの重点はどこにありますか?

杉浦一徳氏: 秋は中級者に向けたリファインが多かったので、今回は上級者に向けて、特に「秘伝書」に焦点を当てています。「秘伝書」をどのようにしたら納得していただけるか、上級者ならではのご意見にお応えしました。次回のアップデートとなる春は、新入生や新社会人が増えて、新しいPCやハードの購入機会が多くなる時期なので、ここでは新規の方向けのリファインが増えると思います。


SRに新たに追加されたHC防具。こちらは「メランHCシリーズ」
体力が徐々に回復するという特殊効果も秘めているHC防具。秘伝防具を入手するまでの間、効果は十分に期待できる

――「秘伝書」関連では何が加わったのでしょうか?

杉浦氏: スキルランク(SR)になった後、秘伝防具を手に入れるまでの中間になる防具がなかったので、そこに一部の既存防具の強化派生先としてハードコア(HC)防具を実装します。これは元々ある防具をHC化したものですが、相当いいものになっていると思います。

 また、HC防具は一定条件下になると特殊効果が発動して、ダメージを受けた際の体力が、赤ゲージの回復後も徐々に回復します。この効果は、装備部位を1つよりも5つ揃えていた方が回復速度は上昇するので、そこも魅力になっています。また「秘伝書」を複数獲得するだけでも、いいことがありますよ。

――秘伝防具のスキルにも修正が入りました。

杉浦氏: これはスキルの見直しの点でご指摘をいただいていたので実装しました。大剣には「ガード性能」が加わります。太刀には「回避性能」が加わり、さらに練気ゲージMAXの状態で攻撃威力がアップし、斬れ味ゲージの減少が半減します。ランスはガード時に一切ダメージを受けなくなります。またガンランスは砲撃の装填数が上がります。ヘビィボウガンは排熱噴射の威力が上がります。

――上級者向けの「秘伝書」にアップデートの重点を置いたということですが、「フォワード.3」ではHR500未満のプレーヤーにも多くのサポートがあり、これも目立っています。

杉浦氏: これらの要素は大きく分けて3つあります。まず、HR500未満のハンターとSRのハンターが一緒にクエストに出るとボーナスが入ります。HR500未満の方はハンターランクポイント(HRP)がより多く獲得できて、SRの方はHCチケットが手に入ります。

 次に、1日に1度しか受けられない「デイリークエスト」です。1日1回限定な分、入手できるものもとてもいいものを用意していて、中にはHRPが多く手に入るものもあるので利用していただきたいですね。

 最後に、1日3回限定で、得られるHRPにボーナスが付与される「ポイントボーナス」という施策です。HR200までのハンターであれば、1日にクエストを3回クリアすればHRが1上がるだけのボーナスを得られます。これによって、HRは結構サクサク上がると思います。極端に言えば、納品クエストを3回やればいいわけです。このボーナスは1日に3回までですが、これを利用してコツコツとやっていただくのもありかなと思います。またHR200以降でも3回のクエストでHRが1上がるまでは行きませんが、HRPは大幅に貰えるので、その点でもこのシステムを使っていただけたらと思います。

――これまでよりもHRPがぐっと得やすくなっていて、かなり大胆なリファインのようにも思えます。

杉浦氏: 「秘伝書」はHR500になって初めて獲得できますが、HR500までを目指すのがきついというご意見が多く、特にHR200からHR500までの離脱率が若干高いので、そこを見直しました。「秘伝書」の部分のリファインも相当やりましたが、SRへの到達しやすさも敷居を下げました。

 「MHF」は5年目を迎えてお客様のプレイ時間も長いので、コミュニティ全体は初心者と上級者といった縦の方向に伸びていってしまいます。そこで、この縦の伸びをどう抑えるかを考えました。ただ中級者を引き上げるだけではなく、今回はSRとHRそれぞれに報酬を用意して、HRが低い人と高い人が一緒に遊べるようにもしています。




■ 尻尾を振り回す「アビオルグ」、殻に覆われた「タイクンザムザ」が新たに登場

「アビオルグ」は、見た目からして凶暴だとわかる。連続攻撃も仕掛けるという長い尻尾には特に注意

――では、毎回の目玉となっている新モンスターについて伺っていきます。今回は2体入るそうですが、まずはアップデートタイトルともなっている獣竜種「アビオルグ」についてお聞かせください。

杉浦氏: 「アビオルグ」は獰猛の“獰”の字を使った「獰竜(どうりゅう)」という名前が付いています。そこからも「アビオルグ」の凶暴さを表しているかと思います。

 「アビオルグ」は尻尾が長くて、尻尾グセの悪い攻撃を仕掛けてきます。連続攻撃も持っていて、ブレスを2回連続で吐いたり、尻尾を振り上げてから叩きつけたりします。初めての挑戦では、攻撃を1回防いでほっとしたところに、さらに攻撃が来て驚くかもしれませんね。

 スピードもかなりありますし、圧倒的な攻撃タイプのモンスターになるので、ハンターのみなさんからすると相当やりごたえのあるモンスターなのではないかと思います。攻略しやすいモンスターというよりは、上級者向けで、苦労するモンスターですね。

 今回開発チームが頑張ったところは、新モンスターにも関わらず4フィールドに登場することです。背景が全く違うところなので、それぞれにメリハリが付いていると思います。

――「アビオルグ」が同時に2頭登場するクエストもあるそうですね。

杉浦氏: これは後日実装します。

殻に覆われた「タイクンザムザ」は、重厚なパワータイプ。その実、中身はかわいらしい橙色というのもギャップがあって印象的

――ではもう1体の甲殻種「タイクンザムザ」について伺います。蟹のような見た目ですが、どのようなモンスターでしょうか。

杉浦氏: 甲殻種は久しぶりですね。漢字では「多殻蟹(たからがに)」と書きます。この漢字と見た目でわかっていただけるかもしれませんが、「タイクンザムザ」は殻をたくさん体に身に着けています。攻撃はゆっくりですが、1回のダメージが大きいというパワータイプに仕上がっています。また部位破壊をしていくと、「タイクンザムザ」の本体が覗き、蟹が茹で上がった時のような美味しそうな色の姿が見えてきます。このモンスターは「潮島」の新エリアに登場します。

――部位破壊で殻がボロボロと落ちていって、とても特徴的になっていると思います。

杉浦氏: 甲殻種というのは、「アクラ・ジェビア」を出して以降はいませんでした。サソリも出してしまって、これまでの蟹の路線とは違うものを求めていた時に、開発チームから今回の提案がありました。

 ゲームは爽快感が大事だと思いますが、「タイクンザムザ」は部位破壊がどんどんできるので、楽しいと思います。これまでの甲殻種は手強く、部位破壊ができるモンスターもいましたが、これだけ気持ちよく色々壊せて、中をさらけ出させる快感のあるモンスターは初めてです。また攻撃もハサミをハンマーのようにしてズシーンと来るのは攻撃タイプとしても面白いと感じているので、今回は知恵を絞って差別化したなと思います。

――「アクラ・ヴァシム」はかなりのギミックがあったので、今回も期待してしまいますが。

杉浦氏: 「アクラ・ヴァシム」はいい所もありましたが、部位破壊が大変だという意見もありました。そこで、今回は難易度を上げるギミックというよりは、爽快感を重視しています。




■ 新たに2エリアが加わる「潮島」

今回からクエストによってエリア数が切り替わるようになった「潮島」。新たに地下へとダイブするエリアが追加される

――「タイクンザムザ」も登場する「潮島」ですが、4エリアで実装した前回は「広すぎる」、「狭すぎる」などの意見はありましたか?

杉浦氏: 今のところどちらのご意見も来ていないですね。

――では、今回の広さはちょうどよかったということでしょうか?

杉浦氏: 我々としては寄せられるご意見がある程度なければ、それは1つの合格ラインかなとは思います。ただ、そうするとお客様から「褒められなければダメ」と言われてしまうので、言い方が難しいですね。ご意見が来ていないというのは事実ですよ。

――その「潮島」に今回は2エリアが加わります。どのような場所になりますか?

杉浦氏: 今回の2エリアは薄暗い洞窟のような場所で、大きな穴から地下に落ちてエリアを移ります。平地で開放的な元の4エリアとは異なり、差別化できていると思います。

――今後導入されるフィールドも、「潮島」のようにエリア数が追加されるようになるのでしょうか?

杉浦氏: 今後のフィールドについては必ずしもそうではありません。あくまで潮島がそういうコンセプト、ということです。




■ 「ホルク」、「グーク」共に順調。「グーク」には特有のクエスト用アイテムも

レベルが2まで開放され、頭や羽のグラフィックスも変化した「ホルク」

――前回初めて実装された「ホルク」の様子はいかがでしょうか?

杉浦氏: 一部のお客様はすでに「学びの書」をコンプリートされるほど育て込んでいらっしゃるので、その点ではご評価をいただいていると思います。

 今回はレベルを2まで開放して、グラフィックスも少しだけ変化します。「学びの書」をコンプリートした方のためにも、「学びの書」も追加しました。レベル上限は今後も開放していく予定です。


養える「グーク」は3体にまで増えた。アップデートを重ねるごとに画面が賑やかになる

――一方の「グーク」も、今回養える「グーク」が3体に増えるということで、こちらも順調そうですね。

杉浦氏: はい。愛でるだけのキャラクターですが、お客様からそれなりにご評価いただけているのはありがたいと思います。

――特に「ここがいい」という意見はありましたか?

杉浦氏: 「グーク」は「お別れ」できるのですが、その演出が凝っていて、ついお別れしたくなくなるそうです。ここがお客様には評判がよくて、お別れの画面を毎回ご覧になってしまうようで。ただし、間違えると本当にお別れしてしまうので、気をつけてくださいね(笑)。

――1度に養える「グーク」がどんどんと増えていきそうですが、今後はどれほど増えそうですか?

杉浦氏: さすがに限度はありますから、そのあたりは調整してやっていきたいですね。


「グーク」を模した爆弾のようなアイテムなど、クエストで使えるアイテムも登場

――今回から「グーク」はクエストに少しだけ貢献してくれるようになったそうですね。

杉浦氏: 「グーク」と触れ合うことで、クエストで使えるアイテムが入手できるようになります。走って行って爆発する「グーク」をかたどった爆弾や、たまご風の爆弾など、ネタも含んだものです。効果もユニークなものがありますが、それがないとクエストが成立しないようにはしていないので、クエストの途中の息抜きや楽しみに使っていただきたいなというものです。




■ 「フィーチャーウェポン」など武器関連の新要素・リファインも

――武器に関してですが、今回から実装される「フィーチャーウェポン」とはどのようなものでしょうか?

杉浦氏: 毎日、ある武器種にスポットが当てられて、それが強くなるというものです。現状では、仲間の中で武器種が同じになってしまうので、どうにかしてほしいといった話も挙がっていました。もちろん各武器種のバランス調整も行ないますが、それだけではない試みです。

 今日は大剣、明日はライトボウガンといった感じで、色々な武器を使っていただいたらいいかなと思います。効果は武器種ごとに違うので、遊んでご感想をいただけたらなと思います。画面を見てもらえれば、何がフィーチャーされているかがわかるようになっています。ここでは翌日のフィーチャー武器もわかるようになっています。


進化武器にはライトボウガンが登場。肉質を柔らかくする「強酸弾」という弾が扱える

――武器のリファインとしては、進化武器に初めてライトボウガンが入るようですね。

杉浦氏: 飛び道具については仕様が難しくて、以前から企画はあったのですが、実装までに時間がかかりました。今回から「強酸弾」という新しい弾が入ります。これを使って攻撃すれば、その箇所の肉質が柔らかくなるので、そこを他のハンターが集中的に攻撃する、といった使い方ができます。

――武器のお話が出たのでお聞きしますが、「秘伝書」関連を問わずヘビィボウガンについては、武器倍率の上限を撤廃するというお話がありました。こちらはどうなりましたか?

杉浦氏: 今回は入りません。これに関しては「フォワード.4」で検討しています。




■ ゲーム内外の企画も順調。夏の終わりには東京で大規模イベント

こちらはWindows版のパッケージデザイン。今回は「プレミアムパッケージ」1種類のみの販売となる

――「フォワード.3」のパッケージのできあがりはいかがでしょうか?

杉浦氏: 毎回気をつけているのはデザインと性能です。その点では今回はいいできだと思います。防具と武器のデザインも、お客様のニーズに応えられていると思います。

――今回は、前回までの「コレクターズエディション」のようなフィギュアが付くパッケージは販売されないのでしょうか?

杉浦氏: 「ガイド娘」のフィギュアについては、5回連続パッケージで販売するという特別な企画物だったので、今回から通常に戻ったということです。また何か面白い企画があったらやると思います。


ゲーム内以外でも、ムツゴロウさんを迎えての映像配信など、バラエティに富んだ企画が目立っている

――最近では、「MHF」の公式サイトでムツゴロウさんがモンスターを実際の動物と同じように紹介するという映像も公開されるなど、面白い企画も行なっていますね。

杉浦氏: ムツゴロウさんは本当にノリノリでやってくれて、そこがお客様にも評判をいただけました。また話題性があって、意外性がある楽しい企画があれば、やっていきますよ。

――それ以外にも、「MHF」で利用可能なアイテムのイベントコードが入手できる、iOS/Android用「モンスターハンター フロンティア オンライン エッグラン」のアプリ配信という試みも行なっていますね。

杉浦氏: こちらはまた意図が違っていまして、自宅で多くやられるオンラインゲームを、自宅以外で触れてもらうにはどうしたらいいかとうことで生み出された企画です。実際に、最もプレイされている率が高いのはお昼です。恐らく、社会人や学生の方がお昼休みにやっていただいているのではと思います。

――ゲーム内外でも企画は様々ですが、今年の夏頃には「VS.クエスト チャンピオントーナメント」の47都道府県制覇が終了して、その後には以前明言されていた「大きなイベント」が控えていると思います。イベントの時期は決まりましたか?

杉浦氏: 時期の明言が難しいのですが、中高生は夏休みが終わり、大学生の夏休みが残っている間でしょうか……。この時期に、東京で大きなオフラインイベントをやりたいと考えています。来ていただいたお客様に、参加してよかった、楽しかったと言ってもらえるものにしたいと考えています。詳細はまだ決まっていませんが、ゲーム内と連動させるようなものにしたいとは話しています。

――Xbox 360版の施策で、何か新しいものはありますか?

杉浦氏: 「MHF」をやったことがなく、またディスクを持っていない方でも、ゲームをダウンロードできるようになります。これには3日間のゴールドメンバーシップも付くので、「MHF」のトライアルコースが無料で遊べます。つまり、インターネット環境とXbox 360本体があれば、すぐに「MHF」をダウンロードできて遊べるようになったということです。クライアントをダウンロードしてすぐに遊べるWindows版とほぼ同じ環境が整えられたと言えますね。

――「フォワード.4」についてはどのような予定になりそうですか?

杉浦氏: 本来であればゴールデンウィーク前のアップデートなのですが、ゴールデンウィーク後の5月末くらいになる予定です。申し訳ありません。春に向けての宿題が多い分、ボリュームを多くしていきたいので、期待して欲しいですね。




■ 「MHF」運営、最終的な意思決定は今後も杉浦氏が監修

――最近では、杉浦さんも「MHF」以外の多くのプロジェクトを抱えていると伺っています。「MHF」の運営としては、今後はどのように関わっていくのか、その方針のようなものがあれば教えてください。

杉浦氏: 「MHF」の2年目から3年目くらいまでは私が運営にしっかりと入っていましたが、現在は未発表のタイトルや様々なプロジェクトを抱えており、100%「MHF」に入れていません。そこで、中間のリーダーをどんどん育てて、そういうスタッフに権限委譲して仕事をしています。その筆頭が、みなさんにも公開している運営ディレクターの宮下輝樹です。

 私が1人でやっている頃に比べると、自分の考えがちゃんと伝わるのかとか、組織や運営が回っていけるのかという心配はありました。内部のコミュニケーションが上手く行かなかった時は歯痒い思いもしましたが、スタッフの力も向上してきていますし、今ではこのやり方でよかったのかなと思っています。私の価値観や考え方以外のものも入ってきて、それで結果を出している面もありますから、私自身の勉強になったことも多かったと思います。

 「MHF」では今後もどんどん権限委譲しますが、仕切る所は仕切って、「昔の方がよかった」ではなくて、「今の方がよかった」と言われるように、その環境づくりはだけは手を抜かずにやっていこうと思っています。

 今はもう細かいことには口を出さないようにしていますが、最後の大事なところだけは後ろからきちんと見ている形でやっていきたいなと思っています。今でも大きなトラブルや方針転換、決め事に関しては一緒に相談して決定しています。他のプロジェクトがあって「MHF」のスタッフが抜けているのではと心配なさるお客様もいらっしゃるかもしれませんが、逆にスタッフを増やして充実させていますので、ご安心していただきたいと思います。

――それでは「MHF」ファンにメッセージをお願いします。

杉浦氏: 「MHF」は5年目を迎えて、決して新しいゲームではなくなっています。長くやっていて、ゲームもお客様もお陰様で安定しています。そこにやってくる甘えが、落ち着いてきたゲーム運営の最大の敵だと思っています。緊張感を保つためにも、今後は1年1年大きなミッションを掲げてやっていきたいと考えています。今年のミッションが何かということは、次回のアップデートまでお待ちください。「フォワード.3」の内容、そして「フォワード.4」で公開されることを楽しみにしていてください。

――ありがとうございました。


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(2012年1月27日)

[Reported by 安田俊亮]