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米Rockstar Games、「RED DEAD REDEMPTION」日本上陸記念発表会を開催
発売日は10月7日! 史上最高の西部劇がついに日本上陸


7月28日開催

会場:ZEST CANTINA

 


 米Rockstar Gamesは7月28日、東京恵比寿のZEST CANTINAにてPS3/Xbox 360向けアクションゲーム「RED DEAD REDEMPTION」の日本上陸記念発表会を開催した。

 この発表会は、ゲームの開発元であるRockstar Games自らが主催するという非常に珍しいイベントで、日本でのパブリッシングを担当するグループ子会社のテイクツー・インタラクティブ・ジャパンの2社合同のスタイルで各種発表が行なわれた。

 「RED DEAD REDEMPTION」の日本での発売日は2010年10月7日。発売プラットフォームはプレイステーション 3とXbox 360で、価格は7,340円。CEROレーティングはZ(18歳以上のみ対象)。また、初回特典として特別なコスチューム「冷血の暗殺者」と、本作のサウンドトラックがダウンロードできる「スペシャルコンテンツコード」が封入されることなどが明らかになった。さっそく発表会の模様をお伝えしたい。

【「RED DEAD REDEMPTION」日本語版トレーラー】



■ 西部劇をモチーフにしたRockstar Games最高傑作がいよいよ日本上陸

デモプレイでゲームを紹介した、Rockstar Gamesで本作のプロデューサーを務めるリッチ ロサド氏
初公開の日本語版スクリーンショット。本作は英語音声日本語字幕となる

 「RED DEAD REDEMPTION」は、米Rockstar Gamesが開発したアクションゲームで、北米では5月21日に発売され、500万本以上のセールスを記録している。ゲームのモチーフは西部劇で、1911年のアメリカを舞台にしている。「RED DEAD REDEMPTION」は西部劇版「Grand Theft Auto(GTA)」ともいうべき作品で、プレーヤーは広大な開拓時代のアメリカ西部を旅しながら、ストーリーを進めていく。

 イベントでは最初にRockstar Gamesのマーケティングスタッフが挨拶を行なった。マーケティングスタッフは「『RED DEAD REDEMPTION』は僕らが『Grand Theft Auto』シリーズで学んだ“オープンワールドゲーム”の技術を注ぎ込んだ作品です。我々はこの作品が今までの最高傑作だと捉えています。マルチプレイも今までの作品にはない体験を提供できました」と語った。

 続いて、本邦初公開となる日本語字幕付トレーラームービーが上映された(上記掲載)。ゲームの雰囲気が垣間見え、独得の演出が楽しいムービーとなっている。ムービーの後、Rockstar Gamesで本作のプロデューサーを務めるリッチ ロサド氏が登壇し、本作の日本での発売日が10月7日であることを発表した。

 ロサド氏は「今日は、ツアーガイドとして『RED DEAD REDEMPTION』を紹介したいと思います」と語り、デモプレイで本作のポイントを紹介した。ロサド氏は2つのミッションとフィールド、ゲームの特色を説明した。こちらは後で詳しく取り上げたい。

 「RED DEAD REDEMPTION」の主人公ジョン・マーストンはかつて無法者だったが、足を洗い、妻子と共に平和な時を過ごしていた。しかし妻と子供を連邦当局に人質に取られ、ジョンはかつての仲間を捕らえるため、再び荒野に踏み出さなくてはならなくなる。馬と共に旅し、墓堀や保安官、ならず者など様々な人々とドラマを繰り広げる。Rockstar Gamesならではの濃厚なストーリーが体験できる。

 フィールドは天候や時間で多彩な顔を見せる。数人の人々が住む小さな村や、荒野に沈む夕日、うち捨てられた教会、煙を吐く蒸気機関車など、歩いているだけで旅情気分が味わえる。ならず者達との早撃ちの決闘や、投げ縄で野生馬を捕まえ、背に飛び乗っておとなしくさせるなど西部劇のエッセンスに溢れており、西部劇の主人公になったような気分に浸れる作品だ。

 ロサド氏の説明の後、登壇したテイクツー・インタラクティブ・ジャパンのスタッフは改めて「RED DEAD REDEMPTION」が欧米で既に500万本以上のセールスを記録していること、欧米のレビューで極めて高い評価を得ていることを紹介した。続いて、初回特典の内容を明らかにした。封入されるコスチューム「冷血の暗殺者」は、時間の流れがゆっくりとなり、より正確な射撃ができる特殊能力「デッドアイ」のゲージの回復速度が2倍になるという特殊能力が付与されている。また、サウンドトラックはCD1枚分の曲目が収録されているという。

 プロモーション戦略としては、東京を中心に10以上の地方都市圏でTVCMを展開、MTVとのタイアップ番組や、秋葉原や渋谷、大阪や名古屋での屋外ビジョンを使ったアピール、さらに2010の東京ゲームショウでもプロモーションを行なっていくとのことだ。「Grand Theft Auto IV」を超えるプロモーションを展開していく予定だという。


今回のイベント会場となったZEST CANTINAはアメリカ南西部のキャンティーナ(酒場)をイメージしたレストラン。「RED DEAD REDEMPTION」の雰囲気にぴったりのロケーションだ



■ 手強いAI、各地で違う植物層、資料によって作られるリアルな建物……西部劇ゲームの決定版

ロサド氏は楽しげにデモプレイを解説し、質疑応答でもメディアに手を振るなど、気さくに取材に応じた
「RED DEAD REDEMPTION」では視界にある全ての場所に行くことができ、そして触ることができるという。場所によって植物や動物、建物などは変化する。リアルな西部の世界を旅できるのだ

 イベントではリッチ ロサド氏による細かい解説を交えてのデモプレイで、ゲームのディテール、そしてスタッフの思い入れが紹介された。ロサド氏が最初に紹介したの保安官と共に行動するミッション、ジョンの友人の女性ボニーを救い出すのが目的だ。彼女は無法者に囚われており、保安官とジョンが捕らえた囚人との人質を交換するために、無法者達のアジトに向かうこととなる。

 しかし無法者達はいきなりこちらの人質を撃ち、こちらを激しく攻撃してくる。さらにボニーを絞首台にかけ、足場を蹴り飛ばす。敵の数は多く、弾丸を浴びせ続けるため、ジョン達はボニーの元に駆け寄ることができない。ボニーが窒息死してしまう前に、ジョンは彼女の元にたどり着けるのか?

 ここでロサド氏は、物陰に隠れるアクション、離れた敵にはライフルを使い、近くの敵には拳銃を連射するといった戦い方を紹介。敵のAIは賢く、物陰に隠れるだけでなく、片方が隠れているときにもう1人が攻撃など連携もしてくる。これらの敵を蹴散らすには時には大胆に前進することも有効だ。デモプレイではボニーの首を絞めるロープを時間をスローにし、正確な射撃ができる「デッドアイ」で救い出して見せた。

 次にロサド氏はフィールドのシステムと特色を説明。「RED DEAD REDEMPTION」では第一部は「ニューオースティン」というアメリカ南西部で物語が展開する。当時の植物層、地形、動物を細かく調べ、再現している。さらに荒野にはメインストーリー以外にも馬が暴走して助けを求めるひとがいたり、ならず者が人を襲っていたりとイベントが散りばめられている。街に向かうだけでも様々なイベントが起こり、同じ道を進んでも、毎回違った旅路になるという。

 プレーヤーの足となる馬も、毛並みから外見、性能などに違いがあり、より強い脚力を持った馬を荒野で捕まえる、といったこともできる。また当時の人々の風俗も膨大な資料でリアルに仕上げており、街の中ではポーカーなどのゲームもできる。賞金首を追いかけることも可能で、生け捕りにすればより高い賞金と「名声」を得ることができる。

 「名誉」、「名声」というのもゲームの展開を変える要素で、例えば街の中で人を傷つければその瞬間賞金首となり、保安官に追われる身となる。保安官の追跡は一定時間逃げればその場はしのげるが、以降も賞金首としてバウンティーハンターに狙われ続けることとなる。

 デモプレイでは第2部の舞台となる「メキシコ」も見ることができた。ストーリー的な繋がりはまだ不明だが、第2部ではジョンはメキシコ政府に協力し、反乱軍と戦うことになるという。背の高いサボテン、白い砂と見た目からニューオースティンとは全く違う。建物も真っ白な漆喰とオレンジ色の瓦屋根で、西部の街とは異なっている。ロサド氏は「RED DEAD REDEMPTION」では探索する楽しみも大きいと語る。

 この後、「激しい戦いの例」として、メキシコの革命をたくらむ反乱軍との戦いを紹介。ここでロサド氏が注目点と上げたのは仲間の賢さだ。敵はもちろん、仲間がきちんとプレーヤーを援護し、後ろから撃つようなことがないように苦心したという。

 ちなみに、今回のデモプレイでは紹介されなかったが、マルチプレイでは最大16人までの対戦プレイが可能だ。また8人でチームを組み、ギャングとして悪投の隠れ家を襲うなど協力プレイが楽しめる。他のプレーヤー達と馬を並べて荒野を疾走できるのは、シングルプレイとひと味違ったゲーム体験となりそうだ。

 デモプレイの後行なわれた質疑応答では、いくつかの気になるポイントも明らかになった。「RED DEAD REDEMPTION」では敵を列車に轢かせたりと残酷表現を含むアクションもできるが、ロサド氏は「各国ならではの価値観・文化はあるが、日本でもできるだけ表現などは変えずにリリースをしたい」と語った。

 欧米では既にマルチプレイのDLCが発売されているが日本ではどうなるのか? この点についてロサド氏は「DLCは我々の大事な戦略だ。そして各国で差があってはいけないと考えている。日本でももちろんDLCは展開する予定だが、まだその時期や状況についてはコメントできないが、今後の発表を楽しみにして欲しい」という。

 今回のデモプレイではゲームの詳細な部分が紹介され、本作ならではのシステム、スタッフのこだわり、情熱をきちんと感じることができた。ロサド氏には後日インタビューでさらに質問を重ねる予定だ。こちらも楽しみにしていただきたい。


本作のスクリーンショット、キャラクターの服から建物、空気感まで、全てからこだわりが感じられる。右のスクリーンショットのコスチュームが初回特典の“冷血の暗殺者”

(C) 2005-2010 Rockstar Games, Inc.