インタビュー

日清食品が「日清のとんがらし麺」でe-Sportsに初めて協賛

担当者に初協賛の経緯を聞く。GAME Watch読者限定クーポンコードプレゼントも!

11月4日収録

日清食品マーケティング部主任の石川耕太氏

 11月3日に開催されたロジクール主催のe-Sportsイベント「Logicool G Cup」では一風変わった風景が見られた。イベント会場の奥に、試食コーナーが設けられ、そこで日清食品の「日清のとんがらし麺」を無料で食べることができたのだ。

 オリンピックをはじめ、陸上、ゴルフ、テニスなど、様々なスポーツに協賛している日清食品だが、e-Sportsに協賛するのは今回が初めてということで、これがe-Sportsがスポーツとして認知されるターニングポイントとなるのか注目されるところだ。

 今回は、e-Sportsイベントの協賛の経緯を、日清食品マーケティング部主任の石川耕太氏に聞くことができたのでご紹介したい。なお、日清食品の厚意で、日清食品のオンラインストアで利用できるクーポンコードを提供していただいた。インタビューの最後にコードを掲載しているので、ぜひ活用いただきたい。

【日清食品ステージイベント】
「Logicool G Cup」のステージイベントでは、日清食品の石川氏と共に、LJLの実況解説等で知られるRevol氏がゲストとして登場し、試食イベントが行なわれた。このイベントの直前に、eyes氏との1on1に惨敗したRevol氏だが、感想について「カタリナのアルティメットを口に入れている感じ」と「LoL」に絡めた表現でその辛さを表現し、「辛いものは気分が落ち込んだ時に食べると元気が出るので今の自分に合っている」と語り、額にびっしり汗をかきながら完食していた

日清食品とe-Sportsとの意外な共通点

会場奥に設置されていた日清食品ブース
特大の試食エリア
これが「日清のとんがらし麺」。ふたに添付されているパウダーで辛さを調整できる
カップでアンケートも行なっていた
試食エリアではヤキソバンが闇に堕ちる衝撃のCMなど、日清食品のCMが流されていた

――「Logicool G cup」を協賛した経緯を教えて下さい

石川氏:ひとつはe-Sportsが盛り上がってきているということがありまして、e-Sportsは年齢や国籍に関わらず公平に競い合えるスポーツというところが我々日清食品として凄く共鳴できたのと、もうひとつはe-Sports自体が非常に新しいエンターテインメントだと思いまして、我々日清食品も食を通じて人びとを楽しませるという想いを持っているので、エンターテインメント性という点で親和性を感じ、共感できましたので、今回協賛させていただくことになりました。

――食品業界とゲーム業界は少し距離があると思いますが、どのあたりで接点があったのですか?

石川氏:繰り返しになってしまいますが、弊社も食を通じて人びとを楽しませようとしている点ではリンクしているところがありますので、その点に共鳴したということになります。

――「Logicool G cup」というe-Sportsイベントに実際に参加されてみて、どのような感想を持ちましたか?

石川氏:思っていた以上に凄く盛り上がっているなと感じました。ゲームをやられている方は、実際に現場で見てみたら、実に色んな方がいらっしゃって。ゲームに対する間口が広がっているのかなと感じました。

――日頃スポーツアスリートと接する機会が多いと思うのですが、今回こうしたe-Sportsイベントに参加して、e-Sportsプレーヤーと接してみてどのような印象を持ちましたか?

石川氏:スポーツアスリート同様、ひとつのことを専門的にやられていて、その道を究めている方特有のオーラや情熱を感じましたね。さすがに体格などは全然違いますが、目指している方向は近いなと感じました。

――今回、協賛商品に「日清のとんがらし麺」が選ばれていますが、数ある商品の中で、この商品を選んだ理由はなんですか?

石川氏:「日清のとんがらし麺」は昔から熱烈なファンのいる、うまさと辛さを究極的に追求したストイックな商品なのですが、ゲームをプレイされたり、e-Sportsに参加されている方も、ひとつのことにストイックに追求されている方が多いと思うので、その辺りに親和性があるのかなと思いまして、「ここは日清のとんがらし麺で!」ということになりました(笑)。

――私も先ほど試食させていただきましたが、大変美味しかったです。ただ、身体がぽっぽぽっぽしていて、次から次に汗が出てきて困っています(笑)。

石川氏:ありがとうございます。

――先ほどもステージで語られていましたが、麺にも唐辛子が練り込んであるので、辛さから逃れられない感じがおもしろいなと感じました。

石川氏:そうですね。麺に唐辛子を練り込んでいるのが自社他社含めてこの製品だけですので、仰ったように逃げ場のない辛さが味わえます。とにかく辛い、毎秒辛い。辛いだけじゃなくてスープも麺も美味い。“うま辛”というところを追求した商品になっています。

――今回「日清のとんがらし麺」は、うま辛海鮮とうま辛担々麺の2つの味が紹介されましたが、そのほかにも種類はあるのですか?

石川氏:現在発売しているのはこの2商品です。

――「日清のとんがらし麺」は国内限定商品ということですが、e-Sportsは日本より海外のほうが盛んです。これを機にe-Sportsと足並みを合わせて海外展開していくような計画はありますか?

石川氏:未定です。まずは「とんがらし麺」を日本にしっかり普及させていきたいと考えています。

――私は名前だけは知っていて今回初めて食べる機会を得ましたが、こんなに手軽に“うまから”が味わえるのかとちょっとした感動がありましたね。

石川氏:そうですか、ありがとうございます。

――ちなみに試食コーナーでは、完食後の空のカップを使ってアンケートを採っていましたよね。ああいったことは色々なところで実施されているのですか?

石川氏:いえ、あれも今回が初めてです。「League of Legends」に5つのポジションがあると伺って、その設定を活かした形で投票箱を作ってみました。

――日清さんというと、e-Sportsに協賛する前から、オリンピックを初め、陸上やサッカーなど様々なスポーツ競技に協賛していますが、今後、e-Sportsもスポーツのひとつとして協賛の輪を広げていく形になるのですか?

石川氏:未定です。

――e-Sportsでは、e-Sportsチームやチームに所属し、エースとして活躍する選手などが存在しますが、彼らに対するスポンサードについてはいかがですか?

石川氏:そちらも同様に未定です。

――今回のイベントへの協賛はまさにトライアルと言うことだと思うのですが、大きな効果が見られた場合、継続的、あるいは拡大する形での協賛という展開もありうるということでしょうか?

石川氏:未定です。

――では質問を変えますが、日清さんでは、いまゲームに関する取り組みはどのようなことをやられているのですか?

石川氏:弊社でのゲームに対する取り組みは、それこそファミコンの時代から継続的にやらせていただいています。ヤキソバンのゲームとかですね(笑)。ただ、直近の取り組みで言うと、今回のe-Sportsイベントへの協賛がそれに当たると思います。

――日清さんとして、e-Sportsに対して、こうなっていくと良いなというビジョンは何かありますか?

石川氏:「日清のとんがらし麺」もe-Sportsと似た立ち位置だと思うんですね。まだ一般まで広まっているという段階までは至っていないですし、もっと広まって欲しいし、もっと体験して欲しいというところは同じだと思います。我々のオンラインストアも、最近リニューアルしたばかりでして、ぜひ皆さんに知って欲しいし、体験していただきたいと思っています。今回の協賛を通じて、e-Sportsファンと日清食品がコミュニケーションを取り合うきっかけになればいいなと思っています。

――ゲームファンに向けてメッセージをお願いします。

石川氏:今回「日清のとんがらし麺」をご紹介いただく機会をいただきましてありがとうございます。ぜひ1度食べていただきたいんですね。仰っていただいたように食べていただくとその美味しさがわかると思います。ただ、辛い商品ですので、むせる可能性もありますので、ぜひ食べる際は、PCと距離を取っていただいて安全な状態で食べていただければと思います(笑)。

――ありがとうございました。

【「日清のとんがらし麺」1個プレゼントクーポンコード】

UhE2ptOxeHCXQn40
※クーポンのご利用は、2,000円以上(税別)お買い上げの方が対象となります。
※クーポンの有効期限は、11月3日~12月31日23時59分59秒まで!

【クーポンコード利用ガイド】
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